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4年 左官職人の方へインタビューをしました

更新日:2025年10月3日

4年生の総合的な学習の時間では、「仕事のこだわり探検隊」という学習を進めています。1学期は、大田区の伝統的な産業である海苔作りから興味を広げ、歴史ある守半海苔店さんのCM作成をしました。海苔づくりにかける情熱や、お客様への思いなどが伝わるような動画を作成する中で、こだわりをもって仕事をされていることを知りました。そこから「仕事へのこだわり」に対する興味を広げ、お家の人がどのような「こだわり」をもって仕事に取り組んでいるのか、インタビューを通して調べました。報告会では、お家の人の仕事への思いや意識していること等、さまざまな「仕事へのこだわり」を聞き、こどもたちは、「もっと様々な仕事をしている人に話を聞きたい」という思いをもちました。
今回は、入五小のこどもたちが日頃よりお世話になっており、入新井二丁目北町会の会長であり、左官職人をされていた「鴇田さん」をゲストティーチャーとしてお招きし、インタビューをしました。仕事の内容や扱う道具、仕事にかける思いなどについて伺うことができました。こどもたちが次々に質問をしても、1つ1つ丁寧な受け答えをしてくださいました。
インタビューを通して鴇田さんは、「仕事を始めた頃は、道具も重いし大変だし、正直やりたくないと思っていたこともあったよ。」という、本音の部分も教えてくださいました。他にも「職人の世界は5年で1人前になると言われていたが、5年間という時間を費やしても、とても自分が一人前になれたような気がせず、10年を過ぎてやっと少し自分の思う通りに仕事ができるようになったよ。」「何年たっても全てが思い通りにはならず、今でも難しいと感じることがあり、職人の世界は一生の勉強だと感じるね。」と、一人前の職人として仕事を全うした今でも、様々な思いを抱えながらお仕事をされていたことを語ってくださいました。さらに、いつも大切にしている思いとして、「きれいな仕事をすること」「与えられた仕事をきちんと終わらせること」「人に迷惑をかけないこと」を心掛けていることも教えてくださいました。
インタビューの最後、こどもたちに向けて伝えて下さった言葉が特に印象的でしたので紹介します。
「どんなことも最初から上手くなんてできない。でも続けることが大切。毎日毎日、真剣に続けていくことで気付いたら、できるようになっていくもの。一人前になるということは、そういうことかもしれない。」
4年生は、その話を真剣に聞いていました。そして、最後にサプライズとして、鴇田さんから「聞いているだけだと分からないこともあるから、実際にやってみるか。」と声をかけてくれました。その提案にこどもたちは「ぜひ体験してみたい!」と、みんなが興奮し、インタビューが終わりました。
調べ学習だけでは分からない、「職人」と呼ばれる職業に就いた方の日々の仕事への思いを教えていただくことができ、貴重な学びの場となりました。次回の体験も楽しみにしています。

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