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矢口小学校
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校長室の窓・子どもの心の宝探し(令和2年12月~令和3年1月)

更新日:2021年1月29日

3学期の合い言葉は「130周年(しゅうねん)へジャンプ」です

このページでは、校長が学校のことをお伝えします。
新型コロナウイルス感染症対応で、なかなか学校を公開できないため、できる限りたくさん記事にしていきます。
御家庭でのお子様との話題作りにお役立てください。

3学期の目次(題名をクリックすると、その文章にジャンプします)

2学期の目次

「6年生 世界を旅する英語学習」(1月29日)


集まってくださったALTの先生方


このようなブースを回ります


アメリカブースでの英語学習


4つのブースをローテーション

今日の5,6校時は、外国語教育指導員(ALT)の派遣会社である(株)インタラック様が、コロナ禍で様々な行事が中止になっている6年生のために企画してくださった疑似世界旅行体験学習を開いていただきました。
「世界を旅する英語学習」です。
体育館には世界の4か国、アメリカ、フィリピン、ジャマイカ、イングランドのブースが用意され、それぞれにALTの先生がついて、英語で各国のことを紹介してくれます。
6年生の子どもたちは、学習用パスポートを持ち、ALTの語りかける英語を聞き取りながら、メモをしたり、質問に答えたりしていきます。
この4ブースをローテーションすることで、疑似世界旅行の体験学習となるわけです。
ALTの皆さんは、今実際に学校で英語の指導をしている現役の方々ですので、進行も慣れたものです。

これに似た形式で英語学習を進められる施設が、お台場にある「TOKYO GLOBAL GATEWAY」ですね。
今日の矢口小の体育館は、まるでTGGが出張してきたかのような感じになっていました。
少しでも小学校の思い出を増やせるように、インタラックさんと6年生担任で連携して、実現した体験学習イベント。
お願いして良かったと感じます。

5年生の自動車工場が素晴らしい!(1月29日)

5年生の社会で取り組んでいる車工場の学習がとても興味深いものになっています。

本来であれば社会科見学で自動車向上に出向き、製造過程を生で見てきたかったところなのですが、今年度の新型コロナウイルスの影響で社会科見学は難しいものになっています。
そこで5年生担任のアイデアで、自動車を作る過程を社会の学習の中で学んだ後、その発展学習で子どもたちで「バーチャル工場」をやってみようということになったようです。

どのようにやっているかというと、5年生たちはまず、2年生の子ども達に車の注文を受けに行きます。つまり営業活動です。
どんな車が欲しいかという注文を受けた後に、製造部門に回って行きます。
注文通りに車体を作り、色を塗り、デザインし、完成したものを2年生に届けるという活動をしているということです。
このような学習活動は大変優れた学習として、生き生きと子ども達の自主性を高めているものと感じます。

今年度たくさんの制限のある中で教育活動を進めている矢口小学校ですが、5年生の社会の学習をもとに2年生にも働きかけていくという、この担任たちのアイデアは本当に素晴らしいものだと感じています。
憧れのお兄さんお姉さんたちからもらった車は、2年生にとってはとても大切なものになるに違いありません。
また、今年度の本校の重点教育である「受け止める力の育成」という面からも、優れた取組になっています。


このような2年生からの注文書を営業担当の5年生が受注してきます。


多くの注文を受けて生産ラインに乗せ、様々なデザインの自動車ができあがっていきます。


なかには翼のついた自動車もありました。未来型自動車ですね。


このような取組は、社会科見学に行く以上にリアルな体験学習になっているように思えます。

【教職員研修用動画リンク】15分間の奇跡 先生の救命リレー(1月28日)

これは本校の教職員研修用にリンクしたものです。
本日の朝日新聞デジタルで取り上げられている「15分間の奇跡 先生の救命リレー」は、宮崎市立江南小学校で、昨年9月24日午後0時25分ごろ、給食中に起きた、心臓に疾患を持つ男児の心臓発作に対応する先生たちの連携の素晴らしさを動画で紹介しているものです。
本校の教職員も、いざという時には、この動画で紹介されている先生方のように、連携しながら対応してほしい。
そのためのイメージ作りをするために、研修としてリンクしました。

また、緊急事態に本校で対応する場合は、教員だけでなく、管理職・主事も即座に動く必要がある、さらには緊急対応後になりますが、教育委員会とも連携していく。
そのような危機管理マニュアルとなっていることは書き残しておきます。
動画の中ではそのことが紹介されてはいませんでしたが、きっとこの学校でも同じで、間違いなくもっと多くの職員が行動しているはずです。
批判ではありませんが、この辺は「メディアリテラシー」の学習材料になりますね。動画が焦点化、ドラマ化されているということです。

全校朝会の話「魂太郎(たまたろう)の歴史」(1月25日)

今日は計画委員会から「130周年キャラクター総選挙」の結果が発表されました。
「やぐらん」が選ばれましたね。
この絵のハチマキには「矢口小あいさつ日本一」、たすきには「Smile☆School」と書いてあります。
日本一のあいさつで、いつも笑顔の矢口小学校という意味でしょう。
そういう学校にこれからもしていきましょうね。

さて、矢口小の歴史話第3弾です。
今日は「魂太郎」の誕生について話します。
120周年キャラクターとして誕生した魂太郎は、今の3年生と同い年になるでしょうか。
10年前の同じころにも、魂太郎を選ぶ選挙が行われていたのです。
その投票用紙を画面に映しますね。
先生たちも見たことがない、初公開のイラストです。お楽しみに!
(この後、10作品をゆっくり紹介しましたが省略します。写真参照)

当時は女性の八木校長先生でした。
今日は八木校長先生が書き残した文を読みますね。
「たくさんの中から選ばれたマスコットの亀の『魂太郎』にも強い願いが込められています。
マスコットのキーワードは「矢口魂」です。
「最後まであきらめず、どんなに苦しくてもがんばり抜く気持ち」を表しています。
永久に輝くように、長寿のシンボルの万年生きる亀を、児童がデザインしました。
このように本校の120周年を巡る取組の特色は、【子どもたちが創り上げる120周年】であり、【地域・学校が一体となって共に創り上げる120周年】であります。
矢口小学校の教育活動がますます充実し、地域の発展と共に次の時代につながっていくことを心より祈念しています。

今紹介したような思いが、魂太郎に込められているわけです。
それから10年たって、みんなの力で新しい歴史が創られました。
130周年に向けて、これからもいろんなことに挑戦していきましょう。


130周年キャラクター総選挙 第1位 やぐらん


120周年マスコット 最終投票

楽しいな!1,2年生!(1月23日)

このごろ1年生と2年生の生活科が楽しいのです。

1年生は「凧あげ」をしたり、「商店街ごっこ」をしたりと、毎日笑顔いっぱいの日々を送っています。
昨日、今日は、残念なことに風が弱かったため、1年生の凧あげは、校庭を走りに走って、がんばってあげていました。
ですから、生活科の学習が終わるころには、おそらく校庭10周分くらい走っているのではないかと思えます。

2年生は1年生より一歩レベルアップで、「昔あそび」の調べ学習から入りまして、コマ回しやけん玉の練習を重ねております。
そのうちに、「1年生に教えてあげるんだ」と相手意識をもって、学習しているというわけです。

また来週も、この続きはあるのでしょうから、校長も1,2年生の取組に参加しようと思っています。


自分で絵を描いた凧をあげる1年生


1年生の商店街ごっこ

校内書初展へのお誘い(1月20日)


1年生は小学校で初めての書き初め(硬筆)です。

本日(1月20日)から29日(金曜)の平日、15時30分から16時30分の時間帯で、校内書初展の公開を行います。
それぞれの学級の廊下掲示板に展示してあります。
お子様の学年だけでなく、ぜひ全学年の作品をご覧ください。
今日は大寒。学校の廊下はとても寒いですから、防寒対策は万全にお願いします。


3,4年生は書道作品に新年の抱負を付け加えています。


5,6年生は同じ廊下に並んでいます。さすが高学年と言える作品です。

4年1組道徳 研究授業(1月19日)


ワークシートに意見を書く4年生

今日の5校時には、4年1組担任の大田区の教員研修会のための研究授業で道徳を実施しました。
都内は緊急事態宣言下にあるため、急きょ、他校の先生方が参観することができなくなり、指導してくださる講師の先生のみの参観でした。
「たくさんの先生に授業を見ていただき、良い授業ができるように学びたい」と言っていた担任も、とても残念そうにしていました。

さて、今日の授業内容は、「雨のバスていりゅう所で」(かがやけみらい 学校図書)という教材文を使って、規則の尊重について学び合うものでした。
登場人物のよし子が、雨が降っているバス亭に母親と一緒に並んでいて、バスが来たとたんに先頭に並ぶ。それを母親が無言で制止するという内容から、不文律のマナーについて考えていく学習です。
研究授業ということもあり、担任は数多くの教育資料を読んで、何度も指導案を修正し、先輩教員に指導助言を受けながら今日を迎えました。
この今日までの過程が、教員を育てていきます。
私は常々、「研究授業は買ってでもするのだ」と言っています。
その言葉を受けて、4年1組担任は今回の授業を買ってでました。

授業の中で、4年生の子どもたちの成長も実感できました。
何よりも、落ち着いて整然と学習できています。
日頃から、学級内で意見交流をする機会が多いため、自然な形で学び合う姿があります。
友達の発言をよく聞いて受け止める姿勢も身に付いています。

来年度は130周年を6年生と一緒に支えていく高学年(5年生)になる子たちです。
その力をしっかり付けていることを、とても嬉しく思います。

出張プラネタリウム(4年生 1月18日)


かなり大きなエアドームです


強力な送風機で新鮮な空気をどんどん入れる

2~4校時、他学年に体育館を空けてもらって、4年生が「プラネタリウムワークス」さんに来ていただき、エアドーム型のプラネタリウム学習を行いました。
密集を避けるために、1学級ずつ3時間をかけて学習しました。
エアドームなので、膨らませるためには、かなりの量の空気を送り込むことになりますので、寒いくらいに換気されていました。(写真参照)

天文解説員さんの説明の語りが、とても上手で、子どもたちからはたくさんの歓声があがるほど。
興味深い数々の星空話に、宇宙への関心はかなり高まったように見えました。

鑑賞後の子どもたちからの質問も、内容の濃いものでした。

Q:ブラックホールは本当にあるのでしょうか? 吸い込まれたらどうなりますか?
A:本当に存在します。しかし地球の近くにはありません。だから、吸い込まれたらどうなるのか、誰も見たことがないし、本当のところはまだ分かっていません。

Q:プラネタリウムの説明で、地球と火星が最も近づくとありましたが、地球と火星はどのくらい離れているのですか?
A:地球も火星も太陽の周りを回っていますから、太陽に向かって同じ方向に二つが並んだ時が一番近いです。地球と火星が太陽をはさんで反対側になった時は一番遠いです。

Q:星の形は、よく☆と描きますが、本当はどんな形なのですか?
A:ほとんどの星は丸です。それは宇宙の中で、一番安定する形だからです。

Q:絵で見ると、月の色は黄色のことが多いのですか、実際に空の星を見ると白いです。本当は何色なのですか?
A:月の色は本当は白が正解です。ただ、太陽の光を反射して光っていますから、光の加減でいろいろな色に見えることがあります。太陽も同じです。白い太陽もあれば、朝日や夕日の時にはオレンジ色をしています。太陽が地平線に沈む瞬間に、グリーンフラッシュという緑色になる時もありますよ。

本校の4年生、質問力ありますね!


入口で手指の消毒もします


ドームに入った子どもたち


矢口小の校舎が空に映って驚く


北極星の見つけ方も学びました

全校朝会の話「タブレットPCについて」(1月18日)

5年生・矢口っ子の優しさ(1月15日)


1年生を介助する5年生

2学期中盤から始まった5年生男子有志による自発的な朝のあいさつ運動が、今でも毎日続いています。
今日は、さらに人数が増えて7名が正門に立ち、あいさつをしていました。
教員や計画委員から頼まれたわけでもないのに、5年生男子で相談して続けている活動です。
始めた頃には、校長の私も(いつまで続くのかな?)と思っていましたが、そろそろ2か月目に入ります。
こんなに長い期間、1日も欠かさず、朝のあいさつに立つ小学生が地球上のどこにいるでしょう。
最大に褒めたたえたいです。

そして、この子たちは、あいさつだけはありません。
写真のように、松葉杖をついて、不便そうな下級生を見ると、すぐに行動をはじめて、スロープを安全に上がれるようにしてあげたり、上履きに履きかえることを手伝ってあげたりしてくれます。
本校の教育目標には、「こころ豊かで やさしい子ども」とありますが、この5年生たちの姿こそ、教育目標を行動で表しています。
この記事をお読みの皆様も、ぜひこの子どもたちを褒めたたえてあげてください。

自動検温・消毒器を4台入れました(1月15日)


自動検温・消毒器

養護教諭の案を採用し、写真のような接触しなくても、おでこをかざせば即座に自動で検温でき、アルコールも手をかざせばシュッと吹き付けてくれるものを用意しました。
常設してしまうと、まず間違いなく、子どもたちが興味津々で遊んでしまうことが予想されますので、大人の来客用に使用する予定です。
今月後半には、放課後に「校内書初展」を公開しますので、その際にはご活用ください。
他にも、保護者会や卒業式、入学式、読み聞かせボランティアなど、様々な場面で玄関に出しておきます。

たこをつくろう・1年生 生活科(1月14日)


まずは下書きを大きく描こう


いろいろ考えて描いてみました

緊急事態宣言下、保護者の皆様には、感染拡大防止のための対応を、「念のために」というお言葉の通り、先手先手で取り組んでいただき、本当にありがとうございます。

さて、今日から1年生では1月の年中行事とのいえる「凧つくり」に入るという週の指導計画でしたので、教室で作業している子どもたちの様子を見に行きました。

今週の1年生と私とのおしゃべりの中では、
「校長先生あのね、こんど凧を作るんだよ。楽しみだな。」
「校長先生、私は凧あげをしたことないんです。じょうずにあげられるかな。」
「ぼくはね、おじいちゃんの家に行くと、いつも凧あげするから慣れているよ。」
と、かなり楽しみにしている様子が伝わってきました。

今日の「たこづくり」1回目の授業では、写真のようにどんどん描き進める子もいれば、「ううん。何を描いたらいいのか、なかなか思いつかない・・・」と悩んでいる子もいて、それはそれで個性豊かな1年生で良いものだと思いました。
この後、絵の具で色を塗って完成したら、風のある日に校庭で凧あげ大会になります。

ここで凧についての有名な句を紹介しておきます。凧は「いかのぼり」という季語にもなります。

ありたけの 糸のばしたり (いかのぼり)  (石井露月(いしいろげつ)

(いかのぼり) きのふの空の ありどころ  (与謝蕪村(よさぶそん)

そこらから 江戸が見えるか 奴凧(やっこだこ)  (正岡子規(まさおかしき)

凧の糸 青天濃くて 見えわかぬ  (山口誓子(やまぐちせいし)

ちさい子の 走りてあがる (いかのぼり) (河東碧梧桐(かわひがしへきごとう)

これらの俳句のような風景が、来週の矢口小の校庭で見られることを期待しています。


ぼくは、たこをつくるのだから、たこの絵を描いてみました


いっしょうけんめい描けたから、私のたこの絵をホームページにのせてね

全校朝会の話「校章の意味」(1月12日)

3学期の始業式の時に、「しばらくは130周年ばなしと称して、学校の歴史を語りますね。」とお話しているとおり、今日もまた130周年ばなしをします。
今日は矢口小学校の校章について話します。


矢口小の校章はこのようになっています。知っていましたか。


これは1917年(大正6年)に第8代校長の三浦茂三郎先生が考えました。


東京都のマークが元になっています。この東京都のマークは「亀は千年」という長寿の意味があります。


東京都のマークを矢口小バージョンに変えるとこうなります。


ここに矢の絵を入れます。さらにペン(万年筆)の絵を入れます。真ん中は矢口の「口」の意味があります。


「矢」には健全な体に育ってほしいという意味を込め、「ペン」は豊かな知性を育むという意味を込めています


描き方もわりと簡単で、この絵のように、絵描き歌のように描けます。描いてみましょう。


こうして矢口小学校の校章になります。校長室前に掲示しておきますので、ぜひ見てください。

【今週の生活目標 週番からの話】
「ていねいな言葉づかいをしましょう」
親しい中にも礼儀ありという言葉もあります。
言葉づかいをていねいにすると、次のような良いこともあります。
・友達とより仲良くできる。
・気持ちよく学習を進めることができる。
・品位や品格を上げることができる。
今週、気をつけていきましょう。

廊下の照明がLEDにかわりました(1月12日)


LED照明

写真のように、南側校舎の廊下天井の照明が、蛍光灯からLED照明にかわりました。
写真は2階のようすです。
廊下がとても明るくなりました。
明るい中にいるだけで、気持ちまで明るくなります。
南側校舎は、教室の空調機も新しくなっています。
大田区教育委員会の施設担当者の皆さま、本当にありがとうございます。

2年生「どんな3年生になりたいか」 3年生「書初め会」 1年生「大繩とび」(1月8日)


3年生 書初め会


「お正月」が課題です


大縄とびは一校一取組の運動


1年生の体育 大縄とび

本日から首都圏は緊急事態宣言下になりました。
学校を継続すべきか休校にすべきか、世の中には様々な意見が飛び交っておりますが、国並びに都が学校の教育活動は止めないと公表しておりますので、最新の注意を払いながら教育活動を進めてまいります。

校長の仕事として、1日に何回か校内巡視に回り、教員や子どもたちが楽しく充実した学校生活を送っているかどうか監督します。
今日、まず私の「心の宝探しアンテナ」にかかったのは、2年生で学習していた「どんな3年生になりたいか」です。
子どもたちはどんな思いなのかと、学習カードに書いている文を読みました。
いくつか紹介します。

「あいさつも自分からする」(男子)
「むずかしいもんだいが出ても、出来る3年生になりたい。」(女子)
「体育でたくさん体そうをして、体がやわらかくなりたい。」(女子)
「きゅう食をぜんぶ食べられるようにしたい。」(女子)
「学校に来たら、ぼくからあいさつしたい。」(男子)
「下の子たちにやさしい3年生になる。」(女子)
「べんきょうをいっぱいして、キラキラの3年生になりたい。」(女子)
「学しゅうする時間をきめて学しゅうする。」(男子)
「元気な3年生になりたい。」(男子)
「言われる前に自分からわすれものをしないようにする。」(男子)

他の子の文も、高い意欲を感じさせる内容ばかりでした。
素晴らしいですね。こういう子どもの心の宝を見つけられることが、教師という仕事の醍醐味なのです。

さらに校内巡視をしていくと、体育館では3年生が、真剣な空気を漂わせながら、書初めに取り組んでいました。(写真参照)
校長室に戻ると、窓の外では1年生が大縄とびに挑戦中。
本校の大繩とびは、一校一取組運動という重点指導になっています。
コロナ前は、毎朝、校庭で全学級が練習していました。
3分間で500回を超えるくらいとべる、とても高いレベルだったのですが、今年度はおそらく練習不足になっていますから、そこまでは求められません。
しかし、仲間での達成感の高い運動ですから、免疫力向上にも一役買うはずです。
19日(火曜)から「短なわとびタイム」の取組も始めますので、ご家庭でも子どもたちに取り組ませていただけると、さらに体力向上になりますので、よろしくお願いいたします。

文部科学大臣 1月5日 臨時会見の映像(1月7日)

始業式の話「130周年へジャンプ」(1月6日)

あけましておめでとうございます。
2021年、令和3年が始まりました。皆さん、元気ですか。

12月から矢口小学校の歴史について話を始めています。
12月には学校だよりの「薫泉」という名前は、矢口小学校ができる前の1878年(明治11年)にできた「薫泉学校」からきていることをお話ししました。
今日はそのあとの話になります。

1890年(明治23年)に、このあたりには8つの村がありました。
今泉村、矢口村、安方村、古市場村、原村、下丸子村、小林村、蓮沼村の8つです。
これらがいっしょになって、この年に大きな矢口村ができます。
こうした矢口村となったことから、翌年の1891年(明治24年)に矢口尋常小学校という、今の矢口小学校につながる学校ができたのです。
今年は2021年ですから、1891年から数えて、ちょうど130周年になるのですね。

また、矢口尋常小学校ができる前には、じつはもう一つの学校ができていまして、それが1880年(明治13年)に薫泉小学校から分かれた明林小学校という学校です。
矢口小学校は、薫泉小学校と明林小学校が合体して、新しくできた小学校だったのです。

さて、毎学期の始業式では、その学期の合い言葉を発表してきました。
この3学期の合い言葉は、「130周年へジャンプ」にします。
もう130周年は始まっていると思って、いろんなことに取り組んでいきましょう。
すでに計画委員会の皆さんが進めている「キャラクター総選挙」があります。
理科室の廊下に、皆さんが考えてくれたキャラクターのイラストが、本当にたくさん掲示してあります。
その一つ一つを見ながら私は、矢口小学校やスクールキャラクターの魂太郎(たまたろう)のことを大好きな子がたくさんいるんだと思い、本当にうれしくなりました。
みんなに愛される新しいキャラクターを楽しみながら選んで、魂太郎の家族やお友達を作ってあげましょう。

130周年へジャンプ。
3学期も一緒に頑張りましょう。


始業式の話に使ったものです。画面に映しましたが、見えにくかったので、ここに出しておきます。


ヘルメット試し着用を兼ねて、キャラクター総選挙に投票開始(5年生)

始まります3学期!始まりますキャラクター総選挙!(1月5日)


130周年キャラクター総選挙の応募作品(Aリーグ)

あけましておめでとうございます。
例年より2日早い3学期が明日から始まります。
皆様、お元気でしょうか。
世情は緊急事態宣言が発出されようとしていますが、今のところ公立小学校は通常通りの教育活動をする予定です。

学校では教員の手により、130周年キャラクター総選挙の用意が、理科室廊下掲示板にできあがりました。
応募総数164作品という、教員の予想をはるかに超える、子どもたちの熱の入れようです。
この写真は、1月7日(木曜)から8日(金曜)が投票日のAリーグ81作品です。
半分に分けても、これだけの数があります。
どの作品も、子どもたちのスクールキャラクターに対する愛情が感じられます。
なかにはそのままキャラクターとして使ってもよいのではないかと思えるハイレベルの作品もあるようです。
全校児童の投票によって選んでいきますが、選ぶ方も大変だと思えます。

保護者の皆様、地域の皆様も、学校の近くにお寄りの際には、ぜひともご覧ください。
申し訳ありませんが、短期間の掲示になります。

2学期の合い言葉は 「矢口魂(やぐちだましい)とは」 です

終業式での校長と生活指導主任からの話(12月25日)

令和2年が終わろうとしています。
今年は本当なら、夏に東京オリンピックとパラリンピックが開かれて、世界中の一流選手たちが競い合うところを応援するはずでした。
残念なことに、新型コロナウイルスという新しい病気が世界中にひろがって、どの国も、この感染をなんとかしよういう戦いばかりになってしまいました。
矢口小学校も、いろいろな楽しい行事を中止にしなくてはなりませんでした。

3月に学校が臨時休校になる2週間前の2月17日に体育館で行った全校朝会で、私はこんな話をしました。
「人類の歴史は、挑戦に対する応戦の歴史である。いろいろな病気や自然災害に対して、人類は、命と健康を守るために知恵を集めて応戦してきました。不治の病と言われていた病気も治せるようになってきました。こうした応戦を学校でも続けていきます。合い言葉は、『スキあらば手洗い、うがい』です。」

この手洗い、うがいに加えて、一年中マスクをしてきましたね。
これが病気に対する私たちの「応戦」でした。
たぶんその効果があって、インフルエンザやノロウイルスという、毎年、大はやりする病気は、ほとんど出ていません。
たとえば、インフルエンザの患者の数を見てみると、去年の12月15日頃には、日本の幼稚園から高校まで全部合わせて、41,433人の子どもたちがインフルエンザにかかっていたのですが、今年は、今、なんと日本全国で1人もかかっていません。
新型コロナ感染は、残念ですが、大田区では1日に1人くらいの子どもの感染者が出ています。油断はできません。

2学期の合い言葉は、「矢口魂とは?」としていました。
この冬休み、一番大事な「矢口魂」は、やはり病気になったり、事故にあったりしないで、全員が元気に11日間をすごすということです。
1月6日には、3学期が始まります。
それでは、年末年始を家族で楽しく過ごしてください。
これで終業式の話を終わります。

【生活指導主任から 冬休みの注意】
1、交通事故に気を付けて、命を守りましょう。
2、金銭トラブルにならないように、お金の管理は親といっしょにしましょう。繁華街には子どもだけで行ってはいけません。
3、怪我(骨折やねんざ等)をしないように気を付けて遊びましょう。体を丈夫にするために運動をしましょう。
4、健康観察カードは毎日記入して、1月6日に持ってきましょう。
5、保護者会で配った「よいこの冬休み」をもう一度、家族で読みましょう。

6年生対象「東京ジュニア科学塾」の案内を掲載しました(12月24日)

児童用防災ヘルメットの紹介(12月23日)


児童用ヘルメット


椅子の下に設置します

12月より大田区から「児童用防災ヘルメット」が学校に配置されました。
写真のようなものです。
全児童分の数が届きました。
中学校の方ではすでに使っているものですが、小学校にも配置されたわけです。

「防災頭巾」も無くすのではなく、ヘルメットと併用する方法で、児童の安全確保への一助とします。
本校では、ヘルメット導入初期段階の今時点では、次のように使うこととしました。
(1)地震発生時は、素早く逃げること以上に、避難中に「倒れてくる物」や「落ちてくる物」、「動いてくる物」に対して、頭を守ることが大事なので、ヘルメットをかぶらせる。
(2)火災発生時は、1秒でも早く校舎外に出ることが必要なので、すぐにかぶれる防災頭巾を使う。
(3)台風による暴風雨を避けるための集団下校になった場合は、「飛んでくる物」から守るためにヘルメット対応になる。
(4)ヘルメットの上から防災頭巾をかぶっている時間はないと判断して、両方同時に使うことはしない。
もちろん、今後の避難訓練の様子を見ながら、より安全な方法に変更していくことも想定しています。
ヘルメット、防災頭巾の使い方について、何か建設的なご意見がありましたら、ぜひ学校にご連絡ください。

体育館の空調機がもうすぐ使えます(12月22日)


体育館空調機


室外機


体育館室内機(片側4基)

現在、体育館の空調機を新設する工事を行っています。
体育館内には8基の室内機が設置されました。
矢口自然農園前の校舎横には室外機が2基設置されました。
これからボールなどがぶつかっても壊れないように保護する工事が行われるかと思います。
本校の体育館はかなり広めですが、空調機が動き始めれば、様々な行事の予定も、季節的な影響をあまり受けずに計画できるようになると思います。
とても寒かった卒業式や入学式も、これからは快適な室温でできそうです。
地域の避難所としての機能も高まりました。
3学期には使い始める予定です。

全校朝会・計画委員会と校長の話(12月21日)

【計画委員会】
130周年記念の学校マスコットキャラクターコンクールへ、たくさんの応募がありました。
全部で164の応募がありました。ありがとうございました。
この中から130周年にピッタリのマスコットを、皆さんの投票で選びたいと思います。
地域や矢口小の皆さんに愛されるものを選びましょう。
1月にマスコットキャラクター総選挙を行います。
164点をAリーグとBリーグで分けて、それぞれから5点を選び、10点の中から決選投票を行います。
Aリーグは1月7日(木曜)から8日(金曜)に投票してください。
Bリーグは1月12日(火曜)から13日(木曜)に投票してください。
1月15日(金曜)に決勝リーグへすすむ10点を発表します。
決勝リーグは1月18日(月曜)から19日(火曜)に行います。
理科室前の掲示板に応募作品を貼りだしますので、投票をお願いします。
魂太郎の家族や友達を創り出しましょう。

【校長】
今、計画委員の皆さんが発表してくれたように、130周年キャラクターへ応募作品が164点もあったということです。
これだけ多くの応募があるなんて、先生たちは予想もしていませんでした。
皆さんの、130周年をお祝いしようという気持ちが、とても大きいのだと嬉しくなりました。
さて、そろそろ130周年に関係する様々なお話をしていこうと思っています。
今日はその手始めに、「薫泉」という名前について考えていきましょう。
矢口小学校の学校だよりの名前は「薫泉」となっています。
なぜ「薫泉」というのか知っている子は静かに手をあげましょう。担任の先生は、どのくらい知っている子がいるか見てあげてくださいね。
時代は1800年代、武士が中心の江戸時代、徳川幕府の治める世の中が続いていました。
とても平和な時代でしたが、ここに外国から日本をとってしまおうという船が次々現れるようになりました。
平和な時代から一転、日本をどのようにしていけば外国から守ることができるのか。
そんな幕末と言われる時代に一気に入っていきました。
6年生は今、勉強し終わったところでしょうか、幕末の志士、日本を何とかしないといけないと考える、志をもった武士たちが立ち上がります。
そして徳川幕府を倒し、明治政府という新しい日本を創り出します。これが1868年。
しかし、明治政府かできたからといって、すぐに日本の暮らしが変わるわけではありません。
まだまだ武士の世の中がよいと考える刀を持って、ちょんまげを結った侍がたくさんおりました。
明治政府とそうした侍たちの戦いが続きました。
明治10年、1878年、西南戦争というものが起こり、西郷隆盛率いる軍隊と明治政府軍が戦いまして、明治政府軍が勝利しました。
そんな中の明治11年、1879年6月1日、矢口小学校になる前の学校、薫泉学校というものが矢口に誕生したのであります。
この2週間前、ときの内務卿・大久保利通が紀尾井町で暗殺されるという事件も起きています。
まさに新しい世の中に、どんどん変わっていくさなか、薫泉学校は創られたのです。
なぜ薫泉という名前を付けたのかは、まだ資料が見付かっていませんので分かりませんが、漢字から想像すると、泉が湧き出し、その豊かな薫りが町をうるおすという意味にも取れます。
つまり、たくさん学んだ知識の泉から、知恵が湧き出して、世の中に薫るという学校を創るのだと当時の人々が夢を託したのではないでしょうか。
これが「薫泉」という名前の意味です。
今日は薫泉学校の話までにしておきます。
3学期は矢口小学校の誕生の話となってまいります。お楽しみに。

ICT活用学習・プレゼンテーション 4年2組(12月17日)

4年総合1

4年総合2

今日の6校時は、4年2組から授業をぜひ参観してほしいというお声がかかり、お邪魔しました。
授業内容は、総合的な学習の時間で学んできた「障害者理解」の学習のまとめとして、パワーポイントを使った発表をするということでした。
1人につき2ページから4ページ程度のスライドでしたが、4年生の子どもたちにとっては、初めてのプレゼンテーションで、一生懸命に準備をしたことがよく伝わってきました。
今回は、大田区が契約しているベネッセのICTサポーターにも授業に入ってもらい、PC操作はお任せしていました。
それはそうです。発表することだけでも緊張感がある中で、PC操作まではさすがに優秀な4年生でも難しい。子どもたちには、語りに専念してもらったわけです。
なかには原稿を暗記してきた子もいました。
聴いている友達の反応を見ながら話している子もいました。
真面目な態度で、しっとり落ち着いた空気感の中で、発表は進みました。
最後に校長からも感想をひとことという担任のご要望がありましたので、
「発表している人たちは、準備もしっかりやったことがよく分かりますから、もちろん100点満点です。それ以上に、発表を聴いてくれるみんなの態度がとてもよかった。発表者のことを心から受け止めてくれました。」
と伝えました。
また、今回の担任の指導で素晴らしかったことがあります。
児童全員の発表を短い時間で評価し、授業の最後に口頭で、一人一人全員に伝えたことです。
こうすることで、子どもたちは、「褒められる」という喜びよりも一歩高いレベルの、学習の成果を「認められる」という達成感を味わうことができるのです。
人には、大人も子ども同じように、「承認欲求」というものがあります。
ここを満たしてあげることで、人は「次もまた頑張ろう」という気持ちになるものです。
このような指導が日常的に行われている学級は、子どもたちが自信をもち、お互いに高め合っていくようになります。
校長は、そんな授業を見つけては、皆さんに紹介する係ともいえますね。

第2回地域教育連絡協議会の報告(12月17日)

12月16日(水曜)に行いました今年度第2回目の地域教育協議会で、委員の皆様から出していただきましたご意見を紹介します。
・特殊な1年間だった。先生方も苦労が多かったことでしょう。
・今年のような社会状況の中で、学校に来られない子がいないということは、学校運営がうまくいっている証拠だと思う。
・子どもたちは例年とあまり変わらずに学校生活を送ることができていることがありがたい。
・登下校の様子もいつも通りで、安心して見ていられる。
・運動会を見ることができなかったのが残念だった。
・街の中でも、子どもたちは校外学習をとても楽しみにしている様子がうかがえた。
・町会的にも様々な行事がキャンセルになった今年だった。
・子どもたちが元気に学校に通えていてよい。
・コロナ感染者が普通に出る状況になってきた中、先生方もご苦労様と言いたい。
・学校だより「薫泉」に学校の熱意を感じている。
・校内の掲示物が素晴らしい。
・書道教室でも矢口小の子どもたちは、とてもさわやかに挨拶してくれる。
・今年のような社会状況がまだ続くようだと、学校と地域の連携も新しい形を探る必要がある。
・タブレットPCの全児童配布をするようだが、こうしたところにも地域と何か連携できないだろうか。
・PTA活動も軒並み中止となったが、今後の活動のあり方も考えていく必要がある。

ロボットにも優しい6年生(12月16日)


お見舞いを受けた お話ロボット

写真は校長室前の廊下にいる「お話ロボット」です。
子どもたちの気持ちの受け止め役をしています。幼稚園児程度のお話をします。癒し効果です。
このロボットが、何かの拍子で床に落ちてしまったためか、12月上旬に首の部品を故障してしまいました。
人間でいうと、左の首の筋肉が断絶した状態です。
そのため、廊下には「首を折って重傷です。ロボット入院中。」という表示をして、校長室内で修理をしていました。

今日、校長室の扉をノックする子がいました。
「どうぞ」と声をかけると、6年生の女子3名が扉を開けて、こう話すのです。
「校長先生、ロボットのお見舞いに、折り鶴を折ってきました。」
しばらく姿を見ないお話ロボットを心配してくれたのです。なんと優しいのでしょう。
そこで、6年生の優しい心に応えるために、ロボットを再登場させました。
写真のロボットが、ひざの上に大事そうに持っているものが、その折り鶴と花です。
完全に直っているわけではないのですが、これからも、子どもたちの心の優しさを、たくさん引き出してくれるとよいですね。

全校朝会の話「卒業式まであと100日」(12月14日)


卒業式まで今日から100日間

12月14日。3月24日の卒業式まで、土日を入れて今日でちょうど100日前となりました。
6月1日から学校が始まり、6年生はこれまで、全校の模範としてとてもよく頑張ってきました。
たくさんの楽しみな行事が中止になりましたが、それでも学校を良くするために取り組んでくれました。
1年生の世話を丁寧にし、多摩川台公園の生活科見学にも一緒に行ってくれました。
委員会活動では、みんなの見てないところでも、学校のためにと責任をもって仕事をしていました。
クラブ活動では4,5年生のために、なかよし班では、6年生ではなく、下級生に楽しんでもらうことに達成感を得ようと計画してくれました。
本当ならば一番楽しみにしていただろう「とうぶ移動教室」も中止になってしまいました。
その代わりに、5年生と6年生で、鎌倉まで学校を出てから帰るまでを子どもだけで行ってくるという挑戦をすることができました。
6年生は残り100日間を、悔いなく、友達との思い出を少しでも多く作れるように取り組んでください。
また、5年生にとって、これからの100日間は、矢口小のリーダーとなるための助走期間となります。今から、最高学年となる意識をもって過ごしてください。
矢口小は1年生から4年生も、1年ごとにクラス替えを行います。ですから、今のクラスで過ごすのもあと100日間です。友達や先生と一緒に、すてきな日々を過ごせる100日間としてほしいです。
今日は、100日間のカウントダウンのお話でした。

インターネットモラル教室 4,5,6年生(12月12日)


教育ネット様による情報モラル教室

今日は月1回の土曜授業でした。
ご家庭から子どもたちを元気に送り出していただき、ありがとうございます。
4,5,6年生は1,2,3校時に体育館を会場に、1時間交替でインターネットモラルの出前授業を受けました。
講師をしてくださったのは、「教育ネット」のお助けネットインストラクターさんです。
学習した内容は、子どもたちの言葉で家族に伝えるという課題も出ました。
子どもたちは伝えられるでしょうか。そのために、ここで簡単に内容紹介しておきます。
(1)インターネット上でできること
・すでにインターネットは普及していて、これを道具として使えるならば便利であるが、ネットに振り回されると危険である。
・主なネットツールとして、トークアプリ、画像アプリ、動画アプリ、検索エンジン(調査活動)がある。
(2)ネットコミュニケーション
・トークアプリの長所と短所を理解していくことが大事だ。
・長所としては、離れている人とも簡単につながりができること。
・短所は、文字やスタンプだけで伝えるため、人によって感じ方がちがうため、誤解を生じやすい。
・例として、「いいですよ」とだけ伝えると、YESの意味ともNOの意味とも判断できる。
・ネットの「火の輪」に注意する。
「ひ」ろがる・・・一瞬のうちに情報がひろがってしまう。
「の」こる・・・・端末機で削除しても、サーバーにはすべての情報が残ってしまう。
「わ」かる・・・・安易に情報を流すと、危険な個人情報も分かってしまう。
・気持ちを伝えようとするスタンプも人によっては、まったく反対の意味に感じ取る場合がある。
(3)個人情報について
・主な個人情報は、名前・電話番号・学校名・顔写真・住所・年齢などがある。
・4つの個人情報だけでも個人を特定できる。
 (例)「矢口小在籍」「4年生」「8月生まれ」「猫を飼っている」→4年生で1人だけしかいない。
・個人情報が特定されると、「見ず知らず」の人が、「優しいふり」をして「なりすまし」、「つきまとう」ことがある。
・個人が特定されている小学生が、ネット上に「北海道ナウ」と書いただけで、家には誰もいないことが分かり、空き巣にあったという実例もある。
・個人情報をインターネット上には絶対に出さないことが大事である。
・最近はネット情報の「特定屋」という仕事もある。
(4)動画視聴しながらでネットゲーム上の問題をシミュレーション
・ネットゲームにはメッセージ機能がついていることが多い。
・悪口や暴言を書いてメッセージにアップした結果、炎上してインターネット内で孤立することも多い。
・自分で情報を消しても、相手の端末には記録が残ってしまうため、自分にとって悪い情報が永久に残ってしまう危険がある。
(5)困ったときの対処方法
・子どもの力ではどうにもできないことが多いため、必ず大人(親や先生)に相談すること。
・しかし、インターネットのことを大人があまり知らないこともあるため、大人を通じて専門家に相談することも時には必要。

感覚を磨く(12月9日)


校庭で体育学習する4年生

現在、各学年の体育学習は、校庭でボール運動や縄跳び、体育館ではマット運動や跳び箱を行っています。
体育学習に限らず、子どもたちの成長のために、「感覚を磨く」という言葉はとても重要な意味をもっていると感じます。
私が以前、副校長として勤務していた小学校では、言語能力向上拠点校として東京都教育委員会の指定校研究を行いました。
その時の研究テーマが「感覚を磨く」でした。
算数と俳句を柱として研究を進めていたのですが、どちらも「数学的感覚」「俳句創作を通した言語感覚」をどう磨いていくかについて研究しました。
結論からすると、同じパターンの学びを積み上げていくことで、感覚が磨かれるということになりました。
また、小学生スポーツの指導者経験からも「感覚」に視点をあてることは大切だと感じています。
子どもの「感覚」を伸ばすことは、脳機能の中で新しい連鎖を生み出して、これまでできなかったことができるようになるイメージを私はもっています。
たとえば、写真のような野球的運動では、ボールを「投げる感覚」や「捕る感覚」「飛んでくる位置をつかむ感覚」「打つ感覚」というものが、基礎練習の中で研ぎ澄まされていけば、上手に野球をすることができるようになります。
卓球でしたら、ラケットを握る、振る感覚から始まって、ピンポン玉を打つ感覚や回転をかける感覚、スピードに対応する感覚などが必要になってきます。
頭で理解していても、感覚が磨かれていないと体が動いてくれません。

教室での学習も同じようなことがあります。
字を整えて書く感覚、場にあった言葉を話す感覚、数を具体物で捉える感覚(低学年)から抽象的に思考できる感覚(高学年)、他者の気持ちを読み取る感覚など。
感覚を磨くためには、毎日の努力が必要になります。
絵を描くのが苦手な人でも、勇気を出して一歩踏み出し、毎日絵を描くことを続ければ、気づかぬうちに感覚が磨かれて、ある日突然、描けるようになります。
要するに、感覚を磨くとは、できるようになるまで忍耐強く学習を続けられるかどうかにかかっているように感じます。
また、人は生涯、学び続けることが大事ですから、年齢がいくつになっても新しい感覚は磨かれていくものです。
そのように学び続けられる人を、一人でも多く育てられたら素敵なことだと思っています。

学校公開 保護者アンケートの結果公表(12月8日)

1年生は9月末から10月上旬にかけて、2年生から6年生は11月17日から20日まで、学校公開を実施いたしました。
110名の方々からアンケートを提出していただきました。
ご協力ありがとうございました。
集計しました数値を公表いたします。

(Q1)子どもたちにとって分かりやすい授業をしていた
よくあてはまる 61名
あてはまる 45名
あまりあてはまらない 4名
あてはまらない0名

よくあてはまるとあてはまるは全体の96.36%

(Q2)子どもたち一人一人の活動が充実していた
よくあてはまる 51名
あてはまる 54名
あまりあてはまらない 5名
あてはまらない 0名

よくあてはまるとあてはまるは全体の95.45%

(Q3)子どもたちはよくあいさつをしていた
よくあてはまる 36名
あてはまる 63名
あまりあてはまらない 11名
あてはまらない 0名

よくあてはまるとあてはまるは全体の90%

この他、記述によるご意見もたくさんいただきました。
今後の教育活動の参考にさせていただきます。

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電話:03-3759-9618
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