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校長室の窓・子どもの心の宝探し(令和3年11~12月)

更新日:2021年12月24日

このページでは、校長が学校のことをお伝えします。
新型コロナウイルス感染症対応で、なかなか学校を公開できないため、できる限りたくさん記事にしていきます。
また、今年度の矢口小の重点教育である、お互いを「受け止める」ことを充実させるためにも、御家庭でのお子様との話題作りにお役立てください。

2学期の合い言葉は「Just Try! (ジャストライ)」です

「Just Try」とは、「Let’s Try」よりもやや軽めのイメージです。
「とにかくやってみようか」「ダメ元でもいいからやってみよう」「まあ試してみよう」「ひとまずやってみよう」「無理しなくてもいいから、やってみよう」という意味で使ってみました。
時代状況に合わせて、「やらねばならぬ」ではなく、「できそうもなかったら、安全を考えて、上手に修正していこう」という柔軟な発想をしていこうと思います。
前に進むだけでなく、時には一歩さがって、熟考することも大切な習慣だと考えました。

子どもの心の宝探し 目次

2学期終業式の内容(12月24日)


何も見ずに児童代表の言葉を発表する3年生

(校長の話)
はじめに表彰を行います。
・読書感想画の表彰(1年生1名)
・人権啓発作品の表彰(4~6年生6名)

2学期の合い言葉は始業式の時に言いましたね。「Just Try! ジャストライ」でしたね。この意味は、「できるかどうか分からないけど、とにかくやってみようよ」「ダメかもしれないけど、やってみれば何か起こるんじゃないか」というような感じで、最初から成功をねらってやるというよりも、まずはやってみましょうよということを2学期の合い言葉にしました。
9月には矢口魂心丸に皆さん、乗りましたね。全員がプールで楽しく魂心丸に乗ることができました。
10月には、2年ぶりの行事となりましたが、6年生が伊豆高原に1泊2日で移動教室にやっと行くことができました。本当に楽しい行事で、6年生はみんな、心に思い出を残していることと思います。
11月には、矢口文化芸術劇場。皆さんの演技は本当に素晴らしかったですね。そして準備をしてくださった先生方の工夫と配慮、保護者鑑賞日には指定席まで作ってくれて、安全対策ばっちりで劇場を開くことができました。これは、いろいろな学校のお手本になったのです。「矢口はどんな風にやったんですか?」と聞かれるたびに、「指定席にしたので、一部の方は見えにくかったと要望はありましたが、入退場は整然としていて、何の問題もなくできましたよ。」と答えると、「なるほど、そうやってやればよいのですね。」と参考にしてくれるのです。まさに先生たちのジャストライですね。
そして、開校130周年式典に向けてのオンラインの児童集会も、いろいろな学校のお手本になっているのですよ。「すべての学級をオンラインでつないで、一斉にオンラインでゲームをしたり、クイズをしたりして、すごく盛り上がったんですよ。」と報告すると、「そんなやり方もあったんですね。うちでもやってみます。」と広がっていきます。
そして、最後をしめくくってくれたのが、駅伝大会の代表選手ですね。全校の皆さんにその様子を見てもらいたかったのですが、5,6年生の代表選手は矢口小学校の歴史をつくる大活躍をしてくれました。
ジャストライ、一人一人何かに頑張ったことと思いますが、その成果は、今日、担任の先生たちから渡される通知表の所見欄に書いてありますから、よく読んでくださいね。
さて、次は予告編です。3学期の合い言葉を言ってしまいます。
「なぜなぜ思考でいこう」これでいきます。くわしくは3学期の始業式で話しますけれども、冬休みの間もやってほしいんですね。いろいろなことに「え?なんでなんだろうな。」「それ、本当なのかな?」「どういうことなのかな?」と問い掛けることによって、間違いなく頭が良くなるのです。この頭が良くなる方法を3学期の全校朝会では、次々紹介していきますので、楽しみにしていてください。
では皆さん、よいお年をお迎えください。

(児童代表の言葉 3年生)
3年1組 S.Wさん
私は2学期、努力する力と勇気を出す力が伸びたと思います。それは二つ頑張ったことがあるからです。
一つ目は跳び箱です。私はやる前、跳び箱に手もつきたくありませんでした。跳べない日が続き、いらいらしていました。そんな私をおばあちゃんが頑張れと励ましてくれました。授業でたくさん練習をして、コツを教えてもらって跳べるようになりました。跳べた日は喜んで夜も眠れませんでした。努力する力が伸びたなと思いました。
二つ目は、文化劇場の練習です。私は人前で話すことが苦手です。緊張してしまうところがありました。始まる前は、成功できるかなと心配でした。みんなとたくさん練習して声も大きくなり、緊張しなくなりました。友達や先生からも褒められるようになり、逆に楽しくなってきました。人前で話すときには勇気が必要だけど、自分でも驚くような声が出ていて、新しい自分に出会えたような気がしました。3学期は、もっといろいろなことに挑戦していきたいです。

3年2組 N.Aさん
私は2学期の授業を通して、発言を頑張り、勇気を出して自分の考えを言う力をつけました。2学期、授業が始まったときは、答えがあっているか心配で、手をあげられませんでした。でも、クラスのみんなはどんどん手をあげていて、すごいなと思い、自分も手をあげたいと思いました。
ある日、友達が手をあげて、答えを間違えていたけれど、先生が「いい間違え」と褒めていました。その言葉に、クラスのみんなもうなずいて聞いていたので、間違っても大丈夫なんだということが分かりました。そして私は手をあげてみました。手をあげたとき、緊張してドキドキしていました。先生にあてられて、自分の考えをやっと言うことができてすっきりしました。この経験を通して、自分の考えを言い力がつきました。次はどの授業でも発言できるように頑張りたいです。そのために3学期は、3年生として最後の学期なので、大きい声で積極的に発言できるように頑張りたいです。

3年3組 H.Mさん
私は2学期に頑張ったことが二つあります。
一つ目は矢口文化芸術劇場です。3年生の劇は「泣いた赤鬼」でした。私は主人公の赤鬼役をしました。その上で私は、歌を歌う赤鬼になりました。歌の練習や台詞を覚えたり、厳しい練習がたくさんありました。何度も失敗し、落ち込んだりもしたけれど、クラスの友達が「Hさん、ファイト」などと励ましてくれました。それから私は、家でたくさん練習するようになり、やっとみんなの前で自信をもって、台詞と言ったり歌の歌ったりできるようになりました。本番でも大きな声を出し、練習通りに成功させることができました。学年としての目標の「新しい自分に出会おう」も、達成することができました。私にとって、忘れられない大切な経験となりました。
二つ目は書写の学習です。3年生から習字が始まりました。今までやったことがなかったので、はじめの1枚はうまく書けませんでした。授業では練習用2枚と本番用2枚が配られます。私は練習用1枚目で、はじめに間違えたところを直すようにし、練習用2枚目で、1枚目に間違えたところを正しく書けるようにしました。すると本番で上手な字が書けるようになりました。この時私は、練習で頑張れば、本番で上手な字が書けるようになるんだなと思いました。1学期より2学期の方が、字は難しくなってきたけれど、はじめに学んだことを思い出し、しっかりやれば、上手な字が書けるようになってきました。
3学期は、矢口文化芸術劇場での経験を生かして、授業での発言を多くし、どんなことにも積極的に取り組んでいきたいと思います。また、書写の学習でも、はじめに学んだことをしっかり思い出し、美しい字を書いていきたいです。

(計画委員からユニセフ募金のお礼)
これから計画委員からのお知らせがあります。
ユニセフ募金へのご協力、ありがとうございました。皆さんのご協力で、募金額は97,013円集まりました。集まった募金は助けを求めている子どもたちに役立てられます。きっと何千人もの命を助けることができると思います。募金のご協力、本当にありがとうございました。

(生活指導主任からの話)
いよいよ冬休みです。皆さん、楽しみなことがたくさんあるかと思います。そんな冬休みを前に、私から三つの「大切」を話します。
一つ目、命を大切にしてください。交通事故にあわないようにくれぐれも気をつけてください。自転車に乗るときは、左側を走ることになっています。ぜひヘルメットをかぶって自転車に乗るようにしてください。それから、子どもだけで蒲田や川崎など、学区外に行くことは禁止です。絶対にしないようにしてください。また、キックボードなどは道路で使用することは禁止されていることは以前も話しました。ぜひ守ってください。また、不審者など怖い人がいるかもしれません。「いかのおすし」を必ず守って楽しい冬休みになるようにしてください。
二つ目です。あいさつを大切にしてください。今日明日、楽しいことが待っている人も多いと思います。お家の人などに何かしてもらえたなら、また、外国から来るあの人にしてもらったことがあるのであれば、ぜひ感謝の言葉を伝えましょう。そして年が明けて新年となれば、あいさつする機会が増えると思います。親せきやお友達など、多くの人にあいさつをして、気持ちのよい新年を迎えてください。
三つ目です。お正月にもらうお年玉、楽しみにしている人も多いと思います。毎年この頃になると、お金のトラブルが聞こえてきます。ぜひお金を大切にしてください。子どもだけで大きなお金を持って、ゲーム屋さんなどに行ってトラブルになるということをよく聞きます。お家の人とよく相談して、大切に使うようにしてください。また、高価なおもちゃを買うような時も、お家の人とよく相談をします。もちろん子ども同士でお金のやりとりはしません。必ず守るようにしてください。
くわしくは保護者会の時に配った「よいこの冬休み」に書かれていますので、お家に帰ったらもう一度、きちんと読むようにしてください。
1月11日(火曜)に3学期の始業式があります。みんな笑顔で集まれることを楽しみにしています。
それではよいお年を迎えてください。

給食室の気合を感じる2学期ラスト3食(12月23日)


2学期最後の給食です

今日は2学期最後の給食でした。
メニューは「パエリア・ローストチキン・ABCスープ・パフェ・牛乳」でした。
写真を見ても、おいしそうですよね。
まさに給食室から子どもたちへのプレゼントという気持ちが伝わってきます。
とくにパフェは、甘い香りがしてきて、それだけでも子どもたちが笑顔になります。

本校の給食は、学校職員の栄養士の指示のもと、民間委託業者である「外部サイトへリンク 新規ウインドウで開きます。シダックス大東新ヒューマンサービス株式会社(外部サイト)」の調理員が作っています。
何よりも「安全でおいしい給食」を合い言葉に毎日、朝早くから丁寧に調理してくれます。

この2学期最後の3食は、給食室がいつも以上に一丸となって、気合を入れて作ってくれたことが強く感じられます。
それはこのサイト内の、「パワーアップ給食」のコーナーで紹介している「ビジュアル献立」という資料の「ひとくちメモ」にも表れています。
教室で、子どもたちが「早く食べたい!」と思うような説明です。
ただ作るだけではない。給食を通して、食の楽しさや豊かさ、そして幸福感を感じられるようにと、給食室は頑張っているのです。

(12月23日)
フランス語で「完全な」という意味のparfait パルフェから、「完全なデザート」という意味とされています。パルフェからパーフェイと発音され、パフェになったと考えられます。
フランスのパルフェと日本のパフェは少し異なりますが、パルフェにさまざまに手が加えられて日本のパフェが完成されたと考えられています。

(12月22日)
いとこ煮は小豆と根菜を使った郷土料理です。材料を煮えにくいものから「おいおい煮る」とか、それぞれの材料を「めいめい煮ていく」とか「甥甥」「姪姪」にかけて「いとこ」に見立てた説などが名前の由来です。
今日は冬至なので、かぼちゃのいとこ煮です。とうきょう元気農場の万次郎かぼちゃを使用しています。

(12月21日)
カレーに入っている冬の野菜は何でしょうか?それはごぼう・れんこん・だいこん・にんじんです。にんじんは一年を通して食べられていますが、実は秋から冬にかけてが旬の野菜です。
この時期が甘みや栄養成分からみても最もおいしいにんじんになるのです。


給食ありがとうございました

今日の給食後、1年生が教員室にいる栄養士のところにやってきて、「今日は今年最後の給食なので、お礼にきました。いつもおいしい給食を作ってくれて、ありがとうございました!」と挨拶をしていました。見ていて、そして1年生の声を聴いていて、とても美しい光景でした。

5年生書写・峻厳な空気感が素晴らしい(12月21日)


集中して書写に取り組む

5年生書写の授業に入りました。
書き初めで取り組む「初日の出」という字を書く練習をしていました。
この字を書くのは今日が初めてです。
全員が集中して、できるだけお手本通りに書けるようにと、誰一人声を出すことない学習状況でした。
フロー状態に近いメンタルレベルを感じました。

私が担任教諭時代の後半には、教室で子どもたちに、この「フロー状態」をいかに生み出すかを個人的に研究していました。
「フロー状態」とは、1つの目標に集中して行動ができている心理状態のことを指します。教室での学習で子どもたちがそうなると、教室内がシーンと張りつめた空気感になります。そして、筆記用具の音しか聞こえない、今日については筆を使っていますから、ほとんど音がしませんでした。人間が「フロー状態」に入れば、圧倒的なパフォーマンスと楽しさを体験できると言われています。 子供がそうなってくれると、自分のしていることに集中し切って、極限まで行くと存在感がなくなるほどになります。井上学級時代に、校長や副校長が授業巡回をしていて、私の教室に、「誰もいないのかなと思ってのぞいてみると、全員が個人作業に集中し切っていて教室に入ることもできなかった。」とよく言われました。今日の5年生の授業は同様の状況で、写真を1枚撮らせてもらった後、邪魔をしてはいけないと、すぐに教室から出るようにしました。なぜフロー状態になったかというと、担任が1校時から徐々に子どもたちのメンタルを整え、2校時の書写の授業に入ったからです。

全校朝会・駅伝大会報告会(12月20日)


快晴の大田スタジアム


開会式の様子

(6年生のあいさつ)
今日は気持ちのよい青空ですね。
今週はいよいよ2学期最後の週です。
冬休みが近付いていますが、気を抜かず、しっかりと学習のしめくくりをしましょう。
木曜日には大掃除があります。1年間お世話になった学校を隅々まできれいにしましょう。
お世話になった人たちにも、感謝の気持ちを伝えられるといいですね。
残り1週間、みんなで協力して頑張りましょう。
それでは元気に朝のあいさつをしましょう。おはようございます。

(駅伝チームからの報告)
矢口小学校駅伝男子チーム、10代キャプテンのO.Tです。女子チーム10代キャプテンのB.Kです。
私たち矢口小学校駅伝チームは、皆さんを代表して、12月18日土曜日、午後1時30分から大田スタジアムで行われた学校対抗の駅伝大会に出場しました。結果は30チーム中6位でした。
ぼくはここにいるみんなが、これまでやってきた朝練の成果を出すことができ、本番では全員が自己ベストを出すという最高の結果で追われたので本当に良かったです。
私は矢口魂をもって、最後まであきらめることなく、全力で走りきることができました。
次は、今の5年生、そして4年生の皆さん、矢口魂のある走りを見せられるように最後まで頑張ってください。
これまでいろいろな場面で応援してくれた皆さん、本当に力になりました、ありがとうございました。
(全員16名で声をそろえて)
矢口小学校駅伝チームを応援していただき、ありがとうございました。


駅伝大会スタート


選手全員に、校長よりご褒美の手作りキーホルダー

輝く子どもの姿はときに絵画よりも美しい・1・2年生生活科交流会「秋のおみせ屋さん」(12月17日)

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寒い雨が降る今朝でした。しかし、子どもたちの中には、新しく買ってもらった長靴をはいてうれし気に登校する子もいました。

今日の1,2校時は1,2年生が体育館で生活科の学習交流を行いました。
1年生が遠足などでたくさん採集してきたドングリや松ぼっくりといった秋の素材を使って、グループごとにゲームを作りました。すべてのゲーム屋さんを見学させてもらいましたが、それはそれは工夫して作られていました。このお店に、2年生をご招待して、お客さん役になってもらい、楽しんでもらうという学習です。いわゆるお店屋さんごっこといってもよいでしょう。大人が見ればごっこ遊びと思うでしょうが、この活動の中に次のような「学び」があります。

(1)2年生がお客さんになるという「相手意識」をもつことができる。
(2)他のグループと同じようなお店を出したくないので、どんなお店にするか様々に考える。
(3)お店の準備をする過程で、グループの友達と協力する経験を高められる。
(4)秋の素材(自然)とのかかわりが深まる。
(5)段ボールやお花紙、ビニール、ひも、紙コップなど、多くの材料との出会いがあり、それらを使って何ができるか試行錯誤する機会に恵まれる。
(6)2年生に喜んでもらえるために、日ごろから考え続けていることによって、自然と思いやりの気持ちが育つ。
(7)1年生からすると、2年生は「あこがれの存在」であり、自分たちが2年生になるための、よいモデルとなってくれる。
(8)2年生は、年下の1年生が頑張って準備したお店に、「先輩」として参加することで、自分たちの成長を振り返ることができる。
(9)1年生と2年生の交流を深めることで、今後の4~5年間の学校生活で、共に学校を築いていく協働意識が育まれる。
(10)2年生が、年下の1年生の努力に対して配慮しながらお店を回ることで、2年生も自分自身の中にある「優しさ」に気付くことができる。

ざっと10項目あげてみましたが、一人一人に視点を当てれば、もっといろいろな「学び」をしていますので、ここはご家庭で子どもたちに問い掛けをしていただき、楽しかった思いや、工夫してみたことなどをおしゃべりさせてくださると、子どもたちがさらに成長することでしょう。

今日の活動の中には、たくさんのお客さんに来てもらえるように一生懸命に呼び込みをする子、来てくれたお客さんに丁寧に説明をする子、道具の準備を黙々と続ける子、1年生を褒める2年生の子など、子どもたちは、見ていて眩しいくらいにキラキラしているのです。題名のように「輝く子どもの姿は絵画よりも美しい」とお伝えしておきます。たくさんの方にお見せしたいですね・・・・・

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第3回地域教育連絡協議会の報告(12月17日)

12月16日(木曜)17時より、今年度3回目の地域教育連絡協議会を行いました。
学校からは、校長あいさつ、副校長による学校評価の説明、生活指導主任報告、開校130周年校内委員長報告を行い、協議会委員の皆様のご意見を伺いました。

(委員の皆様からのご意見)
・10月に給食と授業の様子を参観したが、子どもたちはみんな楽しそうで安心した。
・地域の学習題材として使ってほしいものがある。多摩川2丁目に「防空壕あと地」があるのでが、3年後には解体してしまう予定になっている。その前に、学校の学習として見学してみてはどうだろうか。
・130周年実行委員長をさせていただき、あたらめて学校と地域のつながりが強いことを実感した。これからも学校と地域双方で、子どもたちが楽しく成長できる街を作っていきたい。
・130周年においては、PTAの実行委員さんたちの、とても細かい配慮に感激した。
・朝、子どもたちみんながお花を持って登校していったのを見て、どうするのかなと思っていたが、式典に参加して、学校がお花でいっぱいだったので、こんな素晴らしい取組をしていたのかと思った。
・矢口魂心丸に乗船する企画でも、「子どもが本当に喜んで帰ってきた」と、1年生の保護者から聞いた。
・地域清掃やユニセフ募金など、机の上の勉強だけでなく、他にも学んでいる。それが子どもたちの人間形成に役立っていると思う。
・駅伝の朝練習にも張り切って参加している高学年を毎日見ている。
・130周年式典の手作りのお花や6年生の立派な呼びかけに感動した。
・130周年でお土産にいただいたお赤飯がとてもおいしかった。120周年の時に矢口の田んぼを起こしたのだが、その時に小学生だった娘が、「今の矢口もやるね!」と言っていた。
・式典に参列していた6年生が立派だった。しぐさがそろっている。
・実行委員会の様々なアイデアも素晴らしい。実行委員の皆さんの思いがこもっている。
・あいさつのことを言えば、書道教室に来ている子どもたちも、「こんにちは」「ありがとうございます」はもちろん、帰るときに出口で会釈をしていた姿に感動した。
・同じ学校の教員として、周年行事の先生方のご苦労はよく分かる。お疲れさまでした。
・日本体育大学荏原高校では、自転車で通学している生徒のヘルメットを義務化している。導入して6年目になるが、やはり自転車事故が減っている。池上警察署からも高校生へのヘルメット推進は珍しいことというので、モデル校となっている。これも参考になればと思い、情報提供させていただく。

全校朝会「駅伝大会壮行会」(12月13日)

(6年生のあいさつ)
12月13日、月曜日。今日は清々しい青空でですね。
2学期も残すところ2週間となりました。学習のまとめは進んでいますか。
今週の木曜日、16日にはエンジョイタイムがあります。17日の金曜日にはなかよし班活動があります。友達と仲良く楽しく過ごせるといいですね。
最後にお知らせです。学校の正面玄関に落とし物が長机に並んでいます。時間がある時に必ず見るようにしましょう。すべての持ち物には名前を書きましょう。
それでは朝のあいさつをします。おはようございます。

(駅伝選手の決意発表)
矢口小学校男子駅伝チーム、10代目のキャプテンになった6年1組O.Tです。
矢口小学校女子チーム、10代キャプテンのB.Kです。
私たち矢口小駅伝チームは、皆さんを代表して、12月18日土曜日の午後1時30分から、大田スタジアムで行われる学校対抗の駅伝大会に出場します。
これまでやってきた約1か月間の朝練の成果を全力で出せるように本番まで調整していきます。矢口小伝統の「矢口魂」を胸に秘め、最後まで全力で走ってきます。
ねらうは全員が自己ベスト記録を更新しての優勝です。皆さんによい報告ができるように、チーム一丸となって頑張ってきます。
会場での応援はかないませんが、心の中で私たちの健闘を祈っていただけると嬉しいです。
矢口小学校駅伝チーム、ファイト!オー!

(校長の話)
募金は何のためにするのか、社会の成功法則から考えると、大富豪と言われる人たちはみんな、収入の10%を募金している。人に喜んでもらうために募金をする、これがいろいろな本に書かれている成功法則だという話をしましたが、本日はくわしい内容省略。

(今週の生活目標)計画的にものを持ち帰ろう

同窓会より寄贈いただいた「舞台スクリーン」の教育効果(12月11日)


最後方からもよく見える、横幅170インチの巨大スクリーン


とても見やすいです

開校130周年を記念して、本校同窓会より「体育館舞台スクリーン」を寄贈していただきました。
これまでは、舞台後方の壁に映していましたので、子どもたちにとって、映像が遠くて見づらい状態が続いていました。
そこで同窓会が、教育環境改善のために「舞台スクリーン」を設置してくださったのです。
写真をご覧のように、体育館の最後方からもとても見やすくなりました。

今日は5,6年生向けに、教育ネットの講師の方に来ていただき、「インターネットモラル教室」を行いました。
これが舞台スクリーンのお披露目になりました。
舞台前方に設置されており、電動式でスイッチ一つで上下しますから、準備も簡単です。
PTA活動の一つとして、学年で映画会を開くなんてことも、やってみたくなりませんか。

今後、本校の教育活動でたくさん使わせていただきます。
この立派なスクリーンがあれば、子どもたちから、体育館のスクリーンにプレゼンテーションを映して、発表をしてみたいという声があがっても、おかしくありません。
大変大きな教育効果があると思います。

【人権週間】ユニセフ集会(12月10日)


今日もタブレット端末を活用して児童集会を開催


計画委員による寸劇

(計画委員の話より)
今回、計画委員会では、ユニセフについて一人一人が調べました。
調べたことをもとにスライドを作ったり、劇をつくったりしました。
劇をするにあたって、台本も考えました。
計画委員会でいっしょうけんめい考えたので、みなさんも一緒に考えてくれるとうれしいです。

世界には、私たちの助けを必要としている子どもたちがいることを知っていますか。
そのような子どもたちを助けているのがユニセフです。
ユニセフとは、すべての子どもの命と権利を守るため、最も支援の届きにくい子どもたちを最優先に、約190の国と地域で活動している団体です。
それでは私たちと、私たちの支援を必要としている人の暮らしの違いを見てみましょう。

(計画委員の創作劇を生放送する)

100円でできること。
・ポリオから子どもを守るためのワクチン 7回分
・体から水分がなくなって、命を失うことを防ぐ粉(経口補水塩) 12袋
・1錠で4~5リットルの水をきれいにすることができる薬 86錠
100円がたくさん集まると。
・子どもを寒さから守る大きめのフリース性毛布 1枚(291円)
・熱に弱いワクチンを運ぶのに必要な保冷箱 1箱(1470円)
・マラリアの原因となる蚊から家族を守る蚊帳 3はり
・スケッチブック10冊とクレヨン(8色入り)10セット(970円)
・緊急事態の中でも、40人の子どもが勉強できる必要最低限の学用品と教材 1セット(16423円)

ユニセフ募金は12月11日(土曜)、13日(月曜)、14日(火曜)の3日間で計画委員が行います。
各家庭からのご協力をどうぞよろしくお願いいたします。

人権週間 2年生道徳「はるばる園の新しい友だち」(12月8日)


カバオくんの話を通して、人の気持ちを傷つけないためにはどうしたらよいか考える2年生

ご案内の通り、12月10日まで人権週間です。
2年生の道徳では、はるばる園に新しく転校してきカバオくんが主人公の話を題材にしました。
カバオくんは誰も知らないところへ新しく来るだけでも不安はいっぱい。迎えるみんなは楽しみでもあるけれども、無意識にカバオくんの良くないところをしゃべってしまう。ただでさえ不安なカバオくんは、そうした言葉に人知れず傷ついてしまい、泣き出す。どうして泣いているのか分からないみんなが、いろいろと考え、最後には反省していく物語です。
知らないうちにだれかにかなしい思いをさせないようにするためにはどうしたらよいか、2年生の子どもたちの意見をいくつか紹介します。
「いいことばをつかう。いいところをおたがいに言いあう。」
「こえをかけて、いっしょにたのしくあそんで、げんきにする。」
「友だちをほめるようなことばを言えば、友だちもうれしい気もちになる。」
「お気に入りのところにつれていって、みんなであそんであげる。」
「分からないことばあれば、やり方をおしえてあける。
「みんながすきなことをしてあげる。やさしくなぐさめてあげる。」
「やさしく声をかけて、お気に入りのところにつれていってあげる。」
時代はますます多様化の様相が高まっています。どんな人ともやさしく接してくれる子がたくさんいる矢口小学校です。

全校朝会の話(12月6日)

【6年生のあいさつ】
12月6日、月曜日。今日はどんよりとした曇り空ですね。
今週も先週に引き続き、マラソンタイムがあります。頑張りましょう。
疲れないように同じペースで走ることを目標にしてください。
顔が上がったり、上半身がぶれたりすると、疲れやすくなります。
元気に体を動かすことで、丈夫な体を作りましょう。
今週は土曜授業があります。授業も2学期のまとめに入ってくると思います。
どんなふうに締めくくりたいか考えながら生活をしましょう。
それではあいさつをしましょう。
おはようございます。

【校長の話】
始めに読書の表彰を行います。(表彰児童に賞状を渡す)

12月4日から10日までを人権週間といいます。
日本国憲法によると、基本的人権が保障されています。人間として生きる権利のことです。
ます、この人権ついて、4,5,6年生の人権代表作を紹介します。
(6名の作品を紹介)
人権のことを考えることは、とても大切なことです。
今月、体罰のことも、中村副校長先生を中心に調査をしてもらうことにしています。
体罰は、家であっても学校であっても、また地域であっても、皆さんが恐怖を感じるようなことは、人権侵害ということになりますから、あってはいけないことです。このことを中村副校長先生が調べていきます。何かあるようでしたら副校長先生に相談をしてくれるとよいです。よろしくお願いします。
さて、大田区報の人権特集号を持ってきました。ここに紹介されているのは、お笑い芸人のスマイリーキクチさんに対しての、あまりにもひどい人権侵害です。
どんな人権被害を受けたのかというと、殺人犯が菊池さんだというウソを、インターネット上に流した人がいるのです。これを見た人たちが、事実も確認せずに、次々と「菊池さんが犯人だ」ということを勝手に流していく。こうして菊池さんは、何もしていないのに、何も知らないうちに、インターネット上で炎上と言われる状態に巻き込まれ、ものすごい数の悪口を書かれ、もっとひどいのは、菊池さんに対する殺人予告までされて、生活していくことも大変な、外も歩けなくなるような状況に追い込まれたということです。
インターネット上の発言というものは、菊池さんのように被害にあう人はもちろん、書いているあなたも傷つきます。もしかすると、最も傷つくのは書いている人かもしれません。書いてしまったことが消せません。すべて記録に残りますから、いつ、どこで、だれが、何を書いたかということが、証拠で残っていきます。
インターネット上にウソだとか、人の悪口といったものを書くというのは、完全な人権侵害です。犯罪とも考えられます。インターネットは思いやりをもった心で使っていかないと、大変なことが起こります。人を傷つけてはならないという責任が伴うということを、インターネットを使う時には心してほしいと思います。
何よりも、人権というのは、私たちの命を大切にし、心を大切にし、そして私たちの自由に生きていく権利を大切にしていくことです。今週は人権週間ですから、各クラスで人権のこと、いじめのこと、体罰のこと、このような人の心が傷つくようなことは、絶対にやらない、させないという思いで授業にも取り組んでください。

【今週の生活目標】げた箱のくつをきれいにそろえよう

今日は一斉に自転車の交通安全教室(12月2日)

今日の2~3校時は、1~5年生の自転車交通安全教室を行いました。
体育館では、東京都の取組で「自転車シミュレーター」を使っての交通安全教室。2校時に3年生、3校時に5年生が出前授業を受けました。
(講師)外部サイトへリンク 新規ウインドウで開きます。東京都・都民安全推進本部(外部サイト) 外部サイトへリンク 新規ウインドウで開きます。一般社団法人・日本交通安全教育普及協会(外部サイト) 様
授業の要旨です。
(1)自転車は車の仲間であり、車の交通ルールが適用される。
(2)自転車は基本的には車道の左側の端を走る。
(3)12歳以下の子どもは、安全のため歩道を走行してもよい。
(4)交差点では車の内輪差による巻き込み事故に気を付ける。
(5)自転車事故の負傷のうち、7割は頭のケガなので、必ずヘルメットをかぶってほしい。
(6)ローラースケート、スケートボード、キックボードといった乗り物は「おもちゃ」の扱いになり、車道も歩道も走行してはならない。
(7)自転車運転前のチェックポイントは「ブタ・ベル・サラ・ハチ」・・・ブレーキ、タイヤ、ベル、サドル、ライト、ハンドル、反射器材、チェーンを点検すること。
このようなことを学んだ上で、代表児童6名による「自転車乗車シミュレーション」を行い、画面を見ながら全員で危険を避けるバーチャル体験を行いました。
一方、多目的室からは、全校オンライン放映システムを使って、各教室の電子黒板に講師の指導とDVDを流す形式で、2校時には1~2年生向け、3校時には4年生向けの交通安全教室を、大田区教育委員会の交通安全指導員の方々に行っていただきました。
年末に向けて、自動車の交通量も増えていますので、このタイミングでの自転車指導が効果をあげて、子どもたち自身が「自分の命は自分で守る」という行動をとってくれればと願っています。


体育館では3,5年生が自転車シミュレーション安全学習


教室では1,2,4年生がオンラインの自転車安全学習

6年生・バレーボール文化  1年生・図工で集中力アップ  5年生・矢口米の切り餅(12月1日)

12月、多くの学年でソフトバレーボールの学習が行われています。
今日は6年生が試合をするということで、参観しました。
見てビックリしたことが、ある程度ラリーができているし、中にはアンダーハンド、オーバーハンド、スパイクの助走、スパイクスイングなど、バレーボールの基本技術を習得している子がいることでした。
本校のバレーボールについては、コロナ禍で活動に困っていたPTAからのご要望もあって、「ジュニアバレーボール教室」という名目で、希望する児童を相手に、校長自らバレーボール指導を続けてきました。
休み時間には、校庭の片隅に、簡易式バレーボールコートを作っておき、自然に練習できるように環境を整えたり、体育館遊びをする6年生はバレーボールで遊んでいることも多かったそうです。
要するに、バレーボール文化が子どもたちに根付き始めている段階にあるようです。
その結果、この学級にはバレーボール部員は1人しかいないのにもかかわらず、私が指導しているバレーボール部員ですら、なかなか身に付けられない「スパイク助走」「スパイクミート」を、いとも簡単にできるようになった子どもが現れたのです。
このことは、私にとってはけっこう衝撃的な驚きでした。そして、自然とスポーツ(バレーボール)に親しむ環境を整えてあげることで、伸びる子は勝手に伸びることを実感しました。

そのようなことを考え、忘れないうちに記事を書いておこうと1階に降りてくると、1年生の教室で「宝物」を発見しました。
(その記事は下に書いています。)


そもそもこうしてオーバーハンドでトスをあげようとしていることじたい、レベルが高い証拠


チーム全員が波が寄せては引くかのように、前後に動いていることも体育授業では珍しい

1年生は図工の授業で、「すてきなぼうし」を描いていました。

(ねらい)ほそふでをじょうずにつかって、てんでぼうしをつくろう。

1年生の教室全員が静かに集中して、ポツポツと点を打っているのです。
その作業の細かいこと。
作業としては、点を打つだけですから、それほど難しくないのかもしれません。
しかし、できあがっていく作品は、写真のように、まさに芸術作品です。
まるで毛糸で帽子を編んだかのように見えます。
平面作品なのに、立体感があると思いませんか。
このような作品を自分が描けていることに、1年生たちは間違いなく、充実感を感じていることでしょう。
教室内全員が芸術家のような雰囲気をかもしだしていました。


集中して描いていることが写真からも伝わります


1年生の作品とは思えないほど美しいです

一方、5年生のもとへ届いたのが、写真の「切り餅」です。
今年はもち米が豊作で、30キログラムも収穫しました。
矢口渡商店街の伊勢屋さんのご協力で、一部は、開校130周年記念式典のご来賓への手土産として、お赤飯にしました。
まだまだお米はあったので、5年生が家に持ち帰るための伸し餅から、切り餅にして、伊勢屋さんが作ってくれました。
日持ちはしませんので、5年生のご家庭では、早めに召し上がってください。


5年生が育てた矢口米(もち米)で作った切り餅です


たくさんできあがりました

学びの裏付けある3年生の消防署見学(11月30日)

日に日に寒くなってきましたが、読者の皆様、体調の方は万全でしょうか。
今年、学校に関連する患者数が全国でも0人だったインフルエンザも、11月中旬にある県の小学校で学級閉鎖がありました。
それでもまだ日本で1校だけですから、手洗いの効果は絶大であることが証明されています。
インフルエンザ学校情報については、こちらのサイトで毎週更新されていますから、情報がほしい方は活用してください。→外部サイトへリンク 新規ウインドウで開きます。国立感染症研究所・感染症疫学センター「インフルエンザ様疾患発生報告(学校欠席者数)(外部サイト)

さて、今日は3年生の校外学習、矢口消防署見学についていきました。
3年生担任は、コロナ感染者状況が落ち着いたこのタイミングで、様々な校外学習を組み立てて、実感のある学習にしようと努力しています。
今日、子どもたちについていって感心したことは、見学前の事前学習を十分に取り組んだ上で、学習のまとめとして消防署見学をしているということです。
なぜそう感じたかといいますと、消防署の方々が説明してくれる内容の一つ一つに反応している子どもたちの発言に、次のような言葉があったからです。
「あの勉強でやったことだよね。」
「動画でみたことだね。」
「あの資料で調べたことと、やっぱり同じなんだね。」
「その機材は〇〇ですね。」
教室で学んだことを、現場で確認している姿が数多く見られました。
このような流れで消防署見学をすれば、当然、理解度は高まります。
質問もたくさん出ます。たくさん出てしまうせいで、予定した見学時間は3学級ともかなりオーバーしました。
つまり、それほど深い学びをすることができたのです。

教室では感じられない、消防署員の能力のすごさも目の前で見ることができましたし、消防署施設の裏側(たとえば、仮眠室)まで見学させていただけました。
緊急出動が多く、ふつうは見学対象ではない救急車も、今回はたまたま待機・整備していて、車内の装備を見せてもらう幸運にも恵まれました。
学区域内に消防署が存在すること、本当にありがたいことです。

矢口消防署の皆様、ありがとうございました。

(プチ情報)
矢口消防署にはマスコットキャラクターがいます。あだ名は「ヤッピー」。
大田区矢口は、新田義興公に縁のある土地であるため、義興公と消防のイメージを融合したキャラクターとなった。
立派な口ひげをはやして、勇ましいお顔、つぶらなお目々にオレンジ色の防火服がポイント。


救急車の中を見せていただきました


消防服の着替えにかかる時間はなんとたった45秒


2階の救助者をはしごで助ける訓練


ポンプ車の機材はたくさんありました


矢口消防署のキャラクター「矢口火消丸のヤッピー」


たくさん教えてくださり、ありがとうございました

全校朝会の話(11月29日)


開校130周年記念式典の壇上を飾る「お花プロジェクトの花」


廊下を飾る1,2年生の開校記念作品


体育館へ行く通路の「やぐらん壁画」(全校児童協働作品)


矢口魂心丸を飾ったメッセージと3年生の商店街オブジェ


矢口小で収穫したもち米で作った御赤飯


やぐらんパン もうすぐ販売終了です

【6年生のあいさつ】
11月29日、月曜日。今日はすがすがしい青空ですね。
私たち6年生は、皆さんを代表して、おとといの土曜日に、開校130周年記念式典に参列しました。
ピンと張りつめた体育館で、来賓の皆さんに130周年を感じていただけるよう、精いっぱいの姿勢をお見せすることができました。
また、今日からはマラソンタイムが始まります。寒さを吹き飛ばして、たくさん体を鍛えましょう。
それでは朝のあいさつをしましょう。
おはようございます。

【校長の話】
今、6年生が言ってくれました通り、先週の土曜日は、1年生から5年生までは1時間で学校から帰ってもらって、6年生が代表して、130周年記念式典を行いました。ここにはたくさんの偉いお客様が来て、矢口小学校のお祝いをしてくださったのですけれど、たとえば、大田区長の松原先生もいらしてくださいました。
さて、皆さん、土曜日に配られた130周年記念誌を、もう見たでしょうか。スローガンがここに書かれていますね。「130周年おめでとう みんなで協力 笑顔であいさつ 未来へつなげ 矢口魂」まさにこのスローガンの通りの式典でした。6年生だけでなく、いろいろな取組をお客様が褒めてくれましたので、今日はそれを紹介します。
まず、真っ先に、6年生が本当に立派な態度で式典に臨んでいました。「さすが矢口の子ですね」とすべてのお客様が言っていました。とくに一番喜んでいたのは、安方中学校の佐藤校長先生ですね。「こんなに立派な6年生が、卒業した後、安方中学校にたくさん来てくれる。楽しみです。」と言っていました。良かったですね。高い評価を受けて、安方中学校に行ってくださいね、6年生の皆さん。他の中学校に行く人も同じです。
次に、お客様のお土産の中に、今年5年生が大切に育ててくれたもち米を使って、商店街の和菓子屋・伊勢屋さんがお赤飯にしてくれました。これが大評判で、「え?!学校でとれたもち米で全部作ったんですか!」「こんなに大事なもの、食べられません・・・でも、おいしくいただきます。」と言って、大喜びで受け取ってくれました。5年生の皆さん、おいしいお米を作ってくれてありがとうございました。
そのほか、全校の親子で作りました「お花プロジェクト」、生花を育ててくれた人、お花紙でつくってくれた人、どの家庭も工夫して作ってくれましたけれども、このことについては、松原大田区長さんがもう本当に感激してくださいまして、「え!すべての家庭が、こうして130周年をお祝いする花飾りを、今月作ってくれたのですか!このようなことをしている学校は矢口小学校しかありませんね。」というふうに、大絶賛でした。そして式典の話の中でも、そのことを話してくださいました。きっとね、松原区長さんも感動したのでしょうね。
また、120周年の時に校長先生だった八木校長先生は、魂太郎が誕生した時の校長先生でしたが、この魂太郎を10年間、ずっと大切にして残してくれていることに、まず感激していましたし、さらに、この130周年で魂太郎のお友達の「やぐらん」まで誕生させ、そしてこれまた商店街のリヨン・モアールさんが協力してくださって、「魂太郎&やぐらんパン」まで商品化して売り出してくれた、まだまだ120周年のことも引き継いでくれている。この記念誌に書いている通り、「未来へつなげ矢口魂を感じました。」とおっしゃっていました。
ほかにも、玄関に飾ってくれた商店街のオブジェをはじめ、いろいろなところに皆さんは展示物を飾ってくれました。それを楽しみに、式典よりもかなり早くいらっしゃった方々もいて、すみずみまで全部見てくれて、「いやいや、子どもたちみんなが、この130周年をていねいにお祝いしている気持ちが伝わってきましたよ。」というように、全校の皆さんのことを褒めてくれました。
このように、先週土曜日は、「さすが矢口小学校だ」という声が、たくさん聞かれる記念式典を行うことができました。教職員の皆さん、全校児童の皆さん、PTAの皆さん、地域の皆さん、力を合わせて、地域とともに進んでいく矢口小学校。今日からはスローガンの通り、いろいろなことを、みんなで協力し、笑顔であいさつをかわし、未来へ未来へとつないでいけるように頑張っていきましょう。

【今週の生活目標】身の回りをきちんと整理しよう

全校朝会の話(11月22日)

【6年生のあいさつ】
11月22日、月曜日。今日はどんよりとした曇り空ですね。
今週の土曜日には、いよいよ130周年記念式典があります。
私たち6年生は、矢口小学校を代表して、記念式典に参加します。
来賓の方々に感謝の気持ちが伝わるような式典になるように頑張ります。
皆さんも130周年を盛り上げるためのクイズラリーなどのイベントに参加し、一緒に矢口小をお祝いする気持ちでいてほしいです。
風が冷たくなり、体調を崩しやすい季節になりました。手洗いうがいをしっかり行いましょう。
それでは皆さん、元気に朝のあいさつをしましょう。
おはようございます。

【校長の話】
今、6年生から話がありました通り、今週は130周年記念式典があります。
それとは別に、金曜日には、皆さん全員でお祝いする130周年記念児童集会があります。これに向けて、5,6年生の130周年委員会の皆さんが準備を進めてくれています。そして、6年生が式典で披露する呼びかけなどを練習しています。こうした1週間になっていきますが、11月の130周年記念月間の最後をまとめていきましょう。
さて、矢口小学校の教育目標の「よ・い・こ」の一つの「こ」は、「心豊かでやさしい子ども」という目標になっています。地域の方々から本当によく、皆さんのことについてお褒めの言葉をいただくのですけれども、またまた、さりげない優しい行動をしてくれた、今回は2年生がいるようです。男の子なのか女の子なのかも分かりませんし、誰なのかはもちろん分かりませんが、町の方から次のような言葉をいただきました。
「下校の時に、自転車に乗っていたおじいさんが、自転車ごと転んでしまったということがあったそうです。その時に、そこに通りかかった矢口小学校の2年生、さあ、誰でしょうね。その2年生の子どもが、すぐにおじいさんにかけ寄り、『大丈夫ですか。』と声をかけ、自転車を起こすのを手伝ってくれるという場面を見ました。2年生の子どもが、本当に優しい態度で、おじいさんを助けていたので、ぜひ褒めてあげてください。」
ということでした。
さあ、誰なのでしょうか。分かりませんけれども、こうしたとっさの場合にも、心優しい姿を示してくれる皆さんです。非常に大切なことです。おじいさんを助けてくれた2年生、どうもありがとうございます。
2年生だけでなく、1年生から6年生、全校の皆さんも、こうした場面に、もし出くわしたときには、心優しさを態度で表し、振舞ってくれるといいなと期待しています。

※ 全校朝会で話をした後、お昼過ぎに2年生の担任から、この振る舞いをした人は、2年生のY.Kくん、Y.Sくん、F.Rくんと4年生のK.Kくんだという報告がありました。

【今週の生活目標】みんなで協力して、学校をきれいにしよう

さりげない優しさが光る矢口っ子(11月19日)

今時点では誰なのか分かりませんが、とても心温まる行動をした本校の2年生がいるようです。
本日、本校の交通誘導員より次のような報告がありました。
「先ほど、車を運転する方から声をかけられて、お褒めの言葉をいただきました。昨日の下校時に、自転車に乗っていたおじいさんが転倒してしまったのですが、そこに通りかかった矢口小の2年生の子どもがすぐに、『大丈夫ですか』と声をかけ、自転車を起こすのを手伝っていたのです。とても優しい振る舞いに心を動かされましたということです。」
日頃から、誰が見ていなくても、誰にほめられなくても、人のために行動することが大切なのだと、全教職員から子どもたちに指導をしていますが、それを素直に実践してくれるのが、矢口っ子の心豊かな宝物ものです。
この話は、来週の全校朝会で子どもたちに紹介するつもりです。

初めて行った4年生の多摩川ウォーキング遠足(11月18日)

Just Try(とにかくやってみよう)の学校2学期の合い言葉と、「やればできる」の4年生学年合い言葉のもと、近年の矢口小学校として初めて、遠足でグループごとの多摩川土手のウォーキングを行いました。
コロナ禍になった2年前から、高学年では3密を避けるということと、子どもの力で行事に取り組むことによる自信の高まりの2つを目的として、「鎌倉実地学習」を行ってきました。
この高学年行事に向けて、4年生のうちからグループ行動の経験を積ませるために、車がほとんど通らない多摩川土手でのグループウォーキングを企画しました。学年の系統性を考慮した行事のカリキュラムマネジメントです。
とはいえ、学校からスタートでは危険度が高まると判断し、多摩川までは学年全員で並んで行き、多摩川大橋の下をスタート地点とし、丸子橋手前の「うのき水辺の楽校」をゴールとしたコース設定をしました。

出発式の校長の話の中では、次のような意識付けをしました。
「失敗をしてもよいが、問題を起こしてはならない。」
これは何かと言いますと、個人的な失敗をすることは仕方ない。例えば、お弁当を落としてしまったとか、電車の切符の入れ方をミスしてしまったという、「自分だけが困ること」を失敗と考えましょう。失敗したら、次はそうならないように気を付ければ学習になります。
問題は起こしてはならない。問題とは一言で言えば、「人に迷惑をかけること」と考えましょう。グループとはぐれてしまったら、グループの他に人に迷惑がかかります。ふざけながら歩いていて、自転車に気が付かず飛び出してしまい、それをよけようとした自転車の人が、土手から転げ落ちてしまったということがあれば、自転車の人に大迷惑をかけてしまいます。このような問題は絶対に起こしてはなりません。
このような指導をした上での、楽しい多摩川ウォーキング、「ぶら多摩川」の始まりでした。

道中の出来事は、4年生の子どもたちにお聞きください。

多摩川台公園までの全行程約5キロメートル、プラス、公園内オリエンテーリング1時間半という、歩きに歩く遠足でした。
お家で今日はゆっくり休ませてあげてください。


スタート地点に立つ4年生


ゴールの水辺の楽校で待つ野鳥たち


「あ!校長先生見付けた」と走る4年生


おだやかな日でしたから、少しだけ川の近くにも行きました

カルタクラブによる130周年矢口小カルタ(11月17日)


2階算数室掲示板に飾られた「矢口小カルタ」


私たちカルタクラブが考えました

11月は「開校130周年記念月間」と銘打って、様々な活動をしています。
その中の一つ、4年生以上の児童が所属するクラブ活動の中で、「カルタクラブ」の子どもたちが4月から考え重ねてきた「矢口小カルタ」が算数室前掲示板に飾られましたので、当サイト上にも紹介します。

「い」・・・いつも明るい 矢口の子
「ろ」・・・六年生 みんなのヒーロー かっこいい
「は」・・・春にさく 校庭にある 桜の木
「に」・・・にこにこしている 矢口小の 子供たち
「ほ」・・・ほっぺた落ちる 矢口小の給食
「へ」・・・平和だな みんなの笑顔 楽しそう
「と」・・・友達と 仲よく遊ぶ 昼休み
「ち」・・・地域の人と 協力してる 矢口の子
「り」・・・リンゴ公園 みんなの遊び場 わらってる
「ぬ」・・・ぬかるんだ 田んぼの田植え 達成感
「る」・・・るんるんるん 雨でもゆかいな 矢口小
「わ」・・・わたしたち 運動会も かっこよく
「か」・・・かわいいな 矢口小の 一年生
「よ」・・・よいこたち まじめに勉強 やさしい子
「た」・・・多摩川の すずしい風が そよいでく
「れ」・・・連絡帳 毎日書くよ 連絡帳
「そ」・・・相談に のってくれるよ 矢口の子
「つ」・・・梅雨の中 あじさいきれいな 矢口小
「ね」・・・ねこたくさん 校庭で日なたぼっこ かわいいな
「な」・・・夏休み スイカを食べる 矢口の子
「ら」・・・ランドセル 楽しい学校 行ってきます
「む」・・・虫眼鏡 理科の実験 楽しいな
「う」・・・うそつかず いつも素直な 矢口の子
「の」・・・乗り物に ゆられて行くよ 社会科見学
「お」・・・おいしいな 矢口の給食 日本一
「く」・・・クラブには 四年生から 入れるよ
「や」・・・矢口の子 楽しく遊ぶ みな仲間
「ま」・・・まじめだな みんな勉強 がんばろう
「け」・・・けんかしても すぐに仲良し 矢口の子
「ふ」・・・冬だって みんなの笑顔で あたたまる
「こ」・・・このたびは 百三十周年 おめでとう
「え」・・・笑顔がすてきな 矢口の子
「て」・・・小さな手をつなぐ 一年生をむかえる会
「あ」・・・あいさつ名人 めざす矢口の子
「さ」・・・桜のよう 心が満開 矢口の子
「き」・・・今日も元気いっぱい矢口の子
「ゆ」・・・夢いっぱい 矢口小の 子供たち
「め」・・・芽が出たよ アサガオの種 一年生
「み」・・・みんな笑顔 オンラインでも たやさずに
「し」・・・四季おりおり いろんな花が さいている
「ひ」・・・ヒマワリが ぐんぐんのびたよ 夏休み
「も」・・・もちつき大会 またやりたいな コロナ後に
「せ」・・・先生が やさしい学校 矢口小
「す」・・・すてきだね みんなの笑顔 矢口文化劇場

全校朝会 「駅伝の話」「児童130周年委員会より」(11月15日)


朝会の話の画像資料

【6年生のあいさつ】
11月15日、月曜日。今日はすがすがしい青空ですね。
矢口文化芸術劇場が終わって1週間が過ぎました。矢口小の皆さんの、心温まる手紙を様々な場所で目にしました。私も2年生、5年生からの手紙を読んで、うれしい気持ちでいっぱいになりました。大人になっても忘れられない思い出が、またひとつできましたね。
先週の9日からは、矢口ギネスが始まっています。矢口小の歴史に名前を残すチャンスです。手軽にできる運動ばかりですから、ぜひ挑戦しましょう。
それでは朝のあいさつをしましょう。
おはようございます。

【校長の話】
5,6年生が12月18日に大田区小学校駅伝大会というものに出場します。選手が12名、そしてロードレースというものに出場するのが4名の合計16名が代表選手となります。
さて、この駅伝競走ですけれども、世界中でやっているわけではなくて、日本の特色ある運動のひとつです。駅伝の歴史は、1917年4月27日、今から104年前が始まりです。この駅伝はなんと京都の三条大橋がスタート地点で、東海道を走り続けて、上野の不忍池がゴールになるという、なんとなんとその距離が508キロメートルという、長い長い駅伝です。スタートしたのが4月27日の午後2時。そして夜中も走り続け、28日は1日中走り続け、さらに28日から29日にかけての深夜も走る続け、スタートから2日後の29日の午前11時34分にゴールするという、ものすごい駅伝を日本は一番最初にやったわけです。
さて、駅伝に関係して、最近すごく活躍している日本の女子選手がいます。日本の長距離走会に新たなスター選手が登場しました。年齢18歳、不破聖衣来さんです。拓殖大学1年生です。この人が速いのなんの。駅伝記録を次々とぬりかえています。不破選手を見習ってお手本にてほしいことがあります。
(1)お手本になるようなきれいなランニングフォームで走る。
(2)ごはんをよく食べる。
(3)どれだけ走っても疲れたと感じたことはない。
いつも楽しく走っているそうです。ポジティブシンキング、楽観主義です。これは非常によいですね。
不破選手の走っている姿は動画で探してみて、皆さんのランニングの参考にしてください。
5,6年生の皆さんは駅伝大会に向けて、選手だけでなく、みんなで協力して取り組んでください。1年生から4年生は、5,6年生を応援する気持ちで見守ってください。

【児童・130周年委員会より】
130周年委員会からのお知らせです。
矢口小に通う皆さんの中に、こんなことが上手、得意、すごいでしょ、実はこんなことできるんですなどなど、130周年のこの機会に矢口小のみんなに自慢してみませんか。
その名も「矢口小名人探しリレー」
1人でも、グループでも、クラス全員でもいいです。我こそはと思った、そこのあなた、ぜひ担任の先生に相談してみてください。発表する順番は、教員室前の周年委員会掲示板に貼っておきます。いろんな名人に会えるのを楽しみにしています。

【今週の生活目標】すすんでからだを動かそう

日本学校俳句研究会の先生方による「俳句教室」を開催(1,5年生 11月12日)

今日は校長の私が江東区の教員時代にたくさんお世話になった、日本学校俳句研究会代表の小山正見先生をはじめ、講師の先生方に初めて矢口小学校に来ていただき、1年生と5年生の全学級で俳句教室を行いました。

1年生はほぼ初めての俳句となります。
学校俳句研究会の授業は、五七五の十七音と季語一つという決まりがあることを指導した後、穴うめ俳句で学びます。例えば、「あきびより」と「きんようび」の五音部分は指定してしまう。子どもたちは、七音だけを考えます。「あきびより(はいくをやるよ)きんようび」という具合です。このパターンで、たくさんの俳句を作ります。
慣れてきたところで、指定する言葉を五音一つにします。残りの五音と七音を子どもたちが考えていきます。このようにスモールステップで俳句に慣れていく授業を行います。

【1年生の子どもたちの俳句】
てつぼうはわざがいっぱいこはる空
おにごっこぜったいつかまるこはる空
のぼりぼうのぼってくだるこはる空
おかあさんおにぎりつくるふゆとなり
おとうさんおふとんかぶりふゆとなり
おとうとがおしっこもらすふゆとなり
おばあちゃんまいにちはたけふゆとなり

一方、3~4時間目の5年生は、たくさんの季語の学習を行います。
季語を知ろうとするだけで、自然に語彙が増えていきますし、言語感覚が鋭くなります。俳句は五七五なら何でもありのものではなく、季語というルールがあることによって、日本語の学びがレベルアップする効果があります。
5年生の授業は2時間扱いということで、最後には句会まで行いました。

【5年生の子どもたちの俳句】
遠く見る雲とお話しかかしかな
守るのはみんなの幸せかかしかな
仲良しで顔似たかかし双子かな
ねこ探し野良ねこ見つけた小春かな
やきいもを分けて食べるとほっかほか
にわとりがコケコッコーと小春かな
おじさんがたい焼き売ってたお金ない

1

2

3

矢口ギネスで頑張る矢口のみんな(11月11日)


【競技1】プール前の犬走りの間を何歩で行けるか・・・・・・・・・先生も一緒に頑張っている!


【競技2】うんていに何秒つかまっていられるか

矢口文化芸術劇場も終わり、今週から「矢口ギネス」をスタートしました。
昨年度から始めたこの取組ですが、その背景には、本校児童の体力不足が課題としてあります。
ここで一部、体力・運動能力調査の結果を公表します。
今回の矢口ギネスで課題としている「プール前犬走りを何歩で行けるか(大股跳び)」「うんていぶらさがり(握力)」に関係する数値です。

立ち幅跳び(男子)
(cm) 1年 2年 3年 4年 5年 6年
本校平均 103.8 114.6 122.7 139.4 146.2 161.2
全国平均 114.2 126.2 137.5 145.7 155.0 166.0
立ち幅跳び(女子)
(cm) 1年 2年 3年 4年 5年 6年
本校平均 95.9

107.2

114.2 134.0 138.0 144.8
全国平均 106.3 118.4 128.2 137.4 147.9 157.3
握力(男子)
(kg) 1年 2年 3年 4年 5年 6年
本校平均 7.7 8.9 11.4 13.0 15.0 18.3
全国平均 9.2 10.9 13.0 14.8 17.0 19.8
握力(女子)
(kg) 1年 2年 3年 4年 5年 6年
本校平均 7.3 9.1 10.6 12.4 15.8 16.7
全国平均 8.5 10.4 11.9 13.8 16.8 19.4

これらの数値を全国平均以上にできるかどうかは、日常生活の影響もあるため、かなり難しい課題ではありますが、少しでも体力を高めるために、子どもたちが自分自身に挑戦できる環境は用意したかったのです。
運動の日常化を習慣付けるための「矢口ギネス」です。

もっともっと頑張る矢口っ子(11月10日)

56

5,6年生は12月18日(土曜)の大田区小学校駅伝大会に向けて、校内代表選考会が始まりました。
今年の取組は、各担任から、かなり前に、「子どもたちに駅伝大会の選手になりたい人は、回数は少ないけれど、放課後の練習を計画したから、自主的に参加しなさい。」と呼びかけました。
学校での練習回数は少なくても、選手になりたい子は帰宅後も毎日、自主練習に励まないと、校内選考会で選ばれません。
このような子どもの自発性を高める指導をするように、校長から担当に指示をしました。
今日は代表選考会の1回目でした。
今年の矢口小は、超小学生レベルともいえる男女数人がおりますこともあり、今日の担任からの第一声、
「今年の矢口小は、優勝を目指す!」
と大宣言から始まりました。
さあ、子どもたちはどこまで自分自身を鍛え上げられるでしょうか。
期待しています。

4

一方、4年生は理科室で下水道局の出前授業を学級ごとに受けました。
東京都の下水道は、私が小学生の頃は排水量に対して処理が追い付かず、最も厳しい状況でした。
それが写真の昔の川にあるような白い泡の川です。
生活排水に含まれる洗剤が、そのまま大量に川に流されるため、多摩川も泡だらけでした。
私自身の小学5年生時代の日記を読むと、「丸子橋の階段を降りて多摩川を見ると、洗剤が流れていた。先生の言った通りに、泡はきえないんだなと思った。」と書いてあります。
その後、下水処理の技術が向上し、今では魚も鳥もたくさん生きている多摩川によみがえったのです。
下水道局のスタッフさんの演技力に導かれて、4年生のどの学級も、下水道の大切さを楽しく理解したことでしょう。

1

1

1年生の教室をのぞくと、なんだかとっても楽しそうに作業をしていました。
「ぺったんコロコロ」という図工単元です。
様々な道具を使って、絵を描いていました。
キャップ、お菓子のフタ、メイク用スポンジ、ローラー、布・・・・・どれにしようかな、と道具を選ぶだけでも楽しそう。
夢中で表現活動をしている1年生の姿は、誰が見ても癒されますね。
このように「色」「形」「素材」「手ざわり」「絵の具の流れ」「画用紙上の変化」という刺激は、右脳を鍛えるのにとても有効です。
芸術的でイメージ豊かな「右脳」と、論理的で分析的な「左脳」の両方をフル回転させる学習を続けると、「全脳思考」という脳活性状態を生み出せます。
そういう面からも、図画工作の果たす役割は、極めて大きいのです。

みんな忙しいけど、頑張っちゃおう!(11月2日)


130周年おめでとう!みんなで一致団結


協力しハッピーな矢口文化芸術劇場にしよう


4年劇練習「わたしたちは女の子 どうしてだか分からないけど・・・」


4年劇練習「ぼくたちは男の子 生まれた時から 男の子」


教育実習生 道徳授業

矢口文化芸術劇場週間ではありますが、教育実習生の研究授業も行いました。
実習生は矢口小学校の先輩で、開校120周年の時の小学生でもあります。
今週末までの3週間の教育実習ですが、最後に矢口文化芸術劇場のお手伝いをしてもらい、実習終了となります。
最近の大学は、3年生の時に3週間、4年生で2週間という教育実習システムをとっているところがよくあり、今来ている実習生は来年もまた、2週間の実習を行います。
多くの経験を積んで、力ある教員に育ってほしいと期待しています。


休み時間は矢口小クイズラリー

休み時間になると、緑色のクイズラリー用紙を手にした子どもたちが、廊下をあちらこちらに動き回っています。
校内30か所に掲示してある「クイズラリーポスター」をさがして、楽しんでいるのです。
開校130周年実行委員会のPTAの皆さんが、半年以上かけて、練りに練って企画した「矢口小クイズラリー」ですから、子どもたちにも大好評です。
うわさによると、もうすぐ130か所全部をコンプリートしそうな子もいるとのこと。
忙しい中ですが、このクイズラリーは期間が1か月間ありますから、ゆっくりのんびり取り組んでくれればよいです。

どの学年も練習たけなわ(11月1日)

11月に入りました。
いよいよ「矢口文化芸術劇場」の週になりました。どの学年も練習に熱が入っています。
今日の写真は2年生の練習場面です。題名は「星人たちのべんりやさん」です。
もっともっと仕上げていかなくてはならない様子。子どもたちと教員で、どこまで作り上げられるでしょう。

さて、この行事を「文化芸術劇場」という物々しい名称にしたことにも意味があります。
(1)これまでの矢口小は、「矢口文化フェスタ」という文化祭形式で、毎年、創作活動を中心に学校行事に取り組んできたが、学習指導要領が変わり、外国語やコンピュータ、教科担任制等々、授業に融通をきかせることが難しくなってきたため、内容変更をした。
(2)しかし、学校の伝統は引き継ぎたいため、「文化」という名前は残した。
(3)学習指導要領の文化的行事の内容には、「平素の学習活動の成果を発表し、その向上の意欲を一層高めたり、文化や芸術に親しんだりするような活動を行うこと」とある。だから「文化芸術」とした。
(4)特別活動の目標である「学校行事を通して、望ましい人間関係を形成し、集団への所属感や連帯感を深め、公共の精神を養い、協力してよりよい学校生活を築こうとする自主的、実践的な態度を育てる」を意識すると、この行事をできるだけ大きな子どもたちの目標にしたいということから、「劇場」という大舞台を用意した。
校長としては、このように意義付けたいと思っております。

先週、教員には次のように指示をしました。
「学校がオンライン化されつつあるが、矢口文化芸術劇場のような学校行事には、オンラインでは決してできない永久記憶に残る取組ができる。子どもたちは、学年のみんなで協力し、一つの舞台を作り上げていく。この過程の中で、集団で学ぶ様々なことをエピソード記憶として自分の心の財産にしていく。全国小学校学校行事研究会会長の話によると、一つのものを作り上げた実感、満足感、思い出が子どもたちの心に強く残り、何年たっても、あの時はこうだったねと語り合える、心の財産を得ることが、学校行事の教育的効果だ、とうかがいました。まったくその通りだと私も思います。先生方の努力は10年後、20年後に必ず報われます。」
保護者の皆様も、どうぞそのような思いをもって、ご鑑賞ください。
コロナ対策でマスク着用の演技となってしまうこと、申し訳ありませんが、ご了承いただけますようお願いいたします。

一方、3年生は10月に「オンライン商店街見学」に挑みました。
担任がタブレットPCを持参して、矢口の渡し商店街のお店に取材をする様子を学校の教室とつなぎ、教室の子どもたちからの質問にも答えていただく形式で、新たな時代の、そしてコロナ禍の取組を行いました。
(これを実施するには、担任がかなり大変でしたが、その分、達成感も大きく、教員としての経験値も上がったと感じます。)
ご協力いただいた商店街並びにお店へのお礼と、開校130周年を飾るという二つの意味を込めて、文化芸術劇場の取組と並行して、図工のお店作りに挑戦しています。
3年生の図工の課題としては、かなり高いレベルではありますが、子どもたちは想像力をふくらませて、工夫を凝らして作っています。
来月の保護者会の折には、校内に飾ると聞いております。


2年生は体育館舞台で劇練習


3年生は図工室で「商店街のお店作り」


6年生はなんと校庭での演技練習

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