5年生 たて割り班活動の引継ぎ
更新日:2024年1月15日
3学期も2週目に入り、たてわり班活動を企画、運営する立場を6年生から5年生に引き継ぎました。
今月実施予定のたてわり班活動を最後に、今後2回の活動は5年生が引き継いで運営をしていきます。2月からは全て自分達で計画をしていかなければならないため、この日は6年生に時間を設けてもらい、班ごと6年生が計画する場面に参加しました。
さすがだなと感じたのは、どの班の6年生も、とてもスムーズに計画を進めていたことです。5年生はその横で、一生懸命に説明を聞いたり、必要なことはメモに取ったりしながら、真剣な表情で計画に関わっていました。見ているこちらにも、その緊張感が伝わってくるほど、5年生は少しでも学ぼうという意識で取り組んでいたようです。来月から自分達が全て運営しなければならないことに不安な気持ちがあるからこそ、「やらなければいけない!」という気持ちが少しずつ芽生えてきたように感じられました。
6年生になれば、誰もが自然と成長をするわけではありません。「立場」が人を変え、「経験」が人を育てる。そして「思い」が人を成長させるのだとするならば、これら1つ1つの引継ぐ体験を重ねることが、一人一人の「最高学年に向けた意識」を高めることに繋がるのだと、私たちは信じたいと思います。今後は、クラブや委員会、そして6年生を送る会や卒業式といったように、卒業を控えた6年生から引き継ぐ場面が何度もあります。5年生として、背中を追いかけてきた6年生の横に並び、バトンを受け継ぐ準備を、一人一人が進めてほしいと思います。
5年生は今週末の学校公開で、その6年生に協力してもらいながら「子ども防災訓練」を行います。今回の震災を受け、自分達にも何かできることはないのかという思いで準備をしています。5年生全員が「やり切った!」という思いを抱き、自信をもって最終日を迎えられるよう、私たちも頑張っていきます。今年も、5年生への応援をよろしくお願いします。