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校長室の窓 子どもの心の宝探し(2023年11月~12月)

更新日:2023年12月22日

目次

JFA第47回全日本U-12サッカー選手権大会に出場する5年生(2023年12月22日)


F・マリノスのクリアフォルダ

今日、日本サッカー協会とF・マリノススポーツクラブから、校長への選手出場(お願い状)が届きました。本校の5年生が神奈川県代表チームとなった「横浜F・マリノスプライマリー」の選手として、小学生以下の日本一を決める全国大会に出場します。

外部サイトへリンク 新規ウインドウで開きます。JFA第47回全日本U-12サッカー選手権大会サイトへ(外部サイト)

この大会は毎年、鹿児島市で行われます。

大会の予定は、

12月25日(月曜)開会式

12月26日(火曜)1次ラウンド2試合(4チームリーグ)

12月27日(水曜)1次ラウンド1試合・ラウンド16

12月28日(木曜)準々決勝・準決勝

12月29日(金曜)決勝

5年生本人に、「優勝できそうなのかい?」と聞くと、「たぶんよいところまで行けると思います。」と力強い答えが返ってきました。鹿児島市での試合なので、直接会場に応援に行くことは難しいですが、外部サイトへリンク 新規ウインドウで開きます。大会サイト(外部サイト)に結果は紹介されますから、ぜひ注目していきましょう。F・マリノスが決勝戦まで勝ち上がれば、29日に日本テレビで録画中継されるそうです。

子どもは風の子・PTAはベルマーク便りコンクールで佳作入賞(2023年12月21日)

風が強くて冷たい今日です。いよいよ冬将軍の大舞台でしょうか。全校的に風邪も流行っておりますので、少しでも体調が悪い場合は、積極的にお休みください。風邪をひいても長引かないよう、どうかお気をつけください。
そんな寒い中でも、1年生は半そで半ズボンの体操着で校庭に出て、楽しそうに大きな声を出しながら、鬼ごっこで走り回っております。太陽の光も浴びて、笑顔で遊んでいる様子は、まさに「子どもは風の子」といえます。私、教員生活も35年を超えていますが、子どもたちの楽しそうな声が耳に入ってくることで、私自身の免疫力を高めているような気がしています。ペット動物に癒される「アニマルセラピー」ということをよく聞きますが、学校で子どもたちの姿や声に癒されていることは、「キッズセラピー」と言ってもよいかもしれません。

さて、本校PTAでは「ベルマーク活動」に取り組んでおります。今年度は写真のように、外部サイトへリンク 新規ウインドウで開きます。ベルマーク便りコンクール(外部サイト)に応募され、入賞21校のひとつに選ばれました。PTAのご担当者の皆様、おめでとうございます。正面玄関のベルマーク入れの場所に置いてありますので、ご来校の際は見てください。学校教育目標が「よいこ」の矢口小学校ですが、大人の皆様も「よいおとな」として子どもたちのお手本になっていますね。素晴らしいことです。

勝負!百人一首だ!3年生(2023年12月20日)

今週3年生は、日本伝統の言語遊びである「百人一首」に取り組んでいます。教室を見に行くと、ちょうど熱戦の最中だったので参観しました。中には圧倒的に強い3年生もいて、札を取った後のすき間の時間に話しかけてみると、「私は家でも百人一首をしていて、“むすめふさほせ”も覚えています。」ということ。百人一首をたしなむ方には常識ですが、3年生から「むすめふさほせ」が出てくるとは驚くとともに、家庭教育の大切を感じさせてもらいました。

 :村雨の露もまだひぬまきの葉に 霧立ちのぼる秋の夕暮れ
 :住の江の岸による波よるさへや 夢の通ひ路人目よくらむ  
 :めぐりあひて見しやそれともわかぬ間に 雲がくらにし夜半の月かな
 :吹くからに秋の草木のしをるれば むべ山風をあらしといふらむ
 :さびしさに宿を立ち出てながむれば いづこも同じ秋の夕暮れ
 :ほととぎす鳴きつる方をながむれば ただありあけの月ぞ残れる
 :瀬をはやみ岩にせかるる滝川の われても末にあはむとぞ思ふ

これらの文字で読み始める短歌はひとつしかないため、これらを覚えておけば、読み手が上の句の「む」と言った瞬間に、下の句の取り札「きりたちのぼるあきのゆふくれ」を取ってしまうことができる作戦です。百人一首をするなら当然「むすめふさほせ」は知っているでしょうというレベルの子なら、勝負は圧勝してしまいますね。

全校朝会の話「ホーキング青山さんの紹介」(2023年12月18日)


矢口小チャンネル

【6年生のあいさつ】

今週は大そうじがあります。今まで使ってきた教室を感謝の気持ちを込めてそうじしましょう。今日、今学期最後のクラブ活動があります。がんばって取り組みましょう。6年生は卒業アルバムの写真撮影があります。よろしくお願いします。明日は延期になっていたなかよし班活動があります。みんなで楽しく過ごしましょう。校長先生や先生方と一緒に元気よく朝のあいさつをしましょう。おはようございます。

【計画委員より】

計画委員会からお知らせです。ユニセフ募金の集計が終わりました。募金結果は85,566円です。たくさんの募金のご協力ありがとうございました。

【6年生より おおたの未来づくりについて】

なんと今週は6年生が作った動画でQRコードラリーをします。QRコードラリーは、学校じゅうにQRコードの付いたポスターが7枚あって、クロームブックで読み取り、アンケートに参加するものです。QRコードはその動画につながっています。その際に、クロームブックを落とさないように持ち歩いてください。みんなにクイズのある紙が配られます。動画を見て、動画にあるクイズの答えを見つけよう。もし困ったことがあったら、ポスターの近くにいる6年生に声をかけてください。ポスターをはり出すのは今週、解答用紙と景品を引き換えるのは今週と1月10日です。全問正解し、動画にあった店に行き、紙に感想を書き、6年2組に持ってくると、なんと矢口小学校にあるレーザーカッターで作った景品をゲット!できればその際に、お店でレシートももらったら、それも持ってきてくれるとありがたいです。ぜひQRコードラリーに参加してね。それではご参加お願いします。

【人権奨励賞表彰】4~6年生6名を表彰した。

【校長の話「人権に関する話」】

朝の登校時のことで注意しておきたいことがあるので、最初に言っておきます。今日のように寒い朝、手をコートやズボンのポケットに入れて来る人がたくさんいたのですが、まあ入れたくなるのは分かるんだけど、町の大人の人たちも悪い見本を見せていることがあるからね。ですから手袋をしましょう。今日はポケットに手を入れたまま、「おはようございます。」とあいさつしていた人がとても多かったのですが、これは大変失礼なマナー違反です。手を出して「おはようございます。」できれば帽子もとって「おはようございます。」これが礼儀です。

さて、人権に関する話をします。私が城南特別支援学校の教員時代に、生徒として学んでいた人にこういう人がいるのです。ホーキング青山さんといって、今も大田区に住んでいます。この人はなんとお笑い芸人をしています。この電動車いすに乗る姿でお笑い芸人をしています。この青山さんは、生まれつき手も足も動かせません。電動車いすに乗って移動するのですが、手ではなく、あごで動かします。

私がどうしてこの人のことを紹介したくなったのかというと、最近みた映画に「首」という映画がありまして、これは北野武さん、つまり、ビートたけしさんが監督をしている作品です。この映画に出ていたのです、この青山さんがね。光源坊という役で出演していました。

彼はいろいろなことを考えている人なんです。「考える障害者」という本も出しています。この本の中で言っていることは、障害者からすると、健常者が誤解をしている「障害者あるある」というのがたくさんあるということを教えてくれています。たとえば、彼がネタを考えるために喫茶店に入ってコーヒーを注文したら、店長さんがわざわざ来て、「このまかないのおにぎりも食べてください。」「コーヒー代もいりません。」というのです。自分はおにぎりを食べたいわけでもなく、コーヒー代だって払えるのに、店長さんは見るからに障害者である青山さんのことを特別扱いするわけです。実は彼は、介護の会社を作ってオーナーをしているのです。分かりやすくいえば社長です。お金だって持っています。それなのにコーヒー代をただにするという親切をするということは、誤解をしているわけです。

また、池袋のおばさん。青山さんが池袋で待ち合わせをしていると、向こうからおばさんがものすごい勢いで走ってきた。あ、これは何かやられると思って逃げようとしたら、このおばさんは無理やり1,000円を彼のふところにギュッと入れて、「これで何か食べなさい」と親切心で渡すのだけど、そんなことされる筋合いはない。彼は不思議に思うわけです。自分が電動車いすに乗って、何か生活に苦しんでいるように見えるのか。健常者は勝手に彼のことをそのように決めつける。しかし、彼は社長です。働いている人たちに給料を払っている側の社長です。

また、彼は電動車いすを捜査して移動しているのに、町の中である男の人が親切心で、「押しましょうか。」と声をかけてきた。電動車いすは電気モーターで動いています。人が押したら逆に危険なんですけどと、青山さんは思った。

このように人権ということを考えるというのは、ただ親切心だけではダメなんですね。親切心だけではなくて、本当にその人のことを分かるためには、見た目だけではなく、その人のことを知らなくてはならない。障害者でなくても同じです。分かったつもりでは良くないです。青山さんはそういうことを教えてくれています。
外部サイトへリンク 新規ウインドウで開きます。ホーキング青山(外部サイト)で検索をすれば出てきます。北野武監督から認められたお笑い芸人の一人です。人権啓発作品の表彰にからめて、大田区内に住んでいるホーキング青山さんのことを紹介しました。

「校長室のドア」(2023年12月15日)


人気者のウッピー君


校長室ドア横の掲示版

校長室のドアにもドラマがあります。

毎朝、数人の子どもたちがお弁当を預けにきます。食物アレルギー対応や宗教上の対応で、お弁当が必要な子どもたちです。校長室に預けるのが一番安全だということで、歴代校長が引き継いできました。この子どもたちは、年間を通して校長室を訪れますので、自然に礼儀正しくなっていきます。トントントンとノックをして、「失礼します。( )年( )組の(    )です。お弁当を預けにきました。」とていねいにご挨拶。このとき、私に余裕があるときは、会話のキャッチボールが始まります。ご案内のとおり、校長室の魅力を高めるために、子どもの関心をひくものが置いてありますので、見つけた子は「校長先生、あれは何ですか?」と質問から始まり、「これは(  )するために用意したんだよ。」「へえ、私もやってみたいです。」「それなら休み時間に来てみる?」という感じです。

また、校長室のドア前では、ウーパールーパーのウッピー君や、かたつむり4匹を飼育していますので、廊下を通っている子どもたちの声が毎日聞こえてきます。「ウッピー君、かわいいね。」「にこにこしているね。」「ウッピー、こっち向いて。」「校長先生、エサをあげてみたいです。」と。

そして最近、20年来の私の学校協力者で、私が赴任する先々の学校でスクールキャラクターのイラスト画像をつくってくださっているハンドルネーム「タニコー」さんから、やぐらんや魂太郎の新しいイラストデータを送っていただいています。それを印刷して毎日掲示物を更新していますので、「あ!なにこれ?新しいやぐらんの絵だ!」という子どもの声が校長室内まで届きます。

さらには、休み時間になると「校長室開放」をしています。以前は、毛糸で指編みをする「あみもの女子会」や難しめの折り紙をする「折り紙の会」が流行りました。1年前には昨年度の2年生が「かけ算九九免許」を獲得するために、連日、校長室に来ていました。今は、6年生女子の数人と3年生数人が、ほぼ毎日やってきて、「トランプ女子会」が開かれています。

以上、「校長室の窓」「校長室のドア」というテーマで2日間、情報をお送りしました。

「校長先生、いますかぁ?」(2023年12月14日)

このページは「校長室の窓」と名付けておりますが、実際に校長室の窓の近くは1年生や2年生の憩いの場となることが多くあります。というのも、5時間目の授業を終えて、校内学童へ行く子どもたちの通り道に、校長室の窓があるからです。この窓近くで足を止める1、2年生が、毎年何人かいます。足を止めるように私も仕掛けを作って待っています。写真のように、校長室の窓のすぐ下に、かくれるように「メダカの学校」を作ってあるのです。これに気付いた1年生は、「えっ!なにこれ?」というつぶやきから始まり、次に「め~だ~か~のがっこうは~ か~わ~の~なか~♪」と歌い始める。そこへメダカのエサを持って、窓から校長登場という流れです。こうして校長室の窓の常連になった子どもは、自らメダカ係となり、毎日エサをあげるために窓に来ます。校長室の窓で足を止め、高らかにひと声あげます。「校長せんせー、いますかぁ?」「校長せんせー、出てきてくださぁい!」そして呼ばれた私が窓を開け、窓越しの対話が始まります。

校長室の窓を外からよく見ると、室内のいろいろなものが見えます。歴代校長先生の写真、からくり時計、ピタゴラスイッチ等々。1年生たちの一番新しい発見は、写真のガンプラです。見付けてしまった(見つかってしまった)。「あ~!SAZABIのガンプラ、どうしてあるの?」「校長先生、ガンプラ作るの?」「見せて!見せて!」と大騒ぎ。これをきっかけに、ガンダムマニアの1年生たちと、長い時間、ガンダム論議を続けることもたびたび。

このように「校長室の窓」は、ただの窓ではありません。

次回は、「校長室のドア」をテーマに話題提供します。

集中する子どもたち(2023年12月13日)


日本の輸出について探究する5年生


タブレット活用も手慣れたもの


調理実習する6年生


玉ねぎを 切って流れる 涙かな

3校時に2つの学級を見に行きました。

5年生は研究発表会の教科「おおたの未来づくり」で大きな成果をあげ、次のステップに向けて、一部教科担任制をスタートさせました。その中で、今日は社会の学習指導を、担任以外の学級で行うということで、授業を参観しました。今日の課題は、「日本が輸出しているもの」について調べて考察するというねらいです。子どもたちは、資料やインターネット情報と向き合い、自分なりの考えをまとめていきました。その学習作業の間、誰もしゃべらないでパソコンと向き合っている状態。校長が教室内をウロウロしても、誰も気にしないというフロー状態。よいですね、このように学習に集中している姿こそ、主体的に学んでいる証拠です。

5年生の教室を後にして、次に向かったのが家庭科室です。こちらは6年生が調理実習をしているところです。作るのは「ジャーマンポテト」。これをグループ作業でおいしく作ります。包丁、ガスコンロといった怪我につながる器具を使っての学習ですから、これまた集中してやらないとなりません。ふだんそれほど包丁を使っていることもないでしょうから、みんな慎重にいちょう切りをしていました。そして、玉ねぎを切るときも、じーっと手元を見ながら切っていますから、そのうち目に涙があふれてきた子もいて、見ていてなんだか微笑ましたかったです。最後まではいられませんでしたが、6年生はジャーマンポテトをおいしく作ることができたでしょうか。6年生の保護者の方でこの記事を目にした方は、ぜひご家庭で話題にあげてください。

全校朝会「駅伝壮行会」(2023年12月11日)

【6年生のあいさつ】
金曜日には長縄記録会があります。ベストを尽くして頑張りましょう。火曜日にはエンジョイタイムがあります。クラスの人と仲よく遊びましょう。最近中休み、教室にもどるのが遅い人がいます。声をかけあって早めにもどりましょう。校長先生や先生方といっしょに元気よく朝のあいさつをしましょう。おはようございます。

【校長の話】
今日は私からの話はほとんどありません。なぜかというと今週の土曜日に、5,6年生の駅伝の代表選手の皆さんが、大田スタジアムという野球場で行われる大田区小学校駅伝大会に出場する予定です。そこで今日は選手全員に壮行会というものをやりたいと思っています。壮行会というのは、皆さんから「がんばって」という応援の気持ちを選手に届けてもらうことと、駅伝選手の皆さんの決意発表をする場となります。それでは駅伝選手の皆さんにバトンタッチをします。

【駅伝選手の決意の言葉】
「12月16日(土曜)に駅伝大会があります。私たちはこの大会に出場します。」

「私たちは毎日朝早くから、たくさん校庭を走ってきました。だから私たちが駅伝にかける思いは強いです。これから駅伝選手になった皆さんに、それぞれの思いを言ってもらいます。」

「私はあきらめないという気持ちをもって大会に出ます。」

「私は自己ベスト更新を目指してがんばりたいです。」

「私は最後までやりきるという目標でがんばります。」

「私は一致団結して大会に出場します。」

「私は自分を信じるという目標で最後までがんばります。」

「私はあきらめずにすべてを出し切るという目標でがんばります。」

「私は最後まで全力を出すという目標でがんばります。」

「私は全力で最後までという気持ちでがんばります。」

「仲間信じて走りきるという目標で大会に出場します。」

「ぼくは全力疾走という目標で大会に出ます。」

「ぼくは最後まで走るという思いで大会に出ます。」

「自分は最後まであきらめずに走るということが目標です。」

「限界突破その先へという目標で走り切りたいです。」

「最後まであきらめない気持ちをもってがんばりたいです。」

「応援よろしくお願いします。」

【今週の生活目標】すみずみまでそうじをしよう

全校朝会「調べる学習コンクール優秀賞」(2023年12月4日)


12月3日 図書館を使った調べる学習コンクール表彰式の様子

(6年生のあいさつ)

今週は先日延期になった、なかよし班の活動があります。班の人たちと安全に楽しく遊びましょう。

水曜日にユニセフ集会があります。皆さんぜひ募金してください。

今週は土曜授業があります。長いけど頑張りましょう。

校長先生や先生方といっしょに、元気よく朝のあいさつをしましょう。

おはようございます。

(校長の話)

先週月曜日は研究発表会がありまして、270人くらいの先生方が皆さんの授業を見て、とても勉強になったと言って帰っていきました。探究に次ぐ探究学習をする皆さんの姿が参考になったということを、口々に言っていました。

さて、探究学習について、ひとつの大きな結果を出した3年生を紹介します。図書館を使った調べる学習コンクールで優秀賞に輝いたOさんです。はじめに表彰を行います。(表彰状授与式を行う。)

調べる学習コンクールというのは、まさに探究学習のコンクールです。自分でひとつのこと、関心をもったことを、深め、究めていく。Oさんは20ページくらいのレポートにまとめて出しました。そして756人中12人の優秀作品に選ばれたというすごい結果なのです。では今からOさんにインタビューをしていきます。

Q「Oさんは、どんなテーマで調べる学習をしたのでしょうか。」

A「塩がテーマで調べる学習をしました。」

Q「では、なぜ塩のことを調べようと思ったのですか。」

A「塩はいろいろな食べ物に使われていると知って、今、一気に塩を使うとなくならないのか心配になって、それを調べました。」

Q「どんな料理にも塩って使われていますからね。それをいっぺんに使ったらなくなってしまうのではという疑問をもったということですね。では、塩のことを調べるときに使った本は何冊くらいですか。」

A「5冊くらいは使いました。」

Q「なるほど夏休み中に5冊も読んだのですね。調べるために本以外になにか使ったことはありますか。」

A「インターネットを使いました。」

Q「一人一台タブレットがありますからね。どこか見学に行ったことはありますか。」

A「はい、博物館に行ったりもしました。」

Q「ありますね、塩の博物館ね。そういうところに行くことも大事ですね。夏休みとか冬休みなど、長い休みのときに見学に行くこと、大切だと思います。では、Oさんが塩についてどんなことを調べたのかを教えてください。」

A「塩はなくならないのかとか、塩は食べ物にどのくらい使われているのかを調べました。」

Q「塩はなくなってしまうのですか。」

A「地球全体で見ればなくなりません。」

Q「大丈夫なんですね。」

A「はい、地球全体には塩はたくさんあります。」

Q「では、塩についてどんなことを思っていますか。」

A「塩はいろいろな食べ物に使われているものだと思っています。」

Q「塩は大切ですか。」

A「はい、大切なものです。」

Q「今回、図書館を使った調べる意学習コンクールで入賞しました。今、どんな気持ちですか。」

A「とってもうれしいです。」

Q「今度は大田区の代表として、東京都のコンクールに進むことになっているそうです。そちらの方でもよい結果が出るといいですね。Oさん、今日はありがとうございました。」

A「どういたしまして。」

ひとつの探究学習の成果として、このようなコンクールに応募するのも、自分の力試しとして使えます。さて今月は、おおた俳句大会に俳句を出します。去年は91句も入賞しました。今年も全員参加していきます。俳句は五七五ですから簡単ですが、ひとひねり加えると入賞しやすくなります。皆さん、担任の先生を通してよい俳句を応募していきましょう。

(今週の生活目標)きまりをまもってあそぼう

矢口小のバンクシー現る(2023年11月30日)


完全に集中しきっている3年生

人は才能の芽が開いた瞬間、一気にその輝きを増すのでしょうか。

本校の3年生が写真の絵を突然描き始めました。しかもお手本となるような絵などはまったく見ずに、自分の脳の中にあるイメージだけを、紙の上に表現したいという思いだけで描き始めたものです。担任が描くように指示したわけでもありません。自分自身で描きたいと思い、休み時間も遊ぶことなく、信じられないレベルの集中力で描いたのです。描いている様子も写真に撮らせてもらいました。すぐ近くに校長の私がいても気が付かず、画用紙の上に自分のイメージ通りに絵を表現することに集中していました。担任も近くにいましたが、私と目を合わせて、「こういうのを天才的資質と言うのだろうね。」という意見に同意していました。

1枚めの絵よりも、2枚めの絵の方が、より細かく描いています。たった数週間で一気に描画力があがった証拠です。描いているものは、某ゲームの一場面なのですが、本人曰く、

「ゲームの絵は四角いピースを組み上げたものだから、カクカクしている。僕は丸く描きたかったんだ。」

そして私から、

「カラーで描きたくないの?専門のペンも色鉛筆も60色以上あるけど使ってみる?」

との問いかけには、

「モノクロの方が自分のイメージに合っているから、色はぬらなくていい。」

と、まるで本物の絵描きさんのような言葉を発するのです。

このような才能を発見し、どこまでも伸ばしていくことが、これからの教育の王道なのではないか。そんなことを私に思わせてくれる3年生の心の宝物でした。


1枚目の絵 この絵を描いただけでも驚いたのに


2枚目の絵 一気にレベルアップしている

【絵の解説】
・これは某ゲームのラスト場面として描いた。
・上は煙突のような塔、その下に地下工場がある。
・地下工場の下はマグマ地帯になっている。
・塔の上には、ラスボスのようなものが封印されている。地下で作られる電気と「封印のクリスタルダイヤ」によって閉じ込められている。

次の目標へ向けて努力する矢口っ子(2023年11月29日)


駅伝チーム ミーティング


駅伝練習する5,6年生


音楽室では合唱団が練習中


駅伝選手とかけもちの6年生もいます

11月27日の研究発表会が無事に終わり、ホッとする間もなく、次の目標に向かって動いているチームがあります。

一つは5,6年生の「駅伝チーム」です。12月16日(土曜)に大田スタジアムの特設コースで行われる「第12回大田区小学校駅伝大会」に向けて、16名の選抜選手たちは朝の練習を始めました。選手たちは一人につき、女子650メートル、男子850メートルのコースをリレーでつないでいきます。参考までに、過去5回の矢口小の記録を紹介します。

(第6回)33分29秒 (第7回)32分15秒 (第8回)33分15秒 (第9回)中止 (第10回)32分51秒 (第11回)33分8秒

1番速いタイムが32分15秒です。これは5年も前の記録になりますから、今年は去年の33分8秒を超えることを目標にしたらどうだろうかと思います。

二つめは、3~6年生有志で編成する「合唱団」です。12月2日(土曜)に蒲田のアプリコ大ホールで行われる「大田区小学校管楽器合唱合同演奏会」に出演します。合唱は、長期間の練習を重ねていかないと上達しませんので、この演奏会は1年間の練習の成果を発表する機会となります。団員構成としては3年生がたくさんいますので、高学年のお兄さん、お姉さんが上手にリードしてあげて、美しい歌声を聴かせてくれることを楽しみにしています。

こうして常に何らかの目標をもって、学校生活を送ることが成長につながります。

教科「おおたの未来づくり」で成長する矢口っ子(2023年11月20日)


中間報告でアドバイスし合う6年生

1週間後の11月27日(月曜)に大田区教育研究推進校としての研究発表会が控えている本校です。先週も今週も、どの学年も発表会を意識して授業を進めています。最初にこの文章の結論から申し上げると、授業を観察しながら私が感じたことは、明らかに矢口っ子たちは成長しているということがいえます。

2年生は、生活科「せかいでひとつ わたしのおもちゃ」を学ぶ中で、くりらぼ多摩川さんからの工場スクラップも使って、おもちゃつくりに創意工夫をしようとしています。写真はそのスクラップ素材を触って、どんな感じがするか、どのようなものに使えるかを考えているところです。授業外で、ある2年生に「伊豆高原で買ってきたお菓子の箱があるんだけど、いる?」と聞くと、「校長先生!それは2年生にはお宝です!ぜひください!」と答えました。その意欲的な態度に驚きました。

5年生は、「災害時に力を~自分たちで作った米を防災職にしよう~」というテーマで、新たなものづくりをするべく、授業協力企業の「外部サイトへリンク 新規ウインドウで開きます。エムエスディ(外部サイト)」様に、防災と避難生活所に関する授業をしていただき、その最後に、「矢口小学校で収穫したお米を使って、商品開発せよ」というミッションを与えられました。条件として、自分が作りたいものではない。「誰かに必要なもの、誰かが欲しくなるもの」というお客のニーズに応えられる商品を開発しなくてはならない。そして、さらに細かい条件として、(1)米を使うこと(2)「外部サイトへリンク 新規ウインドウで開きます。セイシン企業(外部サイト)」という会社が、お米を米粉にしてくれる(3)非常食や宇宙食にはないもの(4)みんなが食べられるもの こうしたものを考えるように指示されました。探究につぐ探究学習に励んできた5年生なので、このミッションにも立ち向かっていくことでしょう。

6年生は、「伝えよう、矢口の歴史、地域の良さ、未来につなげ商店街プロジェクト」をテーマとし、地域の創生のために商店街店舗にお客さんがたくさん来るようにしたいというコンセプトから、前年度を超えるハイレベルの動画作成に取り組んでいます。写真のように中間発表会を行い、お互いにアドバイスをして、さらなるブラッシュアップに向かっています。そこで私からも次のようなアドバイスをしてみました。「サイト運営するにはアクセシビリティーという考え方があります。矢口小のホームページが文章を多くしているのも、写真を見ることができない方にも、文字を残すことでパソコンの音声読み上げ機能を使えば理解してもらえるという配慮からです。音が聞こえない方には当然、動画にテロップを入れることでアクセシビリティーが高まるね。そういうことも知識としてもっているといいですよ。」

どの取組からも共通に感じることがあります。それは、子どもたちの学ぶ姿がとても魅力的だということです。自分たちの力で地域を変えられる。自分たちの発想で新しい何かを生み出せる。たくさんの地域素材と関わり、想像をふくらませて取り組める。この学習には不正解はなく、正解が無限にあります。教育の世界は過去の「一問一答」のような知識重視の授業を抜け出さなくてはなりません。どうぞ我々大人の価値観も子どもたちの成長と共に変えていきましょう。


おもちゃをつくる素材と出会う2年生


授業連携企業のエムエスディ様からミッションを与えられる5年生

体力向上(2023年11月15日)

本校の課題のひとつに体力向上があります。子供たちは楽しんで運動している子が多いのですが、何しろ土地が平坦な地域ですので、日常的に負荷がかからない状態にあります。そこで意図的に体力向上策を立てなければなりません。
今週は持久走に取り組んでいます。

相手意識をもって取り組む1年生(2023年11月14日)

1年生は12月に予定している幼稚園や保育園との生活科交流会である「秋まつり」に向けて、楽しそうに準備を進めています。今日参観した授業では、ドングリや松ぼっくりを使って、どんな遊び道具を作るのか、設計図をかいてみました。

ふりかえりの言葉の中には、「幼稚園児に笑顔になってもらいます。」「幼稚園児に楽しんでもらいます。」といった言葉がたくさん出てきました。また、「作って失敗しても、もっと工夫して作ります。」「あきらめないで作ります。」という試行錯誤を意味する言葉もふつうに出ていました。相手意識や地域意識をもって学習に取り組むことは、高学年で学習する教科「おおたの未来づくり」に向けての、学びの素地づくりとなります。6年間かけて、「学ぶということは、自分のためだけでなく、人や地域に役に立てるようになるために学ぶのだ」ということを当たり前と感じられる矢口小学校児童に育ってほしいのです。


ドングリマラカスの設計図


ドングリきょうそうゲームの設計図


ドングリでんでんだいこの設計図


さがしたあきでつくるツリーの設計図

全校朝会の話 11月は「いい〇〇の日」が多い(2023年11月13日)

【6年生の話】
今日、5,6年生は地域清掃があります。安全に気を付けながらごみを拾いましょう。今週は4時間授業が2回あります。公園でのマナーをしっかり守りましょう。最近、休み時間に教室へもどるのが遅い人がいます。時計を確認して授業に遅れないようにしましょう。それでは校長先生や先生方といっしょに元気よく朝のあいさつをしましょう。おはようございます。

【環境栽培委員の話】
環境栽培委員会からのお知らせです。今週の中休みに、水やり体験会をします。日程は、月曜日5,6年生、火曜日4年生、水曜日3年生、木曜日2年生、金曜日1年生です。みんなで水やりをして、矢口小学校の花を育てましょう。水やり体験をしたい人は、矢口農園前の花だんにきてください。雨天は中止です。

【校長の話】
11月9日、矢口消防署長さんから感謝状をいただきました。玄関の柱に飾っておきますので、後で見てください。どうして感謝状をいただいたのかというと、矢口小学校の皆さんが、消防写生会や消防署見学、消防署のことを一生懸命勉強してくれて、それをいろいろな人に伝えくれている。消防署のことを宣伝してくれているということについての感謝状をいただきました。

さて、矢口消防署の佐藤署長さんが表彰式のときにお話ししていたことが、私の心にとても残ったので紹介します。火事になる原因はいろいろありますよね。その中で「放火」が原因の火災の割合が、矢口消防署の管内では5%となっています。これは日本中の中でも特別に少ない放火率だということでした。全国平均が12~15%くらい放火率なのに対して、矢口消防署のあるこの地域は5%しかない。「これは町が本当に安全で安心な町だということの証拠です。」とおっしゃっていました。私も本当にその通りだと思います。放火というのは火遊びなんかも放火のひとつですから、この放火率がさらに4%、3%、そして0%になるように、皆さんも気を付けてください。火遊びはゼッタイダメです。矢口地域は放火率0%を目標にします。

次に、同じ署長さんの話の中で、11月9日は消防の日なんですよということも教えてもらいました。皆さん、なぜでしょうね?それは11月9日・119番だからです。119番は消防の番号です。11月9日から15日までの1週間は秋の火災予防週間となっています。

この話を受けて、私は「〇〇の日」っていろいろあるのではないかなと自問してみました。そして自答です。調べてみました。自分に問いかけ、そして調べて答えを出す。自問自答です。警察の日は1月10日、110番ですね。都民の日は10月1日、矢口小学校の開校記念日は6月1日です。このような〇〇の日は、1年間365日すべてで〇〇の日が入っています。次に、11月中はどうなんだと問いかけて調べると、11月は「いい日」が多いぞと分かりました。いい日がおおいのは、なあんでか?それはね。11月の11から「いい」がきて、いい日になるというわけですね。たとえば、11月19日は「いい塾の日」、11月22日は「いい夫婦の日」、11月23日は「いい兄さんの日」、皆さんの中でお兄さんの人は、11月23日にはいい兄さんになってくださいね。そして11月29日は「いい肉の日」となっています。「今日、いい肉の日だから、おいしいお肉を食べさせてよ」と、たのんでみたら、もしかしたら食べさせてくれるかもしれません。今日、11月13日は、勝手に私が作りました。「いい意味の日」です。これすごくよいと思いませんか。今日は「いい意味の日」にしましょうよ。そのために、実は今日は本当に「あいさつの日」となっています。これは日本あいさつ検定協会という団体が決めた「あいさつの日」です。あいさつの日の目的として、「あいさつを通して、人のつながりを生み出し、社会が幸福になること」と考えたそうです。今、6年生の皆さんが自主的に朝のあいさつ運動をしてくれていますね。私から頼んだわけでもありませんし、委員会で決めたことでもありません。自分たちで話し合って行動しているそうです。素晴らしいですね。6年生がお手本になってくれる。全校児童の模範です。休み時間にもこういうのが出てくるといいですよね。先生たちに言われなくても、「時間だよ、教室に戻って、授業の準備をするよ」と5,6年生が自主的に呼びかけてくれる学校になることが、とても良いことだと思っています。あなたのあいさつで、相手の方や家族や地域、学校が幸せになっているかどうかというところに、自分のあいさつの判断基準をおいてほしいなと思います。押しつけのあいさつもダメだしね。今日のあいさつの日をスタートに、あいさつをした相手の方が思わずニッコリと笑顔になるような学校にしていけると良いですね。

【今週の生活目標】みんなで使うものをだいじにしよう

矢口消防署より「矢口消防署長感謝状(広報業務協力功労)」をいただきました(2023年11月9日)

本日、蒲田東急プラザ7階イベントスペースにて、令和5年度火災予防業務協力者等表彰式が行われ、校長として出席しました。そして、矢口小学校に写真のような感謝状をいただきました。矢口小学校に関わる皆様、おめでとうございます。広報業務協力功労ということなので、このページであらためて広報業務に協力させていただきます。

(同じように感謝状を贈られた本校と関係の深い団体)
今泉自治会・安方南町会・多摩川二丁目町会・中央自動車工業株式会社(同窓会長の会社)・有限会社鳥勢(教科「おおたの未来づくり」協力店)

矢口消防署長様のあいさつの中で、情報共有しておく必要があると思ったことを記録しておきます。
・11月9日は「119番の日」であり、この日から秋の火災予防週間が始まることになっている。
・火災発生要因として「放火」によるものの発生率が全国平均では12~15%あるが、矢口消防署管内では昨年度5.9%と極めて低い。このことは地域の方々の努力によって、安全な町づくりができている証拠である。

「地域とともに」が合い言葉の矢口小学校です。これからも地域の方々と協力しながら、安全安心の町を続けていきましょう。

自発的に朝のあいさつをする6年生(2023年11月8日)

6年3組の子どもたちで自発的に話し合ったようで、今朝はたくさんの6年生が正門に立って、元気にあいさつをしてくれました。このあたりが矢口魂の中の「あいさつ日本一」の誇りといったものなのでしょう。教員からの指示や指導ではなく、子どもたちだけで「やろうよ」となっていくところが学校の特色といえます。

先日、矢口ブロックPTA卓球大会があって、そこに中学3年生の卒業生が応援に来ていました。その卒業生が「私は矢口小に通えて、本当に良かったです。受験勉強も頑張ります。」と笑顔で私に伝えてくれました。矢口小で様々な達成感を味わい、そこでつかんだ心の財産が卒業生の青春を支えていければ、学校としてこれほどうれしいことはありません。

学校の最大の宝物は、何事にも前向きな「子どもの心」です。

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