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入新井第五小学校
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6年生 租税教室

更新日:2024年9月18日

本日、6年生は社会科の学習の一貫として、外部講師を招いての租税教室を行いました。
「税」の学習は、1学期の政治経済の学習の中でも行ったのですが、そのときにも「消費税はなくしてほしい。」「物を買ったのに、なんで余計なお金を支払わなければいけないんだ。」という話が出ていました。
今日は、そんな日々の税金にかかる思いも胸に秘めながら授業を受けました。
まず確認されたのは、税金の種類についてです。
こども達からは「消費税」「所得税」「固定資産税」「住民税」などが挙げられ、どのようなものにかかる税なのかを教えていただきました。その中から、こども達にも関係する「消費税」を中心に話が進められました。
1年間の税収として、消費税はどのくらいあるのかという問題について考えていきました。答えは100兆円。こども達は「そんなにあるんだ!」と驚いた様子でした。しかし、その金額を1万円札を重ねて表現すると、富士山と比べてどのくらいの高さになるのか?という質問が続きます。こどもたちは「え!?」と困った様子。「さすがに富士山よりは・・・。」とつぶやいていると、「富士山の何倍なのでしょう?」という話に。一気にザワザワするこども達。正解は、富士山の300倍という結果に、驚きを隠せない様子でした。

一通り基本的な説明が終わると、今度は用意していただいた映像資料を見て学ぶ時間となりました。
内容は、「もし税金がなくなったら生活はどうなるか。」というものでした。小学生の主人公は、ゲームを買って消費税を支払わなければいけないことに腹を立て、「みんなのために税金がなくなればいいのに。」と願います。すると時間が戻り、世の中から税金がなくなっていました。最初こそ喜ぶのですが、生活を進めていく中で主人公の周りに様々な異変が起こります。
例えば、ごみが収集されないので、町中がごみの山。事故にあっても救急車が呼べない。交番に行ったら警察官からもお金を請求されてしまいます。さらには、公園がなくなり、学校にも行けなくなり、老人が働き続けないと生きていけない世の中に。税金を支払っていた頃とは大きく変わってしまっている事実を実感することで、主人公は次第に絶望していきます。そして、最終的には「税金を戻してほしい。」と願い、世の中は元に戻ります。こども達は真剣な表情で、その映像を食い入るように見つめていました。
租税教室を通し、自分たちの支払う税金がどのように使われるのかを改めて知ったことで、税の大切さを確認することができました。

6時間目には、学んだことを生かして「税の標語」を考えました。
「守ろうよ みんなの笑顔 税金で」
「税金の ありがたみを知り 大切に」
「税金は 明るい未来 つなぐバトン」
といったように、なかなかよく考えられた作品もあり、よい学びの機会になったことが嬉しく思いました。
これからの未来でも、私たちの暮らしを支える税金については、正しい知識をもって生活していってほしいと思っています。

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