校歌【歌唱付き紹介動画あり】
更新日:2026年10月23日
大田区立志茂田小学校「校歌」紹介動画の掲載に寄せて
志茂田小学校の校歌は、開校の翌年(昭和36年、1961年)の6月30日に完成しました。
これまで、校歌は、志茂田小学校とともに流れた時代の数だけ歌われ、親しまれてきました。
歌詞は、校歌ができた当時の学校の姿やその時代の様子が、聞く人の心に描かれるように作られています。
「風はみどりに 光あふれる 白い校舎が 朝日にはえる」
この歌詞から校歌の1番が始まります。
特徴の一つは、「風」と「緑」という5月を表す言葉です。
校歌が完成したのは6月ですが、5月に歌詞を考えたのではないでしょうか。
作詞者の目には、緑の葉を茂らせた校庭の木々が、爽やかな風や太陽の光を浴びている様子が見えたのでしょう。
そして、きれいな白い校舎が、太陽の光を浴びてさらに白く輝き、今と同じように、この地域を象徴する建物だったということが伝わります。
「のびる日本の 力みなぎる 大工業の 集まるところ」
2番は、この歌詞から始まります。
志茂田小学校が、東京オリンピックの開催、新幹線の開通、東京タワーの建設、高速道路の工事など、日本が急激に成長していた高度経済成長期にできたということが分かる歌詞です。
そして、大田区、特に、蒲田地区にたくさんの工場が集まり、日本の成長を支えるものづくりが、今以上に盛んだったというメッセージも込められています。
「ひろい校庭 椎の葉しげり 富士もかがやく 青空はるか」
3番の歌詞は、この言葉から始まります。
「椎」というのは、1年中緑で、ほとんど葉っぱが落ちない元気な木の名前です。
新校舎になる前までは、校庭の中学校との境界に植えられた椎の木が、1年中緑の葉を茂らせていました。
また、今でも、校舎から青空の向こうに富士山が、冬の晴れた日には、特にきれいに見えます。
昔は、高い建物があまりなかったので、今以上に、きれいに富士山が見えたことと思います。
時代が変わっても、校歌は、志茂田小学校の昔と今と未来をつなぐ、志茂田小学校の卒業生と今のみなさんとこれからの志茂田をつなぐものです。
それでは、歌詞の場面や歌詞に込められた気持ちを想像しながら、校歌をお聞きください。
令和8年10月23日 大田区立志茂田小学校 第22代校長 桐田 裕貴
