校長挨拶

　
大田区立多摩川小学校のホームページへようこそ！

　本校は令和5年４月１６日で開校６8年になります。
　全長１３０kmを超える大河・多摩川の畔に位置し、その自然環境を題材に川辺と地域の
学習に力を入れています。また、全面芝生の校庭は子どもたちの憩いの場となっています。
教室では「わかった！・分かった！・解った！」と子どもたちが目を輝かせて言える授業、
コミュニケーションを大切にした授業を進めています。

令和5年4月6日、例年になく温暖で、早い桜の開花、そして満開を迎え、多摩川小の
令和５年度の教育活動が始まりました。進級した２～６年生（４５７名）の中にぴかぴかの
１年生１００名が仲間入りし、全校児童５５７名、全１９学級での始業です。新年度の教職
員は、新規採用・転入を含め５６名（委託業者を除く）です。

新しい教室、新しい友達、そして新しい担任への期待でわくわくしながら登校してきた
子どもたち。全教職員で子どもたちの成長を見守る「学年担任」や「学校担任」を継続し、
児童一人一人の新たな思いに応えられるよう、教職員一同、力を合わせて参ります。

今年度は、大田区教育委員会が、令和元年に５年計画で策定した
「おおた教育ビジョン」＝“豊かな人間性をはぐくみ、未来を創る力を育てる”の最終年度、
仕上げの年になります。本校では、私が着任してからの3年、『力のある学校』を目指して
参りました。

すべての学習および生活を通して
「人とのコミュニケーションを大切にしながら、さらに高みを目指す児童」を育成します。
ここには、「対話的な学習を通して人間関係を築き、主体的に“できる喜び”や“できた喜び”
を実感させたい」という教職員の想いがあります。

学校の主役は子ども。一人一人に寄り添い、子どもの溢れる可能性や豊かな感性を大事に
していきます。そして良好な人間関係（高め合う集団）づくりをする中で、すべての人が
“笑顔で光り輝く学校”を目指します。

「知徳体（学びの力・心の力・体の力）」を三位一体で向上させ、そこに「保護者・地域
の力」もお借りして大きく増幅、その力を結集させて将来にも通じる「未来を創る力」を
育成する学校を目指します。

その実現のために、ここ３年間コロナ禍でやや停滞していた「保護者・地域の皆様への
公開」を更に拡充し、加えて「保護者・地域の皆様の教育活動へのご支援」等もお願いし

ていきたいと考えています。

「専門家にはなく初心者にあるもの、それは多くの“可能性”だ。チャレンジしなかったら、
成功するかどうかさえわからない！」（フィル・ナイト：ナイキ創業者の言葉）
子どもの可能性を伸ばすのは、私たち大人の責務です。コロナ禍の生活にも明るい兆し

が見えてきた今年。様々なことで「チャレンジの年」にしていきます！

大田区立多摩川小学校　　
校 長　 福 地 　伸