7月 給食
更新日:2025年7月18日
2025年7月17日
山坂達者飯 牛乳 鶏肉と野菜の炒め物 かいのこ汁
「山坂達者飯」の「山坂達者(やまさかたっしゃ」とは、江戸時代に薩摩藩で、心や体を鍛えるために作られた言葉なのだそうです。山坂達者飯は、歯やあごを鍛えるためのごはんです。ちりめんじゃこや大豆といった噛み応えのある食材を使った混ぜご飯です。
「かいのこ汁」は、鹿児島県で、お盆の時期に食べられている精進料理のひとつです。お盆のごちそうとしてお供えするお粥の添え物を「粥の子(かゆのこ)」と呼び、それがなまって「かいのこ」と呼ばれるようになったのだそうです。かいのこ汁には、かぼちゃやなすといった夏野菜がたっぷり入っています。
今日は給食で鹿児島県の味をいただきました。
2025年7月16日
ピザトースト 牛乳 ポトフ みかん入りミルクゼリー
カルシウムは体内で作ることができないため、食品から摂取しなければなりません。成長期のみなさんにとって大切な栄養素の1つです。成長期は骨の中にカルシウムをたくさん貯めることができるため、じょうぶな骨を作るのに大事な時期であり、骨の材料になるカルシウムが多く必要になります。
今日の給食では、牛乳をたくさん使ってデザートを作りました。
2025年7月15日
ジャージャー麺 牛乳 サンラータン とうもろこし
今日は、夏が旬のとうもろこしを蒸しました。とうもろこしは、ひげの色が茶色くなったら収穫の合図です。おいしいとうもろこしを食べるには、収穫する時間も重要です。とうもろこしは、夜の間に栄養を蓄え、昼間に蓄えた栄養を使って成長します。そのため、早朝にとうもろこしを収穫すると、夜の間に蓄えた栄養がたっぷりとつまったとうもろこしを食べることができます。
給食室のみなさんがていねいに皮をむき、ひげをとってくれました。
2025年7月14日
ごはん 牛乳 ししゃもごまフライ 切干大根の煮物 豚汁
切干大根は、大根を細切りにし、乾燥させて作ります。乾燥させることで、大根の甘味やうま味がぎゅっと凝縮されます。冬に収穫した大根を切干大根にすることで保存ができるようになり、冬が過ぎた今のような季節でも食べることができます。乾燥させる時の寒さが厳しいほど、良質な切干大根になるのだそうです。
切干大根を調理するときは、水で戻してから使います。炒め物や煮物が定番ですが、サラダや漬物にしてもおいしく食べることができます。食べた時の食感はこコリコリしていて、噛み応えがあります。
今日の給食では、切干大根を油揚げやにんじん、しらたきや干ししいたけと一緒に、だし汁やしょうゆで煮込みました。
2025年7月12日
夏野菜のカレーライス 牛乳 野菜とわかめのじゃこ和え 冷凍みかん
今日の給食では、夏野菜を使ったカレーを作りました。なす、ズッキーニ、ピーマン、トマトの、全部で4種類の夏野菜を使っています。なす、ズッキーニ、ピーマンは素揚げして、トマトは湯むきしてカットし、カレーに加えて煮込みました。
夏の太陽の光をたっぷりと浴びて育った野菜や果物は、ビタミンやミネラル、水分が豊富に含まれているため、夏バテ予防に良いといわれています。この時期ならではの旬の夏野菜を使った給食でした。
2025年7月11日
ごはん 青のりふりかけ 牛乳 鮭のみそバター焼き 野菜のポン酢和え 冬瓜汁
冬瓜はウリ科の野菜で、きゅうりやズッキーニの仲間です。冬の瓜(うり)と書きますが、旬は夏です。暑くてかたい皮に覆われているおかげで、夏に収穫して冬まで保存ができることから、「冬」の漢字が使われたそうです。95%が水分で、エネルギーが低いのが特徴ですが、さっぱりとした味で、大根に似ておりいろいろな料理と組み合わせることができます。
冬瓜は、体内の余分な塩分を排出して血圧を正常に保つ効果があるカリウムを含んでいるほか、肌の調子を良くするビタミンCも多く含んでいます。ビタミンCとカリウムは疲労回復に効果的です。
2025年7月10日
ガパオライス 牛乳 パリパリサラダ 野菜スープ
今日の給食は、タイで食べられている定番料理の「ガパオライス」をアレンジしたものです。「ガパオ」とは、ホーリーバジルというハーブのことをいいます。「ガパオ」と鶏肉と野菜を炒めたものに、ごはんを添えた料理を本場であるタイでは、「パッ ガパオ ガイ」といい、「ガパオライス」という名前は、日本人がわかりやすいよう日本で使われている料理名です。
本場のガパオライスには、魚から作られる「ナンプラー」という発酵調味料が使われていますが、給食では食べやすいようにナンプラーは使わずに、代わりにオイスターソースやしょうゆを使って味付けをしました。
2025年7月9日
きな粉揚げパン 牛乳 こまツナサラダ 豚肉とワンタンのごま味噌スープ
きな粉は大豆から作られる食品で、大豆を煎って皮をむき、細かく挽くときな粉になります。きな粉には私たちの体を作るたんぱく質や、鉄分やカルシウムなどがたくさん含まれていて、筋肉を作る元になるほか、骨や歯を丈夫にしたり、高血圧や貧血の予防をしたりする効果があります。さらに大豆より細かいので体の中に吸収されやすく、栄養になりやすいという特徴があります。今日の給食ではきな粉がたっぷりかかったきな粉揚げパンを作りました。
2025年7月8日
チンジャオロース丼 牛乳 青菜と卵のスープ バレンシアオレンジ
オレンジは大きく分けて、ネーブルオレンジとバレンシアオレンジがあります。
ネーブルオレンジは、皮が薄く、甘さが強いオレンジです。また、「へそ」があるのが特徴で、英語でへそという意味の「navel(ネーブル)」が名前の由来になっています。
バレンシアオレンジは、酸味と甘味のバランスがよく、果汁も多いので、生で食べられるほかにも、ジュースなどに加工されたりもします。栄養面では、ビタミンCや葉酸、カリウムが豊富で、貧血や高血圧の予防に効果的です。
今日の給食では、バレンシアオレンジを献立に取り入れました。
2025年7月7日
ちらしずし 牛乳 塩から揚げ 七夕汁
今日、7月7日は七夕です。七夕は日本の五節句のひとつです。年に一度だけ会える織姫と彦星の伝説にあやかり、様々な行事が行われます。七夕と食べ物にも色々な関りがあり、そうめんを織姫が織る糸に見立てたり、また、七夕にそうめんを食べると1年を健康に過ごせるともいわれ、そうめんは七夕の行事食として昔から受け継がれています。
今日の給食では七夕にちなんで、天の川に見立てたそうめんを汁に入れた七夕汁を作りました。
2025年7月4日
ごはん 牛乳 あじフライ 野菜のごましょうゆ和え わかめとたまねぎのみそ汁
給食では切り身の魚を使うことが多いですが、今日はあじの開きを使いました。あじの開きは、包丁を使って内臓を取り出し、腹または背から開きます。魚屋さんに、約300匹のあじを開いて届けてもらいました。スーパーなどでは、あじの開きは干物にして売られていることが多いかもしれません。あじの開きは干物にするとうまみが凝縮されます。また、天ぷらやフライにすると形よく仕上がります。今日の給食では油で揚げて、あじフライを作りました。
2025年7月3日
ツナピラフ 牛乳 レモンサラダ 白いんげん豆のポタージュ
「ポタージュ」は、フランス料理におけるスープのことをいいます。日本では、とろみのついた濃厚なスープのことをポタージュ、澄んだスープのことをコンソメと言いますが、フランスではどちらのスープのこともポタージュと言います。
給食では、白いんげん豆を使ってポタージュを作りました。やわらかく煮た白いんげん豆とたまねぎ、さつまいもをミキサーにかけて、ザルでこして作ります。ザルでこすことで、口当たりがなめらかになります。最後に牛乳や生クリームを加えて濃厚に仕上げました。
2025年7月2日
ミルクパン 牛乳 ロックフィッシュ ジャーマンポテト ベーコンと卵のスープ
ジャーマンポテトとは、じゃがいもをメインに作る料理のことをいいます。ゆでたり蒸したりしたじゃがいもと、ベーコン、玉ねぎなどを炒め合わせて作ります。ドイツ料理と思われがちですが、ドイツにはジャーマンポテトという料理はありません。「ジャーマン」は「ドイツの」という意味で、ドイツではじゃがいもやベーコンがよく食べられていることから、この名前がついたといわれています。
2025年7月1日
たこめし 牛乳 卵焼き ピリ辛きゅうり もやしのみそ汁
今日は、半夏生(はんげしょう)です。夏至から数えて11日目ごろからの5日間を半夏生といいます。「半夏生」という植物が花を咲かせるころなので、こう呼ぶようになったといわれています。
半夏生は、梅雨が明ける目安の日とされ、昔はこの日までに田植えを終えるようにしていました。関西地方では、この日にたこを食べる風習があります。「植えた苗が、たこの足のようにしっかり根をはりますように」という願いがこめられているのだそうです。
他にも、小麦の収穫時期であることから、奈良県では半夏生餅、香川県ではうどんを、また、福井県ではスタミナをつけるために鯖を食べる風習があるそうです。
今日の給食は、半夏生にちなんで、たこめしを作りました。