4年生 身体障がい理解教室
更新日:2026年1月27日
4年生の総合的な学習の時間で、「身体障がい理解教室」が行われました。視覚障がい、聴覚障がい、肢体不自由の障がいをもつ方を講師にお招きし、講話と、白杖や車いすの体験、手話教室をしていただきました。
こどもたちは、事前に、障がいがある人がどのような生活をしているのかなど、調べました。調べ学習を通して、「実際にはもっとたくさんの困り事があるのではないか」「生活をしやすくするための工夫があるのではないか」「自分たちにもできることはないのか」という疑問をもつようになりました。
講話では、講師の方から障がいがあることになった経緯や、生活の仕方について説明をしていただきました。また、それぞれどのような苦労があるのか、どう助けてもらえたらありがたいのか等、こどもたちの疑問にも具体的に答えていただきました。基本的な知識を身に付けることができ、体験活動への意識を高めることができました。
体験では白杖体験(視覚)・手話体験(聴覚)・車いす体験(肢体)に分かれ、それぞれが希望した場所で体験をしました。
白杖体験では、介助役と視覚障がい者役に分かれて、段差や細い道のあるコースを、アイマスクをしながら歩きました。こどもたちは、目が見えない中で歩くことの怖さを実感していました。
手話体験では、あいさつやお礼の手話の動作を習ったり、手話以外のコミュニケーションとして、身振り手振りなどのジェスチャーを使って伝え合う活動をしたりしました。体験を通して、声による会話がなくても、さまざまな方法でコミュニケーションがとれることに気付きました。
車いす体験では、大きな段差や細い道を、車いすに乗って移動しました。車いすの扱い方はもちろん、乗る側の不安定さや、介助側の責任や心遣いについて学ぶことができました。障がい者と介助者の両方を体験したからこそ、理解を深めることができた様子でした。
学習を通して、こどもたちは「障がい」について理解を深めることができました。
【児童の感想】より
・実際に車いすに乗ったり押したりする体験を通して、乗る側も押す側も、どちらも大変で驚きました。特に押す側は、人の命を預かっていることがよく分かり、貴重な学びとなりました。
・僕は今まで、障がいのある方を見かけても、声掛けせずにスルーしていました。でも、今日たくさんの方から話を聞いて、いろいろ大変なことが分かり、自分の考えが変わりました。これからは、自分から声掛けをしたいと思います。こんなに考えが変わると思わなかったので、体験ができてよかったです。
・障がいというのは、どんな障がいでも苦労するし、たくさんの壁にぶつかると思っていたけれど、どんな障がいがある人でも明るく精一杯生きることを楽しんでいることが分かり、意識が変わりました。
・一度きりの体験でしたが、今までよりもずっと深く理解できた気がします。今回の学びから新たな興味がわいたので、「バリアフリー」や「ユニバーサルデザイン」についても、もっと深く調べたくなりました。今度は、自分たちがこの学びの成果を伝えることで、次へと意識してつないでいくことが大切だと気付きました。
