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矢口小学校
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校長室の窓 子どもの心の宝探し(令和4年4月~5月)

更新日:2022年6月8日

令和4年度が始まりましたが、いまだに学校を普通に公開できる状況ではありません。
引き続き、このページで学校のことを公開していきますので、定期的にご覧いただき、ご家庭でお子様との会話の材料にしていただければ幸いです。

1学期の合い言葉は「Try All(トライオール)」です。

「Try All(トライオール)」とは、マインドマップの発明者であるトニー・ブザン氏が生み出した成功サイクルのスタートの言葉で、とにかくすべてのことを試みてみよう、できることはやってみよう、その結果から、次のことを計画していこうという考え方です。

小中連携オンライン授業参観(6月8日)


端末画面で中学校の授業を参観

今日は午前授業にさせていただき、安方中学校区の小中連携教育の一環として、中学校の授業参観を行いました。今回は、現場での参観人数を、小学校1校から5名と限定したため、本校からは「元担任」と「小中一貫教育担当教員」を選出して派遣しました。その他の教員は、学校に残ってオンラインで授業参観をしました。オンライン参観という体験は、私としては初めてのことだったため、あえて学校に残り、参観者はどのような感覚でオンラインを視聴するのか体験してみようと思った次第です。
大田区教育委員会では、コロナ禍の学習保障のためにも、オンラインで教室と家庭をつなぐことと決められています。今回の視聴で課題と感じたことは、記録として残しておきたいところです。
(1)教室全体を映しているいる画像と音声では、何をしているのかほぼ分からず、学習保障にはならないため、改善の必要がある。改善点としては、タブレット内蔵のカメラやマイクだと質が悪いため、性能の良いWEBカメラや、集音マイクを外部接続するとよい。
(2)今回、中学校側が2台の端末を教室に入れて、全体像と個別像を配信してくれた。こうすることで、個々の学習活動を確認することはできた。しかし、実際に教室に入っている参観だと分かる様々な状況も、オンラインでは伝わりにくい。画面を操作する方の意図に従っての参観をするしかない。そもそも、日常の授業で2人体制で授業をしているのではないため、授業配信には向いていない。
(3)端末内蔵カメラの画像は家庭に配信しても見えにくく、ストレスがたまる一方になる。小学生なら視聴時間は5分ともたないであろう。画面をよく見ようとするとしたら、目を近づけることにもなり、健康上の課題が生じていく。解決策としては、(1)同様、かなり精度の高い外部接続機器を、学校に複数セット配置することが必要である。
(4)オンラインハイブリッド授業は、オンラインを視聴している側に向けての授業ではないため、子供によっては疎外感を感じることもあるだろう。
(5)意見参加したい場合の参加スキルとして、チャット機能を有効活用できるだけの、タイピングスキルを児童に育てておくとよい。そのためには、タイピングソフトでの訓練を継続することが必要である。
(6)今回の参観で見させていただいたGIGA端末を活用する中学生の姿は、小学校との連携の象徴である。端末が行きわたったことで、小学校時代にかなりレベルの高いところまでICT活用能力を高めていて、中学校に入って即時的に授業対応できる子供の力を感じさせてもらった。

運動会の練習に励む高学年(5月20日)


5、6年生の練習風景

運動会に向けてどの学年も熱心に練習に励んでいます。5,6年生は矢口小学校の伝統となった「棒体操」に取り組んでいます。
さて、この棒体操について、どのような歴史があるのかをお伝えします。以下、令和2年8月24日に校長として書き残した文です。
「矢口小の運動会では、5,6年生による『棒体操』という、太い竹の棒を使った組立体操が伝統になっているから、やらせてほしい。」と昨年度に相談を受け、詳しく聞いてみると、何も使わない組立体操よりは安全性がありそうな感じを受けましたので、承認しました。
確かに、他校にはない独特の組立体操で、一般的なものよりも一人一人の姿がよく見えるという利点もあり、よく考えられた演技だと感想をもちました。コロナ禍の今年度ですが、高学年担任の皆さんは、棒体操の伝統を6年生児童から5年生児童に引き継がせたいという思いがお有りだったようです。そこで私がこだわったことが、「矢口の伝統を引き継ぐというけれども、そもそも棒体操の伝統とはいったい何なのか?」ということです。棒体操という組立体操の形(やり方)だけを引き継ぐというならば、子供同士で引き継がなくても、通常の運動会ができるようになった時に、もっと新しい伝統を創っていけばよいのです。そこで、井上の「棒体操調査」が始まりました。
矢口小の棒体操は、1996年(平成8年)の6年生から始まりました。この前年までは、5,6年合同の一般的な組立体操を行っていました。翌年の1997年(平成9年)からは、5,6年合同で棒体操を行うようになります。当時は第25代・矢部憲司校長先生。担任は池田博先生、大澤町子先生、鷲見二朗先生の3名。1996年というのは、開校105年の年になります。ここまでの情報から予想すると、きっと105周年を記念して、当時の6年生担任が何かできないかと考え、おそらくどこかの高校で取り組まれていた棒体操を導入したのではないかと思われます。それ以来、今年で24年目を迎え、来年は開校130周年に合わせて、棒体操25周年を迎えるのです。

というわけで、令和4年度(2022年度)の今回は、棒体操開始26周年になります。

教育とは子供の心に火をつけること・指編み指導その後(5月17日)

5月9日(月曜)の全校朝会で、ものづくり「指編み」の仕方について、簡単に紹介しました。
1週間以上たちましたが、何人もの子供たちが、自発的に指編みを楽しむようになってきました。
私が行ったことは、とても簡単にできる指編みを紹介することで、「私もやってみよう」と興味をもち、教員からの指示がなくても行動を起こせるように働きかけただけです。その上で、「校長室で編み方を教えてあげる」という仕掛けを用意することで、子供の心に学びの火が点くようにしました。
アメリカの教育者であるウイリアム・アーサー・ウォードは次の言葉を残しました。
普通の教師は指示をする。良い教師は説明をする。優れた教師は模範を示す。そして、本当に偉大な教師というの子供の心に火を点ける。
私の全校朝会の話に当てはめてみてください。
「やりなさい」といった指示は一切していません。指編みの仕方の説明はしました。同時にテレビ画面で編んで見せるという模範を示しました。そして「とても簡単だから興味をもった人はやってみると楽しいよ」と心に火を点けました。
その結果を写真で紹介します。(写真は女子ばかりですが、男子だって編み始めています)


「校長先生、教えてください」と1年生が校長室へ


1年生の「指編み女子会」がはじまりました


さすが6年生、自宅でマフラーにまで仕上げてきました


もっともっと編みたいですと、校長室に毛糸をもらいにきた4年生

全校朝会の話「ものづくり 指編みのすすめ」(5月9日)


計画委員が放送している様子


紹介した指編み(毛糸一玉分)

【6年生のあいさつ】

今日はどんよりとした曇り空すね。水曜から運動会特別時程が始まります。運動会まであと3週間です。本番で全力を出し切れるように頑張りましょう。また、生活リズムチェック週間が始まります。生活サイクルを整え、健康的な体つくりを心がけましょう。それでは朝のあいさつをしましょう。おはようございます。 


【計画委員会からのお知らせ】

令和4年度運動会スローガンが決定しました。「あきらめずにベストを尽くせ!!みんなで心を一つに矢口魂」各クラスで話し合ってもらったことをもとに考えました。ご協力ありがとうございました。これから運動会に向けて頑張りましょう。

【校長の話・ものづくり「指編みのすすめ」】

今日はゴールデンウィークが明けました。今年は1日学校に来ては休み、また1日学校に来ては休むというゴールデンウィークでしたが、皆さんはどのように過ごしましたか。
さて、今年の矢口小学校は、ものづくりをはじめとして、学習面でいろいろなことにチャレンジしていく1年となっています。その時に大事なことは、まず「課題をもつ」ということです。課題がなければ物事は考えられません。町を歩いていて、「あれ、これはどうなっているのかな。」、日頃生活していて、「これってどういうことなのだろうな、ああいうことやってみたいな。」このように考えることが課題です。運動会に向けてもそうですね。運動会に向けて、「自分はどのように練習していこうかな。」と考えることが課題ですね。それで今回私は、「ヤグランの人形を作れないかな。」という課題をもちました。そこでどういうふうにすればできるかなと考えたり、調べたりしたのです。まず課題をもった。次に調べた。そこで、これを使おうと思いついたのです。
100円ショップで買ってきました。一玉100円の毛糸です。これを編んでいってヤグランを作れるのではないだろうかと思いました。これが編んでみた途中の物です(写真参照)。指編みという編み方で編んでいきました。この指編みは、とても簡単なのです。(テレビ画面で編み方を説明していきましたが、ここでは省略します。編み方はWEB上の写真説明やYoutube動画を探して、参考にすると分かりやすいです。)
編んでいくと、このような長さになります。これをもとにして、きっとヤグランの体を作ることができるだろうと思ったのです。ですから、まずはやってみる、何かやらなければ何も起こりません。まずやってみるということが非常に大事です。やりながら、これはどうかな、この方法はできそうだなと、いろいろと試行錯誤していくのです。このくり返しをしていくことを「探究」といいます。どうしたらいいのかなと探し求める。研究する。そうして、この長い編み物ができあがりました。この後、ヤグランに仕上げていくためにどうしたらよいかを、また試行錯誤していくつもりです。
今日紹介したように、指でも編み物ができます。この方法は幼稚園の子供でもできるほど簡単なのです。皆さんもぜひチャレンジしてほしいなと思います。やってみたいと思う人は、校長室で教えますから、どうぞ来てくださいね。
運動会の練習が始まるのですが、少し心配なことに、梅雨のように雨が降り続く天気予報が出ています。校庭で遊べない時にも、毛糸一玉あれば教室で、指編みを楽しむことができますね。今日はものづくりの一つ、指編みを紹介しました。皆さん、どうぞ興味をもってくださいね。(この後の中休み、3~5年生女子が校長室に指編みを習いに来ました。) 

【今週の生活目標】すすんで教室をきれいにしよう

お世話になった先生とのお別れ・離任式(4月28日)


異動された先生からのお話を聞く

今日は感染症対策のため、校庭での離任式でした。

2年生から6年生にとっては、3月までお世話になった、なつかしい先生方へ感謝の気持ちを伝え、最後のお別れの式となりました。

最近の報道で、東京都の異動人事発表が遅すぎるのではないか、4月に入ってから、馴染みの先生が他校に異動することを知って、子どもが悲しむのではないだろうかといったご意見があることを読みました。そういうこともあることは分かります。しかし反面、3月末にあわただしくお別れするよりも、今日のように、異動した先生たちと約1か月ぶりに顔を合わせ、矢口での思い出や、次の学校の様子をゆっくり語ってもらうということも、子どもたちのよい経験となっていることは事実です。


児童代表による花束贈呈


全児童で花道を作ってお見送り

1,2年生 楽しみにしていた働く消防写生会(4月26日)


ポンプ車


救急車

今日は曇り空、校庭で写生会をするにはちょうどよい天候となりました。
1,2年生のみんなが校庭で待っていると、農園門側から真っ赤な消防自動車が校庭に入ってきました。すると「うわあ、大きいね。」「真っ赤だね。」と、思わず声を出してしまう1,2年生たち。楽しみにしていた「働く消防写生会」にみんな意欲的に参加しました。消防車両については、1年生の国語「働く自動車」という単元で学習もします。ですから、2年生の子どもたちは、ある程度の知識をもって絵を描いているはずですね。1年生は、入学してから約3週間しかたっていません。やることすべてが新鮮な驚きや発見をしていることでしょう。今回も、目の前にとまっている消防車を見ながら、このようになっているのかと発見をした子もたくさんいることでしょう。
今晩、ご家庭でも「消防車はどうだった」と、話題にしてあげてください。


紹介した道具

【6年生のあいさつ】


今日は清々しい晴天ですね。新学期がスタートして、およそ1か月がたとうとしています。新しいクラス、新しい担任の先生との学校生活にはもう慣れましたか。

今週は木曜日の6時間目に離任式があります。2年生から6年生の皆さんは、しっかりとお別れをしましょう。

翌日の29日は昭和の日でお休みです。4日間を精いっぱい過ごしましょう。もちろん、こまめな手洗いや、しっかりと食事をとることも忘れずにいきましょう。

それでは朝のあいさつをしましょう。おはようございます。

【サポートルーム教員の紹介】

私たちは今年度サポートルーム担当の教員です。サポートルームは、一人一人ができるようになりたいことについて目標を決めて、その目標を達成できるように先生たちと相談しながら学習する教室です。私たちは火曜日、目標日、金曜日に交替で矢口小に来ています。もし廊下などで会ったら気軽に声をかけてください。それでは1年間、よろしくお願いします。 


【校長の話】「道具は大切です」

私からは道具って大事なんだよという話をします。
矢口小学校は今年から「ものづくり」という授業を工夫して考えていこうというふうに目標を立てているのです。児童の皆さんにはまだくわしく話していませんけれども、先生方はものづくりについて考えているんです。その時に、道具って大事なんですね。いろいろな道具を使えるようになると、絵を描く幅が広がったり、字を書く幅も広がったりします。そして、いろいろな道具を使えるようになると、当然、頭も良くなるのです。そこで、校長先生こだわりの道具を紹介します。
始めに「テプラ」。自分が一番使いやすいテプラを私物で持っています。これで名前シールを作ったり、表示物を作ったり、そのようなことをよくやります。
続きまして、いろいろなハサミ。この大き目のハサミがとても便利なのです。細かいところも大きなところも上手に切ることができます。そして、園芸用ハサミ。草とか木を、これでバシバシ床屋さんみたいに切っていきます。とても便利です。
次に、これは自分の指と呼んでいるものです。「リードペンチ」です。これは細くとがっていて、細かいところまでつかめるんですよ。これを持って、学校を回りながら、画鋲が壊れて、針のように壁に出ている危ないものを抜いているんです。指で取ろうとすると指に怪我をしてしまうし、取りにくいのですよ。だからこれでつまんで取るのです。他にも指ではできない細かい作業もします。とても便利です。
続きまして、「目打ち」です。とがっているのをどうやって使うかというと、穴をグルグルあけたり、細いところにつまっている物をツンツンとつついて取ってみたり、絵を描く前にうすくなぞってみたりと便利です。
続いて、筆もこういうのを見たことありますか。これは太い筆ですけれど筆ペンです。習字するときに、皆さんは硯に墨を入れて書きますよね。私はこの筆1本で書きます。これはテレビで芸能人が使っていたのを見て、これはよいと思って私も使い始めた道具です。
さらに、いろいろな色を使いたくなって、色鉛筆をこんなにたくさん持っています。しかもこれは特殊な色鉛筆でして、水性色鉛筆と言います。紙にこの色鉛筆で描いた後、この「水筆」という水を入れて使う筆を使って塗ってみると、このように色鉛筆で描いたところが溶けていって、まるで絵の具で描いたようになるのです。
また、「ポスカ」は教室でもよく使いますね。で、それだけでは自分の思った色を表現できなくなって、もっといろいろな色を使って表現したいと思ってしまったので、水性サインペン60色セット(えー、すごーいという声が放送している理科室に聞こえてくる)。60色もあると描きたくてしかたなくなってくるわけですよ。
このように、世の中には道具がたくさんあります。野球選手であれば、グルーブとバット。イチロー選手や大谷選手は、グローブをピッカピカに手入れして、とても大切に使っています。スケート選手ならスケート靴、サッカー選手ならサッカーボール、一流の人は道具を本当に大事にしています。皆さんは、頭が良くなりたいと思ったら、自分が持っている鉛筆、消しゴム、筆箱、下敷き、これは大事なものなんだと思って大切に使うと、間違いなく頭が良くなります。
ということで、今日は道具って大事なんだよというお話をしました。 

【今週の生活目標】

元気よくあいさつしよう (言葉という道具をじょうずに使いましょう)

スマイルネットの紹介(4月20日)


スマイルネットの方々です

4月18日(月曜)の放送朝会で、スマイルネットの皆さんを紹介しました。

【代表あいさつ】

矢口子ども安全ボランティアのスマイルネットといいます。私はその代表をしているK(前PTA会長)といいます。2年生から6年生の皆さんは、もう知っていますよね。1年生の皆さん、はじめまして。

私たちは皆さんを安全に見守る活動をしています。スマイルネットのメンバーは、このような黄色いジャンパーや腕章、バッチなどを着けています。これらが目印になりますので、何かあれば声をかけてください。

今日はスマイルネットのメンバーが何人か来ていますので、自己紹介をさせていただきます。

(4名が自己紹介をする)

この他にもたくさんのメンバーがいます。通学路や放課後、友達のところや塾に行ったりするときにも、たぶん見かけることがあると思います。何か困ったことがある場合は、気軽に声をかけてください。スマイルネットの印を着けているメンバーは、皆さんの協力者です。味方です。必ず助けてくれます。危険な目にあったり、困ったりした時には、声をかけてくれれば、必ず助けてもらえますので、覚えておいてください。

では、皆さんが今年1年、安全で健康で楽しく学校生活を送れるよう、我々は見守っていきますので、どうぞよろしくお願いします。


【校長より】

スマイルネットでは、新しい見守りメンバーを募集していますので、子どもの見守り活動に加わりたいという方は、学校までご連絡ください。

横断歩道の増設が実現(4月18日)


写真1


写真2(矢口消防署の通りまで横断歩道がなかった)


写真3(写真1と同じ場所です)


写真4(横断歩道が増えています)

通学路、ピンク2コースの多摩川へ向かう道路に、新しく横断歩道が書かれたことをご存じでしょうか。交差点2か所に合計4本の横断歩道が増設されています(写真3,4参照)。これは2年前、あの3か月間の全国一斉臨時休校があけて、分散登校が行われた6月に、通学路の安全を確保するために学校が動いた結果なのです。当時の記事を紹介します。

「通学路(ピンク2コース)の安全のために(令和2年6月5日)」

今週、分散登校を始めて1週間たちました。時間差の登下校となり、道路上での安全が心配されましたので、下校は通学路ごとの集団下校としました。それぞれに教員が引率していきましたが、毎日送っていくことで、通学路上の安全課題を発見することができました。ピンク2コースは、学校の角の横断歩道を渡って多摩川方面に進む、一方通行の道路です。多摩川に向かって右側には歩道の縁石が続いていますので、安心感があります。ところが、途中で左側の道に渡って帰宅しなくてはならない児童がおり、横断歩道もない場所で車道を横切らないと帰ることができないということが分かりました。すぐに現場を確認しに行くと、学校前から矢口消防署前の通りまで、縦の横断歩道はあるのですが、横の横断歩道がひとつもない。(写真1参照)矢口消防署前の通りを過ぎると、たくさんの横断歩道があります。(写真2参照)私が「新しい横断歩道を2本引くことができれば、通学路の安全面がすごく高まるんだけどなぁ・・・」とつぶやくと、さっそく副校長が行動開始。昨日(6月4日)に、池上警察署に「横断歩道を引いてもらえませんか」と電話相談をしたところ、今日の午前中、現地確認をするため、池上警察署と大田区道路課の方々が来てくれました。(早い!!!ありがたい!)

新たに横断歩道を引くとなると、横断歩道標識や縁石を下げる工事などもしなくてはなりませんので、ただちに引いてくれるわけではありません。私も副校長も、他区の小学校で横断歩道を引いてもらうための交渉を経験していて、そう簡単なことではないと認識していました。しかし、大田区の警察署や区役所の方々が、学校からの要望を受けて、こんなに早く動いてくださったことに、とても驚き、感謝の思いを深めました。


実現まで時間はかかりましたが、このように横断歩道がひかれましたこと、うれしく思います。池上警察署と大田区道路課の皆さんに感謝申し上げます。横断歩道があると車の運転手も自然とスピードを落とします。横断の安全だけでなく、町の安全にもつながるのです。

給食を芸術的に返す方法(4月15日)


食缶の中の生ごみです


アップにするとこんな感じ

私が常々、教職員に指示をしていることがあります。
「自分のしていることで、次に作業する人にどのような影響を与えるか、想像力を働かせることが大事ですよ。」
ごみ一つにしても、ちらかした状態で次の場所に持ち込めば、それを片付ける人たちは、前に作業した人の分まで仕事をしなくてはならなくなります。
反対に、整えて返せば、次の人は楽になり、前の人に感謝の思いをもってくれるのではないでしょうか。
今回の「給食を芸術的に返す方法」は、私が30代の担任時代から行ってきたものです。別名「給食返却アート」と名付けています。
ミカンの皮は当然、生ごみです。給食室に戻った後は、捨てられるだけです。しかし、この写真のような状態で、ごみが帰ってきたら、少し嬉しくなるのではないでしょうか。
今日は2年生の教室に行って、「これから、ミカン星人計画を行います」と不思議な宣言し、ミカンを食べ終わった子の皮を順番に集めて並べ始めました。
はじめは「校長先生、何をしているのですか」と不思議そうにしていた2年生ですが、半分も並べていくと、子どもたちからも「うわあ、きれい」「お花みたいですね」「えっ、見たい、見たい」という声があがり始めます。そして、ゆっくり食べ終わった後半の子どもたちには、「どこに並べたらきれいかな」と声かけすれば、子ども自身が判断して適切な位置に置き、最後には写真のような状態になりました。
そして、配膳室までワゴンを戻していく際には、他学年の子どもたちに「ねえ、このミカン、見て見て」と自慢していました。
このように、ほんの少しの工夫で、子どもたちの記憶に残るエピソードを作ってあげられるものです。

1年生 給食指導もICTでOK(4月13日)


牛乳パックの片付け方指導


聴力検査の説明を受けている2年生

「給食を素早く準備し、残さず食べる学級は、学習にも意欲的に取り組めるようになる」これは小学校教育界の鉄則とも言えます。
1年生の給食の様子を見に行きますと、ちょうどICT機器である「拡大投影機」を使って、担任が牛乳パックのたたみ方やわずかに残った牛乳をこぼさない方法を指導していました。
言葉だけでなく、写真のように大画面で映すことができるため、子どもたちの理解度も上がります。
図画工作や家庭科ではよく使う指導方法ですが、このように給食指導で活用している場面に出会うのは珍しいことなので、(なるほど、このような活用方法があったか)と関心をもって参観しました。

一方、午前中には2年生が「聴力検査」を理科室で受けていました。
今日から前任者が産休に入り、新しい保健室の先生との出会いとなりました。
月曜日の全校朝会オンラインで自己紹介していたこともあり、2年生の子どもたちの多くは名前を思えていた様子。
そして微々たる音を聴き取る聴力検査のため、廊下で音もたてずに静かに順番を待っている姿にも、1年生の時とはちがう成長した姿を見ることができました。

1年生との対面式(4月11日)


1年生と6年生で対面式

【6年生のあいさつ】
4月11日、月曜日。今日はすがすがしい晴れですね。
今日は1年生と2年生から6年生の対面式があります。
1年生が安心して学校生活を送れるように、みんなでサポートしてあげましょう。
今日から1年生も給食が始まります。おいしく残さず食べましょう。
新しい学年になりましたが、少しずつ慣れてきましたか。
友達にあいさつをするところからはじめてみましょう。
それでは元気に朝のあいさつをしましょう。おはようございます。

【校長の話】
1年生の皆さん、小学校ではパソコンでのリモート中継で全校朝会をやっています。
あそこに置いてあるパソコンの画面に、みんなの様子が映っていて、2年生から5年生の教室に流されていますから、みんなで手を振ってみましょう。
(1年生全員、手を振る)
今、在校生を代表して、6年生が毎日1年生の世話をしています。
その姿は、さすが最高学年だと思わせる、立派な態度で世話をしてくれています。
1年生のみんなも、6年生のことを頼りにしています。
まさしく、全校児童の模範の姿を、6年生が行動で見せてくれています。
先ほど1年生の担任の先生からも、今日から1年生が休み時間に校庭に出てくるというお話がありました。
1年生は黄色い帽子をかぶっていますから、分かりやすいですね。
6年生だけでなく、2年生から5年生の皆さんも、1年生に親切にしてあげてくださいね。
1年生が安全に安心して校庭で遊べるように、気をつかってあげてください。
よろしくお願いしますね。

4年生 これぞ特色 春矢口(4月8日)

春の日差しの中で、4年生はタブレット端末をもって、矢口自然農園の写真観察をしました。
冬の間に、グリーンボランティアの皆さんが、心を込めて育ててくれた草花が、見事に農園を飾っています。
町の中でも、ここだけは飛び抜けた自然を有していますので、チョウはじめとする春の昆虫たちも、たくさん集まります。
自然観察をするには、うってつけの環境です。
また、学童の敷地内の庭も共有していますので、ここにあるビオトープや池の中にも、水生動物が生まれています。
4年生の子どもたちは、ヒキガエルのオタマジャクシに夢中で、どうしたら上手に写真を撮ることができるのか、試行錯誤していました。
ICT活用授業(写真)の長所は、春を見付けた「その一瞬」を切り取れるところにあります。
そして、データとして記録できますので、次の観察辞典作りにつなげていくことができます。
こうした観察に、俳句作りもかぶせていければ、矢口の子どもたちの感性は、ますます豊かになるはずです。

小学校生活スタートの1年生(4月8日)

一昨日の入学式、昨日の仕方指導(トイレ、水道、保健室、下足入れなど)に続いて、小学校生活3日目に入った1年生です。
教室に行ってみると、鉛筆の正しい持ち方をていねいに指導され、一人一人担任がチェックしていきました。
そして練習用プリントをもらって、線をなぞることにチャレンジしました。
また、来週から始まる給食の準備の仕方、安全への注意事項をシミュレーションする体験授業を行いました。
例年、準備が簡単な「簡易給食」から始まっていたのですが、大田区は今年度、通常の給食から始まります。
何よりも大事なことは、給食を床に「落とさない」ことでしょう。
さあ、来週の月曜日、どうなることでしょう。複数の教職員に入ってもらい、安全に給食ができるように体制を組んでいます。

最高学年6年生(4月7日)


私たち6年生が1年生のみんなの世話をしますね!

最高学年となった6年生の子どもたちが、最高に頑張っています。
4月5日(火曜)には、新学年を迎える前日準備をするために登校。全教室の机や椅子の移動や、入学式の会場準備など、誰一人、手を抜くことなく一生懸命働いてくれました。
このような6年生の影の努力があるから、1年生から5年生までが、それぞれの教室でのスタートを切ることができるのです。
そして今日(4月7日)には、朝早めに学校に来ていて、登校してくる1年生に上履きに履き替える仕方を教えてくれたり、教室では道具の準備の仕方を教えてくれたりと、最上級生らしい活躍する姿を見せてくれました。
一方、6年生の教室の方でも、学級のことに取り組んでいる目の輝きが素晴らしく、今年の6年生も頼もしいなと嬉しくなりました。
すでに全校児童の模範の存在です。


机をいっしょに運ぼうか


こういうふうにすると上手にしまえるよ

入学式 校長の話(4月6日)

1年生の皆さん、入学おめでとうございます。校長の井上光広です。よろしくお願いしますね。
これは矢口小学校のスクールキャラクターで、名前を「やぐらん」といいます。「やぐらん」の頭のとのろにあるハチマキには、「矢口小あいさつ日本一」と書いてあります。つまり、矢口小学校の子どもは、挨拶が日本一じょうずでなくてはならないのですよ。

さて、今日の入学式は小学校で最初の授業ですから、私の授業をはじめます。今から皆さんにも少し声を出してもらいますね。私が「おめでとうございます。」と言ったら、静かな声で「ありがとうございます。」とご挨拶してみましょう。いきますよ。
「1年生の皆さん、入学おめでとうございます。」
(1年生「ありがとうございます。」)
じょうずに挨拶できましたね。

ここには、83人の1年生がいます。皆さんは今日から、矢口小学校のお友達となりました。たくさんいるお友達と、どうぞ仲良く、安心して矢口小学校に通ってください。
矢口小学校の先生たちも、そして2年生から6年生までのお兄さんやお姉さんたちも、皆さんの入学を楽しみに待っていました。なにかあったらやさしい6年生に相談してくださいね。

矢口小学校の大切なお約束があります。それは「よ・い・こ」の約束といいます。
「よ」は、よく考え、すすんで学習する子ども
「い」は、いつも元気で、じょうぶな子ども
「こ」は、こころ豊かで、やさしい子ども
これも声に出して、練習してみようね。
私がはじめに言いますから、はい、といったら真似してみましょうね。
「よく考え」はい、
「すすんで学習する子ども」はい、
「いつも元気で」はい、
「じょうぶな子ども」はい、
「こころ豊かで」はい、
「やさしい子ども」はい、
よく言えました。今日の授業は100点満点です。
おめでとう。

保護者の皆様、本日はお子様の御入学、おめでとうございます。
世情は相変わらずのコロナ禍ではありますが、ご家族の日々の健康管理を入念に行うことにご協力いただき、子どもたちのたくましい成長のために、ご協力をお願いいたします。

また、本日も日頃より本校を支えてくださっているご来賓の代表の方々に参列していただいております。ありがとうございます。「地域と共に」が矢口小学校の合い言葉です。子どもたちが安心して学校に通えるよう、何卒ご協力のほど、よろしくお願いいたします。

それでは、1年生の皆さん、矢口小学校の「よ・い・このお約束」を、何も見なくても言えるように、しっかり覚えて、楽しい小学校生活にしていきましょう。これで、お祝いの挨拶とさせていただきます。

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