4年生

4年生の締めくくりイベントとして、学年でクローバーカップを開催しました。子ども達自身で企画・提案をし、実現しました。イベント名も実行委員で考え、「みんなが幸せになるように」という想いが込められています。チームリーダー中心に話し合ったり、実行委員中心にみんなを楽しませられるルールを考えたりと、自主的に考えてすすめた時間でした。5年生になっても、自分達で企画・提案をして色んなことを自主的に考えてすすめていける学年になってくれることを願っています。

3学期が始まってすぐ、書初めに取り組みました。皆、真剣な表情で、半紙と向き合っています。半紙は一人3枚。少ない枚数ですが、本気で書くと意外に時間がかかるのです。時折、「ふう…」と一息つく音が聞こえてきます。お手本と自分の字をよく見比べて、1枚書く度にレベルアップしていく子もいました。新年の決意を込めて、一生懸命に仕上げた作品。2学期や冬休みの練習を経て、皆上達しました。廊下に作品が飾られると、友達の作品のすてきなところを見つけて話す姿も見られました。

2学期最後の社会の学習では、「六郷用水」がどのように作られたかを学びました。大田区では昔、水不足から米があまり採れず、用水を作ることになったのです。グループでクロームブックのスライドを共有し、完成するまでの努力や工夫を調べました。昔話にまとめて、最後は発表です。見やすく字を大きくしたり、クイズを出して復習できるようにしたりして、これまでの活用方法をしっかり活かすことができました。手作業で14年間もかかった工事の大変さを想像しながら、お互いの発表を聞きました。昔話ではなくすごろくを作ったクラスもあります。学んだ知識を自分たちで整理し、アウトプットするという学習の流れに、すっかり慣れてきた様子です。

11月11日「ポートボール大会」
　9月から、体育でポートボールの学習を行ってきました。それぞれのチームで作戦を考え、各クラスで試合を重ねてきました。いよいよ学習のまとめ。最後の締めくくりに、学年合同で大会をひらきました。クラスによって違う規則を組み合わせた、4年生ならではのポートボールです。実行委員が準備して、開会式と閉会式も執り行いました。勝っても負けても楽しみましょうという実行委員の呼びかけに、大きくうなずく子どもたち。保護者の方々にも審判のご協力をいただき、試合はとても盛り上がりました。

　4年生は、展覧会の作品として、新田神社の御神木を描きます。この日は事前に神社を訪問し、歴史や建物のつくりについてお話を伺いました。「御神木は700年も生きてすごいな」「壮大な絵にしたいな」と、作品のイメージもふくらみました。後日、クラスごと改めて神社へ行き、絵を描きました。立派な枝ぶり、太く歴史を感じさせる幹の様子は圧巻です。「もっと紙をつなげて大きくしたい！」とみんな夢中になって描きました。素敵な作品を楽しみにしていてください。

9月11日に、「うのき水辺の楽校」のスタッフの皆様のご協力のもと、今年2回目の「ガサガサ」に行ってきまた。マハゼやテナガエビ、クロベンケイがガニなど、他にもたくさんの生き物を捕獲し、子どもたちは、おおはしゃぎでした。最後は巨大な「マルタ」も捕まえて、みんなで観察しました。
お手伝いに来てくださった保護者の方々、ありがとうございました。