校歌
更新日:2023年10月30日
校歌を作詞した室生犀星について
明治22年、金沢で生まれた室生犀星(むろう・さいせい)は、昭和3年に上京。最初は馬込町谷中に居を構えましたが、家族の健康を考え、4年後に馬込町久保763番地に新築転居しました。昭和37年に亡くなるまで、数多くの詩や小説などの創作活動に打ち込み、また近隣の小学校にも校歌の詞を提供しました。
馬込小学校の校歌は、室生犀星によって昭和14年に作られました。作曲は「春よ来い」「靴が鳴る」などで知られる引田龍太郎です。
馬込小学校校歌 作詞:室生犀星 作曲:弘田龍太郎
一、東海見ゆる 馬込校
富士の白妙 朝やけに
教えのみず葉 香ぐわしく
空にうつろい 光あり
二、友垣結ぶ 朝なさな
もろとも学べ 心もて
永き未来の しるべをぞ
きずきうたいつ 進むかな
三、春夏秋冬 うるわしく
花は色かえ もろもろに
みがきさえいる 道のべに
母校ひのごと 栄えのあれ