11月18日の学校
更新日:2020年11月18日
今日は大田区全小学校長の集まりがありました。その中に高校時代の同級生と後輩の2名がいるのですが、会では私も含め3人とも発言する機会がありました。自分のことは棚に上げつつ、高校時代お世辞にも頼もしかったとは言い難かった同窓生が、校長として学校を背負って発言していました。改めて人が一生懸命歳月を積む重みを感じました。キャリア教育につながる気付きです。
学校で日々生活する全てがキャリア教育につながるといっても過言ではありません。校内では実に大勢の立場の方が勤務しています。教員はもちろん、事務、用務、各種児童の支援員、学習補助、副校長アシスタント、教員支援員、特別支援専門員、交通指導員、栄養士、給食調理、ALT、警備、保健事務補助、日本語教育、などなど。ゴミ捨て場では用務主事が子どもたちからゴミ箱を受け取って、作業をします。昼休みを過ごす傍らで給食調理員は配膳台を片付けます。その姿を見せることは大切なキャリア教育です。多くの方々に子どもたちは見守られて育っています。掃除の時間は、校内で一斉に自分に課せられた仕事に確実に取り組む代表的な時間です。玄関掃除に無心に臨む低学年児童の姿をパチリ。数十年後は立派な大人になっていることでしょう。
主事さんにゴミ箱を渡して「お願いします」
食べ終えた配膳台の片付け 感染リスクもある危険な仕事です
玄関掃除に集中