こども防災訓練のリハーサル
更新日:2025年12月16日
4年生の国語では、「もしものときにそなえよう」という、防災についての学習を行っています。そこで、12月17日(水曜)に行われる、6年生の「こども防災訓練」のリハーサルに、4年生も避難者役として参加させていただきました。
事前の学習で、防災訓練に参加する際に見たいことや知りたいことを交流しました。「避難所はどんな状況なのか。」「怪我人やペットを連れた人への対応はどうするのか。」「自分たちは冷静に避難できるのか。」など、様々な疑問をもつことができました。
リハーサルでは、避難所の受付や体育館での生活を体験したり、6年生が調べた災害への備えについての発表を聞いたりすることができました。4年生の児童にとって、これまで深く考えてこなかった災害を、自分事として捉えるよい機会となりました。
リハーサルに参加した児童の感想からは、「震災は他人ごとではなく、自分の人生の中でもあるかもしれないという意識をもちたい。」「毛布の数が足りず、さらに冷たい床で寝なければならない時に、緊急地震速報が鳴ったら、眠くても寝られないと思う。」「避難を手伝ってくれる人も、避難をしてくる人も皆不安だと思うから、お互い助け合うことが大切だと感じた。」といった内容のものが多く見られました。避難所の状況を実際に体験することで、テレビ画面だけでは伝わらない苦労や思いを感じることができたようでした。
今後の4年生では、体験を通して学んだことを生かしながら、自分たちにどのような備えができるのかを考えたり、調べたりして、文章にまとめる活動を行っていきます。また、6年生は17日(水曜)に、保護者や地域の方にも参加していただき、こども防災訓練を行い、防災への取り組みについて大人の人と一緒に考えていきます。
