校長挨拶

　本校は、中原街道沿いの一丁目から、田園調布駅周辺の二、三、四丁目、多摩川に近い五丁目と南北に長い学区域であり、大正から昭和の初めにかけて、計画的な田園都市構想によって開発された街の面影を今も色濃く残している街にあります。
　また、多摩川台公園、宝来公園を始め、町並みにも銀杏並木、桜並木と樹木が多く、多摩川台公園には、国の史跡「亀甲山古墳（かめのこやまこふん）」を代表とする古墳群があり、歴史の香り高い地域で教育活動を行っている中学校です。

＜教育目標は、次の三つを掲げています＞
(1) 自ら学び　考え　行動する
(2) 思いやりの心をもち　正義を愛する
(3) 生命を尊び　健康に留意する

＜目指す生徒像は三点です＞
(1) 自ら学び、考え、判断し行動できる生徒
(2) やさしく思いやりがあり、たくましく生きる生徒
(3) きまりや規律を重んじ、社会生活に適応できる生徒

　本年度は「タブレット等ICT機器を活用した分かりやすい授業」、「思いやりや主体性を育む体験活動や学校行事」、「考え・議論する道徳」について一層の推進・充実を図ることを重点課題とし、こどもたちにとって田園調布中学校が一層「魅力ある学び舎、誇れる学校」となることを目指しています。
　これからの日本を担っていくこどもたち一人一人が、夢や目標をしっかりともち、自己実現を図ることができる学校づくりをしていきます。また、こどもたちが確かな学力を身に付け、毎日元気で楽しい学校生活が送ることができるよう、誠実にそして心を込めて教育にあたって参ります。

校長　田谷　至克