11月11日 地域の防災訓練
更新日:2023年11月13日
入新井第五小学校では、地域の防災訓練が行われました。
今年度は水害被害を想定し、町会の方々が中心となって災害時の受け入れ訓練が行われました。
入新井第五小学校からも教員が参加し、地域の訓練に積極的に協力させていただきました。
朝9時から開始された訓練では、参加者をA・Bの2つに分け、避難者側と受け入れ側とでどちらの立場も経験
するといったものでした。
まずは、避難所の設営が最初の課題です。受付や健康管理を行う場所を作らなければいけません。学校全体を避難所として使うために、各教室を2次受付や健康管理室として準備を進めました。また、体育館を避難者受け入れ場所として、ブルーシートを2m区画として切り取り、避難してきた方々を受け入れる場所を確保しました。
全ての準備が整い実際に訓練が始まると、様々な課題が見えてきました。
受付でたくさんのことを聞いてしまうと、並んでいる人が後方まで伸びてしまい、避難者の列で危険なこと。人手が足りない中で、避難してきた人を誘導しきれていないこと。
実際の場では全員が素人であるため、運営側もどのように動いたらいいかを把握できていない中で、避難所として受け入れなければいけなくなります。その中で、今回の訓練の参加者が高齢者中心で進められたことが気になりました。もっと地域の防災意識を高め、若い方々も訓練に参加していかなければいけないという必要性を感じました。また私たち教員としては、高学年の児童に防災の意識を高め、実際に子どもとしても何か取り組ませることができないかという視点についても、今後は考えていきたいと思うようになりました。