9月 給食
更新日:2025年10月1日
2025年9月30日
もぶりごはん 牛乳 ワニ(サメ)の唐揚げ キャベツとツナのレモンしょうゆ和え じゃがいものみそ汁
「もぶりごはん」は、広島県の郷土料理のひとつです。「もぶる」とは、広島県の方言で「混ぜる」という意味があります。その名前の通り、野菜やきのこ、豆などの様々な具材をごはんに混ぜて作ります。お祝い事や法事、農作業の時の食事として作って食べられていたそうです。
広島県の山間部では、サメのことを「ワニ」と呼んでいたそうです。サメはアンモニアを多く含むため日持ちするので、山まで運んでも刺身にして食べることができたそうです。新鮮な魚介が手に入りにくい山間部では、サメが重宝されていたようです。
給食では食べやすいように唐揚げにしました。また、広島県はレモンの生産量が日本一です。そこで、レモン汁としょうゆを使って和え物を作りました。
産地:モウカサメ(宮城)、鶏肉(国産)、にんじん(北海道)、ごぼう(埼玉)、れんこん(茨城)、さやいんげん(茨城)、しょうが(高知)、にんにく(青森)、キャベツ(長野)、小松菜(北海道)、もやし(茨城)、じゃがいも(神奈川)、えのきたけ(北海道)、長ネギ(青森)
2025年9月29日
鶏肉と野菜の卵とじうどん 牛乳 大学芋 なし
「大学芋」という名前には由来がいくつかあり、「大学生が好きでよく食べていたから」、「大学生が学校で勉強するためのお金を稼ぐために売っていたから」など、大学生が関係しているようです。
また、さつまいもの切り方は地域によって違いがあります。関東では乱切り、関西ではスティック型に切ることが多いようです。切り方によって食感も変わるので、食べ比べてみるのも面白いかもしれません。
産地:鶏肉(国産)、鶏卵(青森)、たまねぎ(北海道)、しめじ(新潟)、にんじん(北海道)、長ネギ(青森)、小松菜(茨城)、さつまいも(千葉)
2025年9月24日
チョコチップパン 牛乳 チーズオムレツ コールスローサラダ 野菜スープ
今日のオムレツには、チーズが入っています。チーズは「発酵食品」のひとつです。牛乳などの乳に、酵素と乳酸菌を加えて発酵させ、水分を抜いて固め、熟成させたものです。乳の種類や酵素や菌の種類、製法の違いによって、世界には数千種類ものチーズがあるといわれています。
カルシウムやたんぱく質を手軽にとることができるので、おやつにもおすすめの食材です。
産地:豚肉(茨城)、鶏卵(青森)、にんじん(北海道)、たまねぎ(北海道)、キャベツ(群馬)、じゃがいも(北海道)、小松菜(埼玉)
2025年9月22日
チンジャオロース丼 牛乳 トマトと卵のスープ アップルゼリー
チンジャオロースの「チンジャオ」は、中国語でピーマン、「ロー」は肉、「スー」は細切りを意味します。つまり、チンジャオロースとは、細切りにしたピーマンと肉を炒めた料理のことをいいます。チンジャオロースは、しょうゆや砂糖などで甘辛く味付けされたものが定番ですが、本場の中国では、酒を塩だけで味付けしたものもあるそうです。
今日の給食では、細切りにしたピーマンやたけのこ、豚肉などを炒めて、しょうゆ、塩、こしょう、オイスターソースで味付けをし、仕上げにごま油を加えて作りました。
産地:豚肉(茨城)、鶏肉(国産)、しょうが(高知)、にんにく(青森)、たまねぎ(北海道)、ピーマン(茨城)、トマト(北海道)
2025年9月19日
ごはん 牛乳 きびなごの磯部揚げ 野菜のごまみそかけ 肉じゃが煮
きびなごは、鹿児島県でよく食べられている魚です。体調は10センチくらいで、年間を通して水揚げされています。
きびなごの最大の特徴は、体に入った銀色の縞模様です。鹿児島県では「帯」のことを「きび」と呼び、また、小魚のことは「なご」と呼びます。きれいな縞模様の帯をしているように見える小魚なので、「きびなご」と呼ばれるようになったといわれています。
きびなごはカルシウムをたくさん含んでいるので、食べると骨が丈夫になり、また、イライラの解消をしてくれたりと様々な効果があります。
産地:きびなご(鹿児島)、豚肉(茨城)、もやし(神奈川)、小松菜(茨城)、にんじん(北海道)、たまねぎ(北海道)、じゃがいも(北海道)、さやいんげん(青森)
2025年9月18日
ミートソーススパゲッティ 牛乳 チーズサラダ ジュリエンヌスープ
トマトはもともと食用ではなく観賞用として栽培され、赤くて綺麗な実を眺めて楽しまれていたそうです。
リコピンという栄養素が体の細胞を新しくしてくれたり、生活習慣病を予防してくれたりする働きがあります。ほかにも、ビタミンAやビタミンCをたくさん含んでいるので、生のまま食べるだけでなく、ジュースやケチャップなどの飲み物や調味料などに加工されて使われています。
今日の給食では、たくさんのホールトマト・トマトケチャップ・トマトピューレを使ってミートソースを作りました。
産地:豚肉(茨城)、しょうが(高知)、にんにく(青森)、たまねぎ(北海道)、にんじん(北海道)、セロリ(長野)、キャベツ(長野)、きゅうり(群馬)、パセリ(長野)
2025年9月17日
ツナピザドッグ 牛乳 野菜のクリームスープ ぶどう(食べ比べ)
今日は農家さんに2種類のぶどうを届けてもらいました。黒色のぶどうは、長野県産の「ナガノパープル」で、長野県のオリジナルの品種です。黄緑色のぶどうは、山形県産の「シャインマスカット」です。シャインマスカットも日本で誕生した品種のひとつです。
ぶどうは、ヨーロッパで「畑のミルク」と呼ばれているほど栄養価の高い果物です。ビタミンが豊富に含まれているだけでなく、ぶどうの糖質は体内での吸収が良いので、アスリートの栄養補給にもおすすめだといわれています。さらに、皮ごと食べると食物繊維も摂ることができます。
産地:豚肉(茨城)、にんにく(青森)、たまねぎ(北海道)、ピーマン(茨城)、にんじん(北海道)、キャベツ(群馬)、じゃがいも(北海道)、小松菜(茨城)
2025年9月16日
鶏ニラ丼 牛乳 青のりビーンズポテト ごまキムチ汁
ニラは、年間を通じて出回っている野菜です。暑さにも寒さにも強く、同じ株から何度でも収穫できる生命力の強い野菜で、1つの株から1年で3回~4回も収穫することができます。
疲労回復に役立つビタミンB1を多く含んでいて、さらにそのビタミンB1の吸収や働きを高めて疲労回復の力を発揮させる、「硫化アリル」という成分を含んでいるので、食べるとスタミナがつくといわれています。
今日の給食では、ニラをたくさん使った丼物を作りました。
産地:鶏肉(国産)、しょうが(高知)、たまねぎ(北海道)、にんじん(北海道)、もやし(神奈川)、にら(茨城)、じゃがいも(北海道)、ごぼう(埼玉)、だいこん(北海道)、えのきたけ(新潟)、長ねぎ(青森)、小松菜(茨城)
2025年9月13日
チキンライス 牛乳 コンソメスープ ポムポムケーキ
「ポム」とは、フランス語で「りんご」という意味です。カットしたりんごを砂糖と白ワインで煮て、シナモンで香りをつけてケーキに入れました。
ケーキの生地にはヨーグルトを混ぜてあります。ヨーグルトが加わることでしっとりとした食感になります。ヨーグルトに含まれる、たんぱく質やカルシウムといった、みなさんの成長に大切な栄養素をとることもできます。
さらに、りんごに含まれるペクチンという食物繊維と発酵食品であるヨーグルトには、おなかの調子を整える効果もあります。
産地:鶏肉(国産)、鶏卵(国産)、たまねぎ(北海道)、にんじん(北海道)、ピーマン(茨城)、にんにく(青森)、キャベツ(長野)、小松菜(茨城)、りんご(長野)
2025年9月12日
麦ごはん 牛乳 ガリバタサーモン オクラとひじきのごまサラダ 切干大根のみそ汁
切干大根は、細く切った大根を干して乾燥させて作られます。生の大根のままだと長い期間保存することはできませんが、干して乾燥させることで、長期間の保存ができます。そして、甘みが増しておいしくなります。昔は、こうして保存した切干大根を、野菜が少ない季節に食べていたそうです。
骨や歯を丈夫にするカルシウムや、貧血予防に効果がある鉄分、体の調子を整えてくれるビタミンB1、B2など、見た目からは想像できないくらい栄養が詰まった食材です。
今日の給食では、切干大根が入ったみそ汁を作りました。
産地:鮭(国産)、にんにく(青森)、えのきたけ(新潟)、しめじ(新潟)、たまねぎ(北海道)、オクラ(新潟)、にんじん(北海道)、キャベツ(長野)、じゃがいも(北海道)
2025年9月11日
ごはん 牛乳 油淋鶏 ごまじゃこサラダ わかめ卵スープ
油淋鶏は、揚げた鶏肉に、刻んだ長ねぎとしょうゆベースのタレをかけた中国料理です。日本では油淋鶏というと、骨なしの鶏肉に衣をつけて揚げたのが定番ですが、本場中国では、骨付きの鶏肉を使ったものや、衣をつけずに揚げたものがあります。もしお店で見つけてみたら、食べ比べてみると面白いと思います。
給食では、しょうがで下味をつけた鶏肉に、でんぷんの衣をまぶして、油でサクッと揚げました。そこに、刻んだねぎ、にんにく、しょうがをたっぷり入れたしょうゆダレをかけて仕上げました。
産地:鶏肉(国産)、鶏卵(青森)、しょうが(高知)、にんにく(青森)、しょうが(高知)、長ねぎ(青森)、キャベツ(長野)、もやし(神奈川)、きゅうり(群馬)、にんじん(北海道)、たまねぎ(北海道)、えのきたけ(新潟)
2025年9月10日
セサミトースト 牛乳 シーフードシチュー ビーンズサラダ
ごまは1粒1粒は小さいですが、様々な栄養が含まれている食材です。特に、骨を作るカルシウムや、血を作る鉄などがたくさん含まれています。
すり鉢ですりつぶされた「すりごま」や、ごまを材料をした「ごまだれ」、ペースト状にした「練りごま」、中華料理の香りづけに使う「ごま油」など、様々な使われ方をします。
今日の給食では、バター・砂糖・練りごま・すりごま・を混ぜ合わせ、パンに塗ってトーストを作りました。
産地:鶏肉(国産)、たまねぎ(北海道)、にんじん(北海道)、じゃがいも(北海道)、キャベツ(長野)、きゅうり(岩手)、にんじん(北海道)、小松菜(埼玉)、たまねぎ(北海道)
2025年9月9日
ごはん 牛乳 魚の照り焼き 野菜の菊花和え 呉汁
9月9日は五節句のひとつ「重陽の節句」です。重陽の節句は、中国から伝わった行事です。中国では、数字の中で9が一番縁起の良い数字だという考え方があり、9が並ぶ9月9日は、1年の中で1番縁起が良い日として、健康を願ってお祝いするようになったといわれています。
また、重陽の節句は別名「菊の節句」ともいいます。菊には邪気を追い払う力があるとされており、この日には菊の花を飾ったり、お酒に菊を浮かべた「菊酒」を飲むなどして、健康や長寿を願う風習があります。
給食では生徒のみなさんの健康を願って、菊の花びらを野菜と和えた「野菜の菊花和え」を作りました。
産地:鶏肉(国産)、菊の花(青森)、しょうが(高知)、キャベツ(長野)、にんじん(北海道)、小松菜(埼玉)、ごぼう(群馬)、だいこん(北海道)、えのきたけ(長野)、長ねぎ(北海道)
2025年9月8日
ルーロー飯 牛乳 青菜と卵のスープ 豆乳花風ゼリー
今日は、台湾の料理を紹介します。
「ルーロー飯」は、甘辛く煮た豚肉をごはんの上にかけた丼で、台湾のソウルフードといわれています。家庭や店によって味付けへのこだわりは様々で、卵や野菜などを一緒に盛り付けることもあります。給食では、しょうゆやオイスターソースで味付けをし、豚肉のほかに、たまねぎ、干ししいたけ、たけのこ、チンゲンサイを一緒に煮込みました。
「豆花(トーファ)」は、豆乳でできたプリンのような食感のスイーツで、台湾では老若男女問わず愛されています。上にはあまいシロップやピーナッツ、フルーツなどをトッピングして食べます。給食では、豆花をイメージしたゼリーを作りました。
産地:豚肉(茨城)、鶏肉(茨城)、しょうが(高知)、にんにく(青森)、たまねぎ(北海道)、チンゲンサイ(茨城)、にんじん(北海道)、えのきたけ(長野)、小松菜(茨城)
2025年9月5日
ゴーヤ入りかき揚げ丼 牛乳 わかめときゅうりの甘酢和え 豚汁
ゴーヤはにがうりともいわれ、鮮やかな緑色で表面はこぶ状になっています。免疫力を高め、病気などから体を守ってくれるビタミンCを多く含んでいて体に良い食材です。
今日の給食では、かき揚げにゴーヤが入っていますが、このゴーヤは農援隊のみなさんが大切に育ててくれた、グリーンカーテンのゴーヤです。夏休み中も学校に来て水をあげてくれていたおかげで、給食で登場するまでに成長しました。独特な風味があるので苦手な人もいるかもしれません。そこで、食べやすいように色々な食材と合わせてかき揚げを作りました。
産地:豚肉(茨城)、鶏卵(青森)、ごぼう(青森)、にんじん(北海道)、たまねぎ(北海道)、きゅうり(岩手)、キャベツ(群馬)、だいこん(北海道)、じゃがいも(北海道)、小松菜(茨城)
2025年9月4日
ごはん 牛乳 豚じゃがのオイスターソース炒め 中華スープ
給食でも使われている豆腐ですが、大豆をしぼってからできた豆乳に、にがりを加えて固めたものが豆腐です。大豆から作られる食品なので、たんぱく質やカルシウムが豊富に含まれています。
豆腐には木綿豆腐と絹ごし豆腐の2種類がありますが、絹ごし豆腐と比べて木綿豆腐にはカルシウムが多く含まれており、1丁の木綿豆腐にはコップ1.3杯分の牛乳と同じだけのカルシウムが含まれています。
今日の給食では木綿豆腐入りのスープを作りました。
産地:豚肉(茨城)、鶏肉(国産)じゃがいも(北海道)、にんにく(青森)、しょうが(高知)、にんじん(北海道)、たまねぎ(北海道)、ピーマン(岩手)、小松菜(茨城)
2025年9月3日
ミルクパン 牛乳 鮭のポテマヨ焼き ベーコンと野菜のソテー ミネストローネ
みなさんは普段、「鮭」のことを「サケ」と呼んでいますか?それとも「シャケ」と呼んでいますか?実は、手を加えていない生のものを「サケ」、塩漬けなど、加工後の状態のものを「シャケ」と呼ぶそうです。
鮭の身はサーモンピンクでとても鮮やかな色をしていますが、これは鮭が食べている甲殻類に含まれる「アスタキサンチン」という色素が鮭の筋肉にたまっていくため、このような色になるといわれています。アスタキサンチンは、病気のもとになる活性酸素を取り除いて、免疫力を高めてくれます。
産地:鮭(国産)、じゃがいも(北海道)、パセリ(長野)、たまねぎ(北海道)、にんじん(北海道)、小松菜(茨城)、しょうが(高知)、にんにく(青森)、たまねぎ(北海道)、キャベツ(群馬)
2025年9月2日
カレーライス 牛乳 野菜サラダ バレンシアオレンジ
2学期が始まりましたが、夏休み中は暑い日が多かったので、体がまだお休みモードの人もいるかもしれません。9月は夏の疲れが出やすく体調を崩しがちです。まずは早寝早起きから実践して生活リズムを整え、3食しっかり食べるように心がけてみましょう。特に朝ごはんは体を目覚めさせ、脳の栄養源になるのでしっかり食べましょう。
2学期最初の給食はカレーライスです。カレーの香辛料が食欲を引き出してくれます。たくさんの具を煮込んで栄養満点に仕上げました。
産地:豚肉(国産)、たまねぎ(北海道)、にんにく(青森)、しょうが(高知)、たまねぎ(北海道)、にんじん(北海道)、じゃがいも(北海道)、キャベツ(群馬)、きゅうり(岩手)
