6年生 おおた未来づくり「わたしたちにできること~こども防災訓練~」
更新日:2024年11月27日
今回の研究授業は6年生のおおた未来づくり「わたしたちにできること~こども防災訓練~」でした。
おおた未来づくりとは、ゼロから一を生み出す創造力を育てること、地域の多様性を活かすことなどを目標に取り組む大田区独自の教科です。来年度よりの実施予定ですが、それに向けて先行し実践を行いました。
地域の方からの要望で6年生児童が企画したこども防災訓練に、5年生児童、5・6年生保護者が避難者役として参加しました。
他にも学校運営協議会委員や地域防災拠点会議の方などが参加し、集まったのは児童を含め役150名と、かなり大規模な防災訓練を行いました。
6年生児童が避難者受付、誘導などの仕事を分担し、行いました。
停電の想定のもと、真っ暗な体育館で避難体験をしました。
「床が硬くて冷たくてつらい。」
「友達と座っているからいいけれど実際は知らない人ばかりかもしれない。」
避難者役の5年生の声です。
この経験を通して、自分が本当に避難することになったらどうなるだろう、と考える機会となりました。
地域の方からは
「電子メガホンを通した声よりも、こどもたちのよく通るそのままの声のほうが聞きやすいし、気持ちがいいわ。」との感想をいただきました。
町会長の方より、こどもたちの頑張りをほめていただくとともに、慢心せず進んでいこうとの励ましもいただきました。
相手の立場にたって、温かい声をかける6年生の姿がたくさん見られました。
これらの経験を活かし、自分にできることはないか考えて行動できる、地域で活躍する人に育っていってほしいと願っています。