5年　伊豆高原移動教室

5年生は、5月12日と13日の2泊3日で移動教室に行ってきました。

今回は、直前から台風の影響もあり、無事開催できるのかも心配な中で出発したのですが、終わってみれば最終日の天気も良く、とても充実した2日間となりました。移動教室は、学校では学べない様々なことを学ぶ場でもあり、体験活動を通してたくさんの力を身に付ける貴重な機会となります。
「自分たちのことは自分たちでやる。」
「どんな場面でも考えればわかることは、先生に聞かずに自分で考えて行動する。」
「次の活動のことを考えて、常に5分前行動を意識する。」
「自分勝手な行動をせずに、仲間と協力して生活をする。」
今回の5年生でも、集団行動について様々なことを指導しました。初日、出発式を終えてバスに乗り込んだ子どもたちは、悪天候ということもあり、初めての宿泊行事に緊張気味の表情でした。1つ1つ予定されていた行程を進めていく中で、時には注意を受けることや、やり直しをさせられる場面もありました。それでも、その経験を繰り返していく中で子どもたちは成長をしていくのです。初めから何もかもがうまくいくことなんてありません。仲間と協力し、自分自身の力で乗り越えていく中で、少しずつ着実に身に付けていくものだと感じています。

　2日目になると、初日に注意されていたことのほとんどができるようになっていました。全ての活動を終え、無事に帰ってきたことを報告する帰校式では、たったの2日間ではありましたが、それでも出発するときの表情とは明らかに異なる自信に満ちた表情を見ることができたことが嬉しかったです。
　それでも、5年生としての課題も見えました。最高学年に向けてまだまだ育てていかなければいけないこともあります。ここでの経験を今後の生活にも生かしつつも、改めて気を引き締めて取り組ませていきたいと思います。当日までの体調管理や持ち物の準備など、様々な面で協力していただきました保護者の方々、本当にありがとうございました。