学区域
更新日:2024年4月9日
大田区は東京の東に位置し、東京湾に面している。神奈川県との県境には、多摩川が流れ、豊富な水資源がある。そして、古い時代から、多摩川を利用するための用水技術を用い、川とともに発展を遂げてきた。東の埋め立てが続く地域には、羽田空港を有し、高度経済成長を根底から支えた工場地帯が広がっている。企業数こそ減少しているものの、その高い技術力は世界から注目されている「ものづくり」の区でもある。
本校は昨年度(令和5年度)、開校95年を迎えた。蒲田から伸びる東急池上線の久が原駅周辺と環状道路八号線を越えた、東急多摩川線の鵜の木駅にはさまれた地域を中心に学区域としている。住宅街と戦前からある商店街と戦後にできた商店街があり、駅前商店街(久が原栄会商店街)の端に位置している。都会にしては、四季折々に鶯(うぐいす)や野鳥、カルガモなどの水鳥の飛来が多く、多摩川の河川敷が絶好の学習フィールドになっている。