4年生 理科「雨水のゆくえ」の学習
更新日:2025年7月10日
4年生の理科の「雨水のゆくえ」の学習では、雨が降った後の地面の様子について学んでいます。今回は、地面の土や砂のつぶの大きさによって、水の染み込み方がどのようにちがってくるのかを実験しながら考えました。
花壇の土と砂場の砂では、どちらが速く水が染み込むかを予想したところ、どちらのクラスも考えが半分に割れました。予想を発表する際には、おばあちゃんの家の畑を手伝った時の経験や、いつも遊んでいる公園の水はけの様子から考えたり、友達が知っていそうなゲームを例に、粒の大きさによって粒の間にできる隙間の大きさが違うことを説明したりと、生活経験から予想を立てる力が身に付いてきています。聞いている子たちも「確かに!」と頷いていました。
さあ、いよいよ実験です。土と砂以外の条件をそろえ、せーので水を注ぐと、「砂の方はもう水がなくなったよ!」「土はまだ上に水が残っているね」などの声があちらこちらから聞こえてきました。土の方が速く染み込むと予想していた子たちも、実際に自分の目で違いを確認できたことで、つぶの大きさが水の染み込む速さに影響していることを理解することができました。
まもなく夏休みとなります。ぜひご家庭でも、様々な理科の「芽」に触れてみてください。