校長挨拶
更新日:2025年4月6日
大森東小学校は『響育』~学校・家庭・地域の思いを合わせて~を大切にしています。
大森東小学校は昭和57年に開校し、現在は開校44年目に入りました。本校は海の近くにあります。学校の裏には大田区の「大森ふるさとの浜辺公園」があります。学区周辺地域は、昭和30年終盤頃まで、大森海苔の生産地として知られていた地域でもあり、現在は、大森海苔について詳しく学べる「大森海苔のふるさと館」も近くにあります.
緑も豊かで、近隣には大田区の「平和の森公園」もあり、校外学習に活用しています。また、この公園以外にも学区には大小の多くの公園があります。海に森(公園)にと、自然豊かな場所に位置しています。
特色ある学び
1 国際教育の推進
本校は「大田区教育委員会国際教育推進校」の指定を受け、OGC(おおたグローバルコミュニケーション)教育と外国語・外国語活動の学習を充実させて取り組んでいます。
★異なる国や地域の伝統や文化を尊重し、多様性を認め合える心情の育成
★英語やその他の言語を活用して、自ら積極的に 周囲とコミュニケーションを図ろうとする態度の育成
より良いコミュニケーション能力を高めるためにも、生活に役立つ英語力の向上も目指しています。
〇低学年・中学年は年間70時間のOGCタイム(外国語活動を含む)〇中学年のOGCタイムは少人数クラスでの学び
〇高学年は年間90時間のOGCタイム(外国語を含む)
〇OGCティーチャー(英語専科)とALTによるオールイングリッシュで学習を進めています。さらには、英語教育だけでは
なく、各教科横断的な学習を取り入れ、より充実した国際教育の学習に取り組んでいます。
2 体験活動(大東米づくり 海苔付け体験)
本校には「学校の水田」があります。5年生が「大東米づくり(大森東小のお米という意)」に取り組んでいます。
田おこし、代掻き、田植え、稲刈り、脱穀、そしてその年に収穫した「大東米」の試食会などの、体験活動を通して、
米作り(農業や生産活動)の苦労や喜びも一緒に学べています。
案山子づくりや脱穀後の藁を使ってお正月等の飾りづくりにも挑戦しています。
「スクールサポートおおひがし」と地域の「学習協力者」の方々のお力添えをいただきながら
学習活動に取り組んでいます。
3年生は毎年「大森海苔のふるさと館」の方を講師にお招きして、海苔付け体験を行っています。
網から取った(収穫)海苔を1枚の海苔に仕上げるのは、なかなか難しい作業ですが、
できあがった海苔の味は格別の様子です。
3 縦割り活動
本校は縦割り活動を活発に取り組んでいます。異学年で構成(1~6年)した縦割り班を作り、
1年間を通して、縦割り遊びや、縦割り清掃、そして縦割り給食など、異学年で講習する機会を多く設けています。
一緒に活動をすることで、上級生は下級生をいたわり、下級生は上級生に憧れる気持ちが育っています。
学校の周辺や校庭の花壇には多種の花木があります。
多種の花は校舎を華やかに飾っています。
米づくりも花の栽培も本校を応援してくださっている保護者の方はもちろんのこと、
多くの地域の方々にご協力をいただき取り組んでいます。
今年度も地域の学校として、こどもたちが楽しく充実した学校生活が送れるようにしていきます。
令和7年4月 校長 伊東 瑞穂
360Mediaを活用した授業