いじめ撲滅宣言集会
更新日:2024年2月9日
2月7日(水曜)入新井第五小学校では、全校で「いじめ撲滅宣言集会」を実施しました。
大田区では近年、いじめにが増えていることが大きな課題になっています。
それを受け、本校でも年間を通して複数回の「いじめアンケート」を実施し、いじめの早期発見や細かな対応ができるよう取り組んできました。
今回は、集会委員会の子どもたちが、この入新井第五小学校の中から「自分達がきっかけとなって、いじめをなくすために何かできることはないか」という思いを胸に、真剣な気持ちで企画しました。
当日に向けて全クラスで、「いじめを起こさせないためにどんなことが大切なのか」を考える授業を道徳などで行い、その中で、自分達のクラスでは、どのような気持ちでいじめが起きないように取り組んでいくのかを宣言してもらうために、スローガンを考えてきてもらいました。集会では、それぞれのクラスが思い思いの宣言を行い、学校全体からいじめをなくそうという気持ちを高めました。
また、集会委員会からは、「こんな場面はないですか?」ということで、寸劇が行われました。それは、日常の中に潜む、「これっていじめかな?」「こんなことが続くと。嫌な気持ちになるかもしれませんよ?」という一場面を切り取って紹介することで、自分自身の何気ない行動や言動を改めて考えてみてほしいというメッセージを込めた内容でした。いじめというのは、誰の目にも止まるような、あからさまな場面ではなかなか起こらないのが現状です。先生や人の目に映りにくい中で少しずつ、心や体に攻撃をしていくことが多いです。また、中には、自分がいじめているといった認識が無いまま、誰かを知らず知らずのうちに傷付けていることも少なくありません。そのことを、集会委員会の子どもたちは伝えていました。
最後に校長先生からも、いじめについてお話がありました。「どんなに小さないじめであっても、いじめに悩んだり苦しんだりする子を少しでも減らしていきたい。」という気持ちが伝わってくる、いつも以上に思いのこもったお話だったように感じました。