校長挨拶

ご挨拶
校長　横山　圭介
大田区立小池小学校ホームページをご覧いただきありがとうございます。
私は令和6年4月に着任いたしました　横山　圭介と申します。
どうぞよろしくお願いいたします。
古くから親しまれた名勝・洗足池のほど近く、「風致にひいずる　ここ池の台」と校歌に歌われる閑静な住宅街と、活気ある商店街に囲まれて建つ本校は、今年度で開校92年を迎えた伝統の学校です。
赤い三角屋根の二本の塔が特徴的な現在の校舎は、平成元年度に建てられました。学級教室と広いワークスペースがつながるオープン型教室、広いランチルーム、大きな体育館などの恵まれた学習環境の中で、800人を超えるこどもたちが、毎日楽しく学んでいます。
小学校にとって何より大切なものは「こどもたち」です。
6歳から12歳までの幅広い年齢のこどもたちが通う小学校は、学習をするところであると同時に、社会経験の練習をするところでもあると考えます。
教師という大人が見守る小さな社会で、様々な体験を通して喜びを感じるだけでなく、様々な困難や悲しみに出会うことも、こどもたちにとっての大切な練習です。
私たち教員は、こどもたちの小さな困難に寄り添い、その解決の手助けをするだけでなく、時には意図的にこどもたちの前にハードルを設置して困難に出合わせることもあります。
こどもたちは、学校という、たくさんの失敗ややり直しができる場所で、少しずつ困難を乗り越え、より広い社会に出て自律的に生きて行くための力を身に付けていきます。
また、学校はそこにかかわる誰にとっても「よい場所・よい存在」であることが大切です。
保護者にとっては、毎日こどもたちが多くの時間を過ごす学校が、信頼でき、安心してこどもを預けられる場所でなくてはなりません。
地域の方にとっては、92年の伝統のある、親しみあり愛すべき学校として、地域のこどもたちと関わり、共に育てるための場所となるでしょう。
そして、私たち教員にとっても、学校は働き甲斐のある、自らの職に誇りを感じられる場所としていくことが重要です。
本年度からは、教育課程特例校として、大田区の新設教科「おおたの未来づくり科」を先行実施し、地域とのつながりを大切にした未来に向けての学びを進めていきます。
引き続き、本校の教育活動にご理解とご協力をお願いして、私からのご挨拶とさせていただきます。