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校長挨拶

更新日:2025年11月6日

生徒が主役の学び 安心して学べる御園中

 本校は昭和22(1947)年5月5日、三島弥太郎子爵邸宅跡の三島ヶ原に開校した歴史と伝統のある中学校です。所在はJR京浜東北線蒲田駅、東急池上線・多摩川線蒲田駅西口から徒歩3分の大田区西蒲田にある交通至便な地です。学区域は広く商業地域と住宅が多い複合市街地の中心に学校があります。大田区池上に分教室として学びの多様化学校みらい学園中等部を設置しています。生徒は明るく校内は活気に満ちています。上級生を手本とする伝統、上級生が下級生の手本となり、ともに学び成長する文化を受け継いでいます。生徒に対する愛情をもち、温かい心と思いやりのある教職員が生徒の学びを支えています。「挨拶と笑顔が自慢の御園中」をスクールポリシーとしています。人権尊重の精神と自主自律を基本とし、多様な学びにより、生徒の可能性を引き出すとともに、自らの生き方を主体的・肯定的に捉え、社会とつながり、自立するための資質・能力を育成しています。

 教育目標は次の4つを掲げています。
人間尊重の精神を基本とし、自主的・意欲的に行動できる人間性豊かな生徒の育成を目指し、一人一人の可能性を限りなく伸ばしていく教育を推進する。
一、自他を尊重する生徒を育てる。
一、進んで学ぶ生徒を育てる。
一、心身を鍛える生徒を育てる。
一、社会に貢献する生徒を育てる。

 本校における生徒の特性及び学校や地域の実態等について3つの側面をご紹介します。
・生徒の実態と多様な学びの実現
 本校は、通常の学級に加え、昭和57(1982)年に特別支援学級(難聴通級指導学級)を設置し、令和3(2021)年には分教室として学びの多様化学校みらい学園中等部を開設、拠点校として特別支援教室(サポートルーム)の巡回指導を開始するなど、多様性を踏まえた特色ある教育課程を編成し、カリキュラム・マネジメントを推進しています。さらに、日本語を母語としない生徒への日本語初期指導や登校支援コーディネーターを中心とした校内別室(校内教育支援センター)の運営及びスクールカウンセラー・登校支援員等による登校支援、プレみらい(みらい学園中等部への転入学支援)の運用など、多様なニーズに応える体制を整えています。
・キャリア教育とおおたの未来づくり(キャリア探究)における学びの創造
 本校では総合的な学習の時間を中心としてキャリア教育を柱とする教育活動を推進しています。中学校2年生の職場体験をはじめ、地域や企業と連携した社会体験活動を通して、子どもたちは将来を主体的に考え、自らの進路を切り拓く力を培っています。さらに、みその学校サポート(地域学校協働本部)の支援を受け、地域人材を外部講師として招くなど、幅広い分野の学びを展開しています。こうした取組を通じて、子どもたちの生きる力を育くみ、学校と地域との絆を深め、持続可能な社会の創り手の育成へとつなげています。
 本校のある大田区は、羽田空港や製造業をはじめとする産業集積、先端企業、にぎわいあふれる商店街、閑静な住宅地と自然が調和し、東京の縮図と言われる地域です。地域の特性と立地条件から学校と地域との結びつきは強く、こうした地域性や豊かな歴史・文化を背景に、地域社会に根差したウェルビーイングの向上を目指して、おおたの未来づくり(キャリア探究)における学びを創造しています。
・地域との連携活動
 本校では、学校と地域が連携した活動が活発に推進されています。「子どもガーデンパーティー」「かまにしコンサート」「あじさい運動」「社会を明るくする運動」「学校防災拠点」としての活動などは、コミュニティ・スクールをはじめとする家庭、PTA、地域の多くの方々に支えられています。また、本校が中心となって学区域内の小学校や関係機関と連携を図る「あじさい校区連絡会」は、生徒たちの成長を地域全体で見守る教育環境の礎となっています。

 本校の学びについてご紹介します。授業力向上推進校、不登校対策事業実施校、学びの多様化学校みらい学園中等部設置校設置校、特別支援教室(サポートルーム)拠点校、特別支援学級難聴通級指導学級設置校としての特色を生かし、多様な学びをとおして個別最適な学びと協働的な学びの一体的な充実の視点による授業改善に取り組んでいます。また、令和7年度からは大田区教育委員会中学校版「おおたの未来づくり」研究実践校として教科等横断的な学習(STEAM教育)の研究実践に取り組んでいます。さらに、令和7・8年度大田区教育委員会教育研究推進校として探究的な学習(キャリア探究)の授業モデルの構築に取り組んでいます。特色ある教育課程の編成とカリキュラム・マネジメントを推進しています。

 御園中学校では各教科等の学びとともに学校行事や総合的な学習の時間の学びを重視しています。生徒たちは、各教科等の学習とともに集団活動をとおした人間関係形成、社会参画などの学習や実生活上の課題と結びつけて学ぶ教科等横断的な学習との往還関係の中、「習得」「活用」「探究」を繰り返しながら学びを深化させています。


学校長 古川 大輔

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御園中学校

住所:〒144-0051 大田区西蒲田八丁目5番1号
電話:03-3732-9328
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