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教育目標

更新日:2024年4月3日

教育目標

 人間尊重の精神を基盤として、他者を思いやる心と生命を尊ぶ心を養うとともに、基礎的・基本的な学力を身に付けた 社会に貢献する生徒を育てる。さらに、自主性と創造性に富んだ、心身ともに健康で人間性豊かな生徒の育成を図るため、次の学校目標を設定する。

目標を達成するための基本方針

1.これまでの12年間にわたるユネスコスクール加盟実績と研究成果を生かし、今年度もSDGsの達成に向けESDを実践し、持続可能な社会の担い手を育成する。SDGsカレンダーを作成し、各教科、道徳、総合的な学習の時間、特別活動等、学校の教育全体を通して持続発展教育の充実を目指し、カリキュラム・マネジメントの工夫や「主体的・対話的で深い学び」を実践し、ESDとの関連を図った学習活動を工夫する。その中でユネスコ・アジア文化センターの協力のもと、日本全国、世界各地の学校と交流し、「主体的・対話的で深い学び」を目指す「六中式単元指導過程」、六中ルーブリックの向上、SDGsカレンダーを提案する。また、シビック・アクション促進に向けた環境教育プログラムの実践を重ね、「変化に対応する教育」から「変革をもたらす学び」へつなげるモデル教育プログラム作りを検討し、生徒のパートナーシップを育む。

○基礎的・基本的な学力の確実な定着と体力の向上、課題解決能力を培う教育の充実を図る。

 ア 授業の挨拶、授業規律、教育環境の整備、指導方法の工夫改善により授業に集中させ、真剣に学ぶ態度を育成する。

 イ 基礎学力の定着を図るため、理解や習熟の程度に応じた習熟度別少人数指導および習熟の程度を考慮した少人数指導を推進する。

 ウ 各教科が、大田区学習効果測定の結果や授業評価を踏まえ、明確な課題設定や具体的な工夫・改善を行う。その上で授業を展開し、定着状況を確認しつつ学習指導を進める。

 エ 大田区学習効果測定の結果を学習カルテとして活用し、学習カウンセリングを充実させて、家庭学習を支援する。

 オ 国語力向上のため、生徒がコミュニケーション能力や適切な表現能力を培えるよう言語環境を整える。読書学習司書を活用した学習支援計画と読書活動計画を作成し、朝読書をはじめとする読書活動を通して、生徒の読解力の育成と知的活動を推進し、豊かな感性や情操を育む。

 カ 「総合的な学習の時間」の創意・工夫を通して、生徒の主体的・体験的・創造的な課題・探究学習を支援し、自ら学び自ら考える力を培い、将来の生き方を見出すための「生きる力」を育む。

 キ 授業改善推進プランに基づいた小中一貫教育を一層推進し、小中の教科の系統性を重視した小中協働による授業の工夫を行い、生徒の個性・能力等を生かす指導に努める。区の教育施策である小中一貫を実のあるものとし、すべての生徒に質の高い教育を与えることを目指す。

 ク 各教科・領域の学習を通して、STEAM教育の視点を外部連携しながら取り入れ、ものづくりに関わる知識や技能の習得や、意欲を高める指導の工夫に努め、ものづくり教育の充実を図る。

 ケ 「東京都児童・生徒体力・運動能力、生活・運動習慣等調査」を元に作成した体力向上プログラムを活用した取組を実施し、体力の向上に努める。特に「一校一取組運動」の一環として、生徒の体幹プログラムを、保健体育科の授業の中で年間を通して実践する。その中でオリンピック・パラリンピック教育(学校2020レガシー)の充実を図っていく。

 コ 3年次の公費負担による実用英語技能検定、英検アプリ(English 4skills)の活用により、1年次から3年間を見通した3級以上の資格の取得を通して英語学習の意欲の向上を図る。また、日本漢字能力検定についても同様に扱い、取り組んでいく。

 サ 外国語教育指導員を活用し、英語学習の意欲の向上とともに、実践的なコミュニケーション力の向上を図る。

 シ 外国人及び帰国生徒に対して日本語特別指導(初期指導)を実施し、学校生活への適応と学習言語能力の向上を図る。

○心豊かな人間性の育成を図り、生徒一人一人と向き合い、特に生徒の社会性を育む教育を推進する。

 ア 学校教育全体を通して、人間としての調和のとれた発達を目指し、生命を尊び、社会の一員としての豊かな人間性を育成するために心の教育の充実に努める。

 イ 自他の受容力を養い、社会性を育成することによって、生徒の道徳性の伸長を図る。「規範意識向上プログラム」を活用し、道徳教育を教育課程全体を通して推進する。

 ウ 映画「めぐみ」の活用等により、人権尊重の精神に基づき、いかなる差別や偏見、いじめを許さない態度を養い、人権教育の推進を図る。

 エ 生命尊重週間の充実を目指し、人権尊重週間を基盤に、救急救命講習や地域・協力団体と連携した防災学習に取り組む。また、「SOSの出し方に関する教育」について全校で行い、DVD教材を活用した授業については第3学年を悉皆として夏季休業前に1単位時間以上実施するなど、「命の大切さ」「心の教育」に重点を置いた指導を推進する。第1学年については、生命(いのち)の安全教育を実施する。

 オ いじめや問題行動の未然防止のため、学校生活調査(メンタルヘルスチェック)、WEBQU等を活用し、生徒理解を基にした健全育成を徹底する。また、スクールカウンセラーも加えた生活指導部会を週一回行い、全校で組織的な指導を行う。

 カ 大田区立中学校生徒海外派遣事業により生徒の豊かな国際感覚を育み、外部の団体と連携して、外国の方々と直接ふれあう機会を設ける。また外国語教育指導員による英語カフェを実施し、国際理解教育の充実に努める。さらに英語科教員の研修を推進し、指導力の向上を図る。

 キ 連合学芸会や各教科展、中学校オーケストラ鑑賞教室等の行事参加を通して、豊かな心の育成を図る。

 ク 大田区立中学校に係る運動部・文化部活動の方針に則した部活動を実施し、生徒にとって望ましい環境を構築する。

2.開かれた学校づくりを推進する。

 ア 「開かれた学校」を推進するために、「地域教育連絡協議会」、「道徳授業地区公開講座」、「年3回の学校公開日」、「保護者アンケートの実施」、「適正な授業評価」、「自己評価報告書の計画・報告書のホームページでの公開」、「学校関係者評価」等を通して地域社会や家庭との連携を深める。すべての生徒に質の高い教育を提供することで、地域の期待や信託に応える。

 イ 生徒による地域でのボランティア活動や地域からのボランティアの受け入れを通して、地域・保護者とともに生徒を育てるネットワークを構成し、六中生を心から愛する多くの方々のアイディア・思いを結集して学校教育に生かす。

 ウ 大田区立中学校部活動指導員、学習支援員の活用や学校支援地域本部との連携を通して、地域の教育力を積極的に活用した豊かな学びの場を提供する。また、学校経営支援本部を設置し、副校長アシスタントをはじめとする所属メンバーにより学校経営の円滑な推進を図る。

3.教員の指導力の向上を図る。

 ア 指導教諭による模範授業の参加、校内OJTの実施、ICTの活用、カリキュラム・マネジメントの工夫、「主体的・対話的で深い学び」 等の指導方法を研鑽し、SDGsを念頭においた各教科の授業力の向上に努める。評価規準を精査し、指導と評価の一体化を図る。また、専門性向上ウィークと授業改善推進プランを活用して教員の指導力の向上を図る。

 イ ユネスコスクールのネットワークの活用、外部専門機関との連携、および外部講師を活用した校内研究により、SDGs、ESDについての研修を深める。

 ウ 人権教育、校内委員会、UD、「読み書きアセスメント」等のアセスメントを活用した特別支援教育の充実や、学校教育相談等の研修を充実させ、「心」の教育における指導力を向上させる。

 エ おおたの教育研究発表会や各学校の教育研究推進校の研究発表会等に積極的に参加し、様々な教育課題についての研修を深める。

4.特別支援教育

 ア 学習指導要領の自立活動の内容を元に具体的な内容を定め、指導を行う。

 イ 巡回指導教員と丁寧な打ち合わせを行い、サポートルームアシスタントが校内委員会に参加することで、連携を密にする。

 ウ 特別支援教室で行われる指導の意義や内容がすべての教員、生徒、保護者に理解されるよう努める。

 

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