5月12日の学校
更新日:2020年5月12日
今日は、高学年の皆さん向きのブログです。「地層(ちそう)と湧き水(わきみず)」の話です。写真と動画は、前回の続き、散歩で見つけた光景です。地面は、火山のふん火や流れる水のはたらきで土や石などが何層(なんそう)にも重なって、地層ができています。長い年月をかけて、水がしみこみやすい層と水がしみこみにくい層ができ、そのしくみが湧き水を生みだします。長い距離土の中を流れて湧き出す水は、きれいなきれいな水です。
写真の→の層のところから、水がしみ出しています。湧き水です。場所によっては、滝のようにしみ出しているところもあります。多摩川も、ずーっと山の上の方でこうしてしみ出した湧き水が流れてきて、大きな川になっているのですね。
写真の水は、谷沢(やざわ)川の湧き水です。
わき水が出ている地層(ちそう)のさかい目です。
水のしみこみにくい場所に水がたまって、わき水になります。
よく見ると、写真の矢印のところからわき水が流れ出ています。
わき水が集まると、まるで滝のようになります。