5年生出前授業 健康教育・総合的な学習の時間 『ストレス軽減のための散歩法』
更新日:2025年9月8日
正しい姿勢で立っているかどうか代表児童でチェックしてみましょう
正しい歩き方を意識しながら体育館内を歩く5年生
5年生は「心の健康」を学ぶ一環として、国際基督教大学特任講師の牛來明日香先生(外部サイト)と、整体師の
牛來英徳先生(外部サイト)に来ていただき、ストレスをためないための散歩法について学びました。
【学んだ内容】
健康を維持するためには、パソコンなどの使用による座りすぎは良くないし、逆に運動のしすぎも良くない。適度な運動をすることが健康には良い。そこで誰もが簡単にできる運動として「歩く」ことがあげられる。つまり散歩のことである。歩くことで得られる効果には、「けがの防止・調整力向上」「筋肉増強」「骨が丈夫になる」「心肺機能が元気になる」「太りにくくなる」といった体への好影響がある。また、心のことを考えても、「気分がよくなる」「ストレスの軽減」「集中力が高まる」「眠れる」といった効果が考えられ、セロトニン、ドーパミン、エンドルフィンといった脳内物質を引き出すことにもつながる。
散歩は軽いスポーツとしても考えられる。「体力向上」「バランス感覚向上」「姿勢がよくなる」「怪我しにくい体になる」といった好影響がある。また、勉強面にもよい影響がある。「酸素をたくさん取り入れる」「集中力向上」「記憶力も高まる」ということにつながる。
次に正しい姿勢や歩き方を知り、それを考えながら実際に歩いてみよう。まず、立ったときの足裏感覚は、自分の体重が親指と小指の付け根あたりとかかとの3点が、しっかり地面についているかどうか確かめる。次に、体の中心がまっすぐになるように意識する。そのためには、耳・肩・腰・ひざ・くるぶしを結んだ線が横から見て一直線になっているかどうか意識しよう。歩き方のポイントは、背筋をまっすぐに伸ばす、かかとから地面につけてつま先で地面をける感覚、腕を振るの3点を意識しよう。
(5年生全員で姿勢や歩き方を意識しながら、体育館内を歩いてみる。)
また、楽しく散歩するための方法を考えよう。たとえば、お気に入りのコースを決めておくとか、家族で歩き散歩の日を決めてみるとか、何かを探して発見の楽しみを感じながら散歩するといったことがあげられる。5年生のみんなで考えてみよう。(5年生、近くの人としばらく話し合い)
(発表された5年生の意見)
・音楽を聴きながら散歩する。危なくないように片耳だけで聴く。
・黒いものを踏まないという散歩をする。
・鳥を探しながら散歩する。
・好きなことを考えながら散歩する。
・ゲームをしながらは危ないから、ゲームをイメージしながら散歩する。
最後のまとめとして、散歩は自分の体にも心にも、そして地球にもいいこといっぱいである。また、未来の自分のためにもなる。正しい姿勢を身につけて、散歩を楽しもう。