6年生 国語「やまなし」
更新日:2023年11月14日
6年生 国語「やまなし」の学習の様子です。
「やまなし」は、宮沢賢治が書いた有名な作品の一つです。「やまなし」を読み進める前に、資料「イーハトーヴの夢」を読み、作者である宮沢賢治の生き方や考え方を知ることから始めました。人々が安心して田畑を耕せるように農業技術を勉強したり、病気で苦しい時でも農民の相談にのったりするなど、自分を犠牲にしてまでも人や自然のために力を尽くす賢治の一生を知り、“どうしてここまでできるのだろう”“何が賢治をここまで動かしたのだろう”と、子どもたちなりに考えをもち話し合っていました。
「やまなし」では、5月と12月の二つの場面で構成されています。それぞれの場面で出てくる色から、同じものでもあたえる印象の違いを考えたり、比喩表現や擬人法などの独特な表現の中から、特に心に残った表現について話し合ったり、物語の世界を自分なりに想像していきました。所々にある、賢治の思いや生き方を表現している部分を見つけるなど、想像していけばいくほど奥が深い作品だと感じました。