3月6日の学校

体育健康教育講座で、プロボクシング日本チャンピオン、アジアチャンピオンまで上り詰めた船井龍一さんをゲストでお招きしました。
船井さんは本校の卒業生です。小学生時代は、バスケットボールチーム　レイカーズにも所属していました。小学生の時は引っ込み思案でおとなしい存在だったそうです。プロボクサーと言えば、筋骨隆々でいかつい感じをイメージしますが優しい笑顔の素敵な方でした。想像を絶する過酷なボクシング人生15年で、アジアチャンピオンのベルトも手に入れました。その道筋では、親友と日本チャンピオンをかけた試合もあったそうです。
引退後は、減量で培った栄養の知識を活用して、「カラダヨロコブカレー」をコンセプトにキッチンカーを開業。京急蒲田駅前でも定期的に営業していたので、ご覧になった方も多いのではないかと思います。昨年、柏市に念願の店舗を開店し、ますますのご活躍です。
とても穏やかな船井さんですが、試合になると殺気がみなぎり、人が変わったようになるそうです。それだけボクシングに真剣に向き合ってきたということでしょう。「失敗は成功のための成長、なりたいじゃなくて成る、今を一生懸命」と、大切にしてほしい3つのことを子どもたちに伝えてくれました。
講演後、校長室を訪れた子どもたち。その中には、保護者が船井さんの同級生やチームメイトという人も何人かいて、話が盛り上がりました。子どもたちに元気と勇気をくださった45分間でした。