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3年生 西川ふとん出前授業「けずるなんてもったいない! ~ねむりのひみつをでんじゅ~」

更新日:2025年11月20日


ふとんの違いを体験する3年生

3年生は学年合同で、西川ふとんのスリープマイスターの方に「ねむりの秘訣」を教えていただきました。
・ねむる時間の長さは生き物によってちがう。ゾウは3時間、ヒトは8時間、ライオンは15時間とずいぶんちがう。ゾウは敵が多いため、長く寝ているとやられてしまうため短くなった。ライオンは敵が少ないため15時間も寝ていられる。
・世界の国でも人間の平均睡眠時間に差がある。南アフリカは9時間13分、アメリカは8時間45分、日本は世界の中でも一番少ないくらいで7時間22分となっている。
・年代でも平均睡眠時間がちがう。日本の小学生は8時間、中学生7時間、高校生6時間。しかし、小学生に必要な睡眠時間は9~12時間なので、日本人は睡眠が不足している。十分寝られていないと答えた割合が70%もある。
・睡眠チェックをしてみよう。次の5つの項目で一つでも当てはまると睡眠が良くない。
(1)ふとんに入って眠るまで30分以上かかる。
(2)ふとんに入ったらすぐに寝てしまう。
(3)寝ている途中で起きてしまう。
(4)朝、スッキリ起きられない。
(5)睡眠に満足感があまりない。
・学校に通う日よりも休みの日の睡眠時間が2時間以上長い人は、ねむりの借金があると思ったほうが良い。つまり平日のねむりが足りなくなっている。ねむりの借金が多いと元気がなくなり、病気にもなりやすい。
・良いねむりができていると、次のような効果がある。
(1)スポーツの成績が良くなる。
(2)脳が整理されて学習が進む。
(3)免疫力が高まり、病気になりにくくなる。
(4)疲れが取れるため、体が元気になる。
(5)成長ホルモンが寝ている間にたくさん出ている。
・ねむりが不足すると
(1)集中力や記憶力がなくなる。
(2)疲れがたまり、お肌が荒れてくる。
(3)食欲を止められなくなるため、太りやすくなる。
・ねむりのポイントは、規則正しい生活リズムを作ること。地球は1日が24時間で動いているが、人間の体内時間は24時間よりも長い。それを睡眠でリセットしている。睡眠不足は時間間隔にも狂いを生じる。
・朝日をしっかり浴びること。それによって体の中にセロトニンが出てくる。13時間たつと、メラトニンというねむり物質に変わる。そして良い睡眠となる。
・朝ごはんもしっかり食べること。よく噛むことで、脳が活性化する。起きてから1時間以内に朝ごはんを食べよう。
・夜寝る2~3時間前までに、食事や運動といった活動的なことをすませること。そして寝る前にリラックスするために、お風呂に入って体を温める。温まった体温が下がることで、人間は眠くなるという体のしくみになっている。深呼吸したり、アームツイストというストレッチしたりすることもリラックスにつながる。静かな音楽やアロマもよい。部屋も暗くして寝よう。
・パジャマは寝ている間にかいた汗(コップ1杯分以上)を吸ってくれるから、着た方がよい。ゆったりしたパジャマを着よう。
・ふとんやまくらが自分の体に合っていることも大事なこと。ふとんは固すぎず、やわらかすぎないもの。
・寝ているときは、腰に体重の44%がかかっている。腰が浮いたり、ふとんに沈み込んだりしないことが大事。
・枕を使っていないと将来、首の痛みが悪くなることがあるので、今のうちに枕になれた方がよい。高さも上向きで寝ているときと、横向きに寝ているとき両方で、自分に合っていることが大事。
・最後に伝えたいことは、ふとんの中に嫌なことや悩みごとを持ち込まないようにしましょう。
この後児童は、2種類の布団体験と、枕の高さチェックをしました。

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