4年生 ニッセイ劇場鑑賞教室
更新日:2025年6月20日
6月18日(水)に、千代田区にある日生劇場へ行って、ミュージカル「ジャック・オー・ランド~ユーリと魔物の笛~」を鑑賞しました。
物語の主な登場人物は、人間にだまされた経験から、信じる心を失い、人間を遠ざけるようになった魔物の王「ジャック・オー」、友達を助けたい一心で魔物の街に忍び込んだ人間の「ユーリ」、魔物と人間が再び仲良く暮らせることを願う魔物の「コブ」の3人です。他にも、人間の女の子「エル」や、魔物の街のスパイ「ものみ鳥」など、魅力的なキャラクター達がたくさん登場し、こどもたちは前のめりでミュージカルを鑑賞していました。劇あり、歌あり、ダンスありのあっという間の2時間で、閉幕の際には、笑顔で一生懸命に拍手を送る姿が見られました。
鑑賞後にこどもたちから感想を聞くと、「裏切られて誰も信じられなくなったジャック・オーがかわいそうだった。」「一人で二役演じている人がいてかっこよかった。」「歌もダンスも素晴らしくて、学校の行事で見ることができて本当によかった。」「今年は学芸会があるから、自分たちも真似してやってみたい。」など、様々な刺激を受けた様子でした。
鑑賞後は、日比谷公園に移動して昼食をとったり、公園内で遊んだりしました。友達と向かい合っておいしそうにお弁当を食べたり、順番をゆずり合って遊具を使ったりしており、集団で校外に出て活動するよさが感じられました。また、元気に駆け回って汗だくになりながらも、帰りの駅への移動時や電車に乗る際にはしっかりと気持ちを切り替え、公共マナーを守って行動する姿が立派でした。
「信じる心」について語りかけてくれた「ジャック・オー・ランド~ユーリと魔物の笛~」。こどもたちがニッセイ劇場鑑賞教室を通じて感じた様々な思いについて、ご家庭でも話題にしていただけると嬉しいです。