12月1日の学校
更新日:2022年12月2日
今年度の本校の研究テーマは「自尊感情を高め、学級や学校で主体的に取り組む児童の育成 ~キャリア教育を通した指導の工夫~」です。日常的な授業での投げかけはもちろんですが、子どもたちにとっては外部の人材を招いての授業もまた、有効な手立てになります。
この日は、3.4校時に5年1組で総合的な学習の時間のプログラミングキャラバン、5.6校時に6年生のドリームキャリアプランで、外部の方をお招きしての授業を行いました。
5年生は、プログラミングの体験を通して、社会のためになる開発をしている人々の思いや根気よく改良に努める姿勢の理解につながったようです。得意な児童が、プログラムがうまくいかずに困っているグループにサポートに入る場面もあり、まさに「主体的に取り組む」姿が見られました。
6年生は、14名の国家資格をもつキャリアカウンセラーと濃密な2時間を過ごしました。4-5人のグループに分かれ、どんな大人が素敵だと思うか、どんな大人になりたいか、どんな夢をもっているか、語り合いました。はじめは照れたりふざけていたりした子どもたちがキャリアカウンセラーの否定せず、かといっておだてたりもしない巧みな話術に引き出され、どんどん本音が出てくるようになりました。こんなにも真剣に世の中のことや将来のことを考えていたのかと、教員が舌を巻くような内容を語る児童もいて、学校の教職員だけではできない時間をもつことができました。
来週は5年生のお米の学校、道徳授業地区公開のユーチューバーと外部の方々をお招きしての体験的な学習が続きます。
センサーを使ってプログラミング
グループに分かれて自分の将来について考え、語り合いました。