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特別支援学級

更新日:2024年5月13日

学級概要

大森第八中学校 特別支援学級の教育活動

 6組の授業は、国語・数学各3時間、社会・理科・道徳各1時間、学級活動2時間、音楽3時間、美術・英語・総合各2時間、技術・家庭4時間、体育5時間、計29時間の週時程で行われています。
 概ね、国語・数学は4グループ、社会・音楽・理科・美術・英語は2グループ、体育・道徳は学級全体、技術・家庭は6コースに分かれ、個々の生徒の課題に応じた集団を編成し、個別指導計画に沿って学習を進めています。
 各教科は日常生活に必要な基礎的な学力の向上と定着を目指しています。体育は医療相談等で理療の専門家のアドバイスも取り入れ、バランスの良い体づくりを心がけ、体力の向上を図っています。技術・家庭は将来の社会的自立の一助として、調理・刺繍・革工芸・木工・手芸・陶芸の実技指導を行っています。音楽、美術は専門家の指導により、表現する喜びを体験しています。総合的な学習は、主体的に活動する場として、生産活動(季節の野菜栽培等)、行事の事前・事後指導、進路指導等を行っています。
 校内では行事を中心に通常の学級と交流を行っています。運動会は学年毎の各学級に入り、練習を積みながら交流・共習も行われています。3年生は修学旅行で行動を共にし、古都の雰囲気を味わいます。合唱コンクールは1年生の部に参加し、体育館いっぱいに歌声を響かせます。夏休みの家庭学習から練習を始め、9月、10月の音楽の授業で充実した練習を積み重ねたハンドベルや器楽の合奏や音楽劇は、文化祭の舞台で発表します。体育館をシーンとさせる演奏態度と音色・台詞・歌声は毎年好評で、6組の生徒が一年間の学校生活の中で一番緊張する瞬間でもあります。委員会活動にも積極的に参加し、仕事をやり遂げる力や責任感も育っています。
 大森第八中学校6組は、楽しく、充実した学校生活が送れる学級づくりを目標に社会自立を目指しています。

学級名

8組

所在地

東京都大田区大森西2丁目21番1号

開設

昭和42年4月1日

教員数(令和6年4月現在)

担任数 5名
講師数 4名
介添員 3名

生徒数(令和6年4月現在)

学年 男子 女子 合計
1 1 3 4
2 7 3 10
3 6 2 8

教育目標

学校の教育目標

人間尊重の精神を全教育活動の基本として、 知性と感性に富み、規範意識や社会生活の基本的ルールを身に付け、社会に貢献しようとする意欲を持って思いやりの心を行動で表すことのできる生徒の育成を目指す。教育基本法及び各種法令、学習指導要領、大田区教育委員会教育目標、おおた教育振興プラン、大田区立学校の管理運営に関する規則等を基本として、「心の通い合う大森八中」を目指して本校の教育目標を次のように定める。

  • 心身ともに健康な生徒。
  • 自ら学び、向上する生徒。
  • 心豊かで、思いやりのある生徒。

特別支援学級の教育目標

  • 意欲的に健康で安全に社会生活のできる生徒を育てる。
  • 基礎学力と体力の向上を目指し、主体的に学び、考え、行動する生徒を育てる。
  • 集団の中で協力し合い、自分も他人も大切にし、思いやりと規範意識をもつ生徒を育てる。
  • 生徒の実態に応じ、個性や能力の伸長を図るとともに、思いを表現をする力を付ける。
  • 学校生活全般を通じて社会的自立に向け、生きる力を育てる。

学校、学級の教育目標を達成するための基本方針

  • 個別指導及びグループ別指導など個々の生徒の課題に応じた集団を編成し、指導する。
  • 適切な指導をするため個別指導計画を作成し、個々の生徒の発達段階や指導目標を明確にし、担任相互及び家庭との共通理解を深める。
  • 学期毎に個人の生活目標を立て、日常生活の指導を徹底し、家庭との連携により個々の生徒の基本的な生活習慣の確立を目指す。
  • 宿泊行事、校外学習、学校・学級行事等での具体的経験も学習の場として重視し、ルール、礼儀、マナー等を身に付けさせる。
  • 調理・刺繍・革工芸・木工・陶芸・手芸等の実技教科指導を通して基礎的知識と技能を身につけ、職場実習等の体験を通じて自立した社会人を目指した勤労観、職業観を養う指導を目指す。
  • 道徳の時間を中心に「自分を知ること」・「生命尊重」・「規範」を学習し、集団生活の
  • 中で社会性や友達を思いやる心を育てる。
  • 体育の授業や体育的行事を通して、体力の向上、健康、安全についての理解を深める。
  • 読書活動計画を活用した読解力の育成のため、朝読書やブックトークを行い、読書の興味を広げる。
  • 特別支援学級に対する理解を地域に広めるために、生徒が社会や地域の行事に参加し、社会の一員として地域を支える力を育てる。
  • 個別の教育支援計画を作成し、教育、保健・医療、福祉、労働等の機関やスクールカウンセラーとの連携を図り、生徒一人一人に応じた支援を行う。
  • 給食をはじめ、学校生活全般を通して食に関する関心を高め、規則正しい食生活、食の安全性等の知識を身に付けさせる。
  • 生涯にわたって、豊かなスポーツライフを実践するために、スポーツに親しみ体力の向上に励む。
  • 「学校2020レガシー」の取り組みとして、特別の教科道徳や総合的な学習の時間、体育を通して、オリンピック・パラリンピック教育を行い、ボランティア精神、障害者理解、豊かな国際感覚の育成を図る。
  • 特別の教科道徳の授業、生命尊重週間、学校生活を通して命の大切さを伝える。
  • 学期の初めには、生徒と担任が面談を行い、生徒の話を聞き、問題の早期発見・解決を図る。
  • 非常時の対応について、毎年9月に行われる引き取り訓練、個別指導計画を使って面談で、保護者と確認する。
  • 「対人関係に関する内容」と「ソーシャルスキルに関する内容」の指導を行う。その際に、生徒にとって生活上の困難さを解消・改善できる適切な能力やスキルを身に付け、高めることに重点をおいて、指導を行う。

指導の重点

各教科、道徳、総合的な学習の時間、特別活動、自立活動の指導の重点

各教科

  • 小・中学校学習指導要領(平成29年告示)総則 第4 2(1)イ(イ)で示されている教育課程編成を踏まえ、本学級は下学年の目標の内容にする。
  • 国語、数学、社会、理科、英語において、1~3年生を4つの課題別のグループに編成し、個々に応じた授業や一斉の授業を行う。
  • オリンピック・パラリンピックの学習について、総合的な学習の時間や特別の教科道徳を通して、とくに選手の生き様や競技に関わる人々について学び、これからの生き方に対する考えを広げる。
  • 今後の余暇活動や生涯にわたってスポーツライフに関わるきっかけになるように、オリンピック、パラリンピックの競技について、体育通して学ぶ。
  • 個々の生徒の発達段階に応じて個別指導計画を作成し、日常生活に必要な基礎学力の向上を図る。
  • 職業・家庭科、美術科などの実技教科指導を通して、働くことの喜びを育て、職業生活の基礎を培い、職業的自立につなげる。   
  • 運動会、社会科見学などの行事を通して、事前・事後学習や係会に参加し通常の学級との交流学習を行う。
  • 全教科を通して、作業や課題の手順を見通すことや、報告、連絡、相談を意識づけることで、将来の就労に向けて、基本的な職業観や円滑なコミュニケーション能力を育てる。
  • 生活単元学習を通して、体育(体力の向上)、音楽(演奏、合唱の発表)、数学(買い物学習の計算)、国語(日記の指導、行事後の作文指導)、社会(宿泊行事や社会科見学、校外学習で訪れる場所の地理、特産物、歴史などの学習)、理科(宿泊行事や社会科見学、校外学習で訪れる場所の気候などの学習)を合わせた指導を行う。
  • 個人面談などで個別指導計画を提示し、指導内容とともに、教科書の使用について説明を行う。
  • 社会の仕組み、公共施設の利用などの指導を行い、その中で主権者教育及び消費者教育の推進を行う。

特別の教科 道徳

  • 学校生活の指導全般を通して、自分を知ることで集団の一員としての自覚を高め、生命尊重の意識や社会性を育てるとともに、友達を思いやる心を育てる。
  • 道徳授業地区公開講座に参加し、保護者や地域の方々にも授業を参観していただき、協議会では、特別の教科 道徳において、生徒に育みたい力やこれまでの取り組み、成果について説明を行う。

総合的な学習の時間

  • 学校生活全般及び総合的な学習の時間での実践を通して、地域に関心を示し、生活の場を広げていくための力を育てる。
  • 行事の事前、事後指導を通して、見通しをもって自主的に行動する力を身に付ける。

特別活動

  • 生徒会活動・学級内の係活動に取り組ませ、自主的な態度や責任感を育てる。
  • 行事や委員会活動等を通して、協力し合う態度や向上心を育てるとともに、通常の学級の生徒との交流及び共同学習の機会とする。
  • 行事や委員会活動等を通して、協力し合う態度や向上心を育てるとともに、通常の学級の生徒との交流及び共同学習の機会とする。

自立活動

  • 各教科、学校生活全般を通して、個別指導計画に基づき、日常生活に必要な基本動作・健康についての意識、意思の伝達能力、ソーシャルスキル等の習得に配慮していく。
  • 生徒ひとりひとりの課題点や伸ばすべき個性を把握するために、どのような支援を必要とするかを流れ図を作成し、個別指導計画に活用する。

生活指導

  • 身支度や食事のマナーなどの指導を通して基本的な生活習慣を身に付けさせる。
  • 場に応じた挨拶や言葉遣いなどの指導を通して、円滑な人間関係を営む能力を育てる。
  • 避難訓練を通し、多様な事態に対しても集団を意識し、安全な行動ができ  る力を育てる。
  • 思春期を迎え、性に対する正しい認識を深めるとともに生命尊重の意識を高める。
  • セーフティ教室や防犯教室に参加することにより、生徒の予防的な危機対応能力を高める。
  • 集団生活が円滑に送れるように、思いやりと規範意識を育てる。
  • スマートフォンやタブレット端末の使用上のマナーやルールについて、家庭と学校が連携しながら、その使用について共通に理解し、生徒に正しい使い方を身に付けさせる。
  • 薬物乱用防止教室や総合的な学習の時間などの授業を通して、薬物の危険性や依存性を学ぶ。

進路指導

  • 学級、生徒会活動、家庭において、自分の役割を考え、自分の仕事に取り組むことを通して、社会の一員としての役割と責任感を育てる。
  • 目標やきまりについて話し合い、自ら考え、実践していく力を育てる。
  • 生徒の発達段階、適性、興味、関心、希望に応じ、保護者との連携を取り、職場体験や学校・施設見学を通して、上級学校への関心を深め、進路の多様化に対応し、適切な進路の決定につなげる。
  • キャリア・パスポートを用いて、キャリア教育の学習を行い、日々の生活のなかで、「人間関係形成・社会形成能力」「自己理解・自己管理能力」「課題対応能力」「キャリアプランニング能力」を身に付け、自分らしい生き方を実現できる力や職業観を育てる。

教育目標達成のための特色ある教育活動・その他の配慮事項等

  • 連絡帳、日記帳、学級便り、学級公開、授業公開、保護者会、個人面談等により、家庭との連携を図り、個々の課題に対して共通理解を深める。
  • 学校公開、授業公開、行事等を通して、特別支援学級への理解を深めるとともに、教職員、通常の学級ならびに地域社会との協力体制を作り、開かれた学級を目指す。
  • 儀式、学校行事、生徒会活動、部活動等を通して通常の学級との交流及び共同学習を深める。
  • 連合行事を通して、他校との交流を深める。
  • 必要に応じて、医療相談、専門医療機関、スクールカウンセラーと連携し、個々の生徒に対し、より適切な対応を図る。
  • 教科によりティームティーチングやOJTによる授業改善を行いながら、個々の生徒の障害の多様化に対応したグループを編成して指導にあたる。
  • 一単位時間は50分とするが、生徒の実態や指導内容により、時には弾力的な運用をする。
  • 学級行事、連合行事、合同授業などを通して、地域の小学校との交流を計画し、連携を深め、適切な進路を考える機会とする。
  • 学校生活の中で、個々の実態に応じて読書の習慣をつけられるように働きかけていく。
  • わかり易い授業の一環として、電子黒板等のICTの活用を心掛ける。
  • 小中一貫教育の日に、近隣の特別支援学級を併設している小学校を招き、授業公開・懇談会を行う。
  • 就労に向けての意識付けの一環として、清掃・洗濯・調理などの基礎的な技術を習得させる。
  • 映画『めぐみ』またはアニメ『めぐみ』を通して、人権について考えるとともに、ひとりひとりの人権の大切さや、自分自身の人権の大切さを知る。
  • タブレット端末を利用した授業や課題を取り組ませることで、ICTの活用を習慣化する。
  • 特色ある教育活動を行うために、子ども新聞やニュースを活用した授業を行い、社会に対する興味関心を高める。
  • 総合的な学習の時間を活用して、環境に関わる教材を取り上げ、環境教育の推進を行う。
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大森第八中学校

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