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校長室の窓・子どもの心の宝探し(令和3年9~10月)

更新日:2021年10月28日

このページでは、校長が学校のことをお伝えします。
新型コロナウイルス感染症対応で、なかなか学校を公開できないため、できる限りたくさん記事にしていきます。
また、今年度の矢口小の重点教育である、お互いを「受け止める」ことを充実させるためにも、御家庭でのお子様との話題作りにお役立てください。

2学期の合い言葉は「Just Try! (ジャストライ)」です

「Just Try」とは、「Let’s Try」よりもやや軽めのイメージです。
「とにかくやってみようか」「ダメ元でもいいからやってみよう」「まあ試してみよう」「ひとまずやってみよう」「無理しなくてもいいから、やってみよう」という意味で使ってみました。
時代状況に合わせて、「やらねばならぬ」ではなく、「できそうもなかったら、安全を考えて、上手に修正していこう」という柔軟な発想をしていこうと思います。
前に進むだけでなく、時には一歩さがって、熟考することも大切な習慣だと考えました。

3,4年生の地域清掃(10月28日)


3年生は学校の近くで清掃活動


多摩川線沿線を掃除する4年生

久々に暖かな日でした。
3,4年生の地域清掃も中止することなく、地域奉仕を目的に実施することができました。
この地域清掃、学年が上がるごとに、学校から離れた地域の掃除をしにいきます。
4年生は、多摩川線沿いや第2京浜国道、りんご公園などを学級ごとに分担して、きれいにしました。
秋ですから、落ち葉も多いです。
そして、「なんでこんなものが落ちているんだろう」と子どもたちが疑問に感じるような物も捨てられています。
子どもたちが大人になったころには、ポイ捨てをしないような道徳性のある大人になってほしいと、私たち教職員は願いながら指導しています。

全校朝会の話「130周年プロジェクトの宣伝」(10月25日)

【6年生のあいさつ】
10月25日、月曜日、今日はすがすがしい青空ですね。
今日から矢口文化芸術劇場の特別時程が始まります。
本番の11月5日まで2週間あまり、それぞれの学年で準備は着々と進んでいますか。
ふだんの学校生活と時間の使い方が変わります。
こんな時だからこそ、落ち着いて、おだやかに毎日を過ごしましょう。
友達の良いところをたくさん見つけて、お互いにほめ合える1週間にしましょう。
それでは朝のあいさつをします。おはようございます。

【校長の話】
毎週毎週、6年生は素晴らしい言葉を言ってくれますね。本当にいつも感心をして聞いております。

さて、今日は130周年のPTAの皆さんの取組を紹介しておきます。
来週の全校朝会でも説明に来てくれるのですけれども、今、ほぼ毎日のように一生懸命、皆さんのためにお母さんたちが中心になって、準備をしてくださっています。
一つは、お花でこの学校を飾ろうという「130周年お花プロジェクト」というのが進んでいます。
来週、生花を育てるものや造花で作るものが配られます。
これを親子で取り組んで、11月の開校130周年記念月間に、学校をお花で飾ろうというものです。学校のホームページにもすでに、外部サイトへリンク 新規ウインドウで開きます。生花の植え替えの仕方や育て方を説明している動画(外部サイト)を載せていますので、ぜひ見てください。そして、来週配られるお花を育てたり、丁寧に紙のお花を作ったりしてほしいです。
もう一つは、「矢口小130周年クイズラリー」という準備を進めてくださっています。
これはなんと、矢口小に関係のあるクイズを130問も考えてくれて、それを矢口小学区域の130か所にクイズポスターをはってくれます。130か所です。すごい数です。これを皆さんに配る「クイズラリー用紙」を持って、町の中にポスターを探しにいくのです。そしてクイズに答えるという取組です。授業の時間にはできませんから、放課後に皆さんに取り組んでほしいと思います。
商店街にもたくさんありますし、商店街ではない所にも、たくさんクイズがはられます。130も全部探すのは大変ですけれど、毎日毎日探してみて、「あ、ここにもあった」「あ、このクイズに答えよう」と130問に答えることを目指してください。
こういう二つの大きなプロジェクト、これを準備するのは本当に大変です。一生懸命、皆さんのお母さんの代表の方々が、準備してくれていますから、そうした方々のために、この取組をやってみてほしいと思います。また来週、くわしく説明があります。
もう一つ、宣伝します。
商店街の「リヨン・モアール」というパン屋さんで、11月中に「魂太郎・やぐらんパン」を販売してくれることになりました。中身はチョコレートパンになる予定です。これを皆さんの家族で買っていただいて、学校のキャラクターパンを召し上がるということも、ぜひご協力ください。
このように来月は、矢口文化芸術劇場に始まり、1か月間の様々な130周年の取組を行っていきますので、みんなで学校の130周年をお祝いしながら、楽しく学校生活を送っていきましょう。

【今週の目標】お互いの良いところをいかして協力しよう

1,2年生は入学後初めての地域清掃(10月21日)

地域清掃は、コロナ禍でずっと中止してきた奉仕活動です。
地域とともに生きて学ぶ、本校の児童にとっては、矢口の渡地域を感じるための大切な活動なのです。
1,2年生が入学後、初めての地域清掃に励みました。
学校周辺の身近な道路を掃除しました。
みんな張り切って掃除しました。
町をきれいにすることは、自分たちの心をきれいにすることにつながります。


1年生は正門前の道路を清掃


2年生は東門側道路を清掃

矢口文化芸術劇場に向けて活発に!(10月19日)

11月5日(金曜)と6日(土曜)に予定している「矢口文化芸術劇場」に向けて、各学年とも活発に練習が始まりました。

まず、この行事の名称ですが、これまで本校では長い間、「矢口文化フェスタ」という文化祭形式の発表会が続けられてきました。しかし、学習内容の変化に伴う授業時間数の確保や働き方改革の推進施策による教員の負担軽減という課題に対して、取組内容が時代に合わなくなってきたこともあり、これに加えてコロナ禍にへの対応という緊急課題も加わり、形式変更しての行事を計画しました。それでも、本校の長年の取組の火を伝承することも大事と考え、「文化」という名称を残しました。さらに子どもたちの動機付けを高められるように、「芸術」的な行事であり、「劇場」という大舞台である意味を盛り込んで、「矢口文化芸術劇場」としました。

この行事にも、自治体からの感染防止ガイドラインが示されていまして、学年全員での練習に制限があります。また、鑑賞される方々にも同様に、制限があります。
様々な工夫をして3週間取り組んでまいりますので、ご協力よろしくお願いいたします。


移動教室明けの6年生は、全体説明からスタート


音楽室では3年生が劇中歌の練習中


2年生は学年三分割で読み合わせ中


体育館で舞台背景を描こうとしている5年生

全校朝会の話「成功法則・上機嫌であること」(10月18日)

【6年生のあいさつ】
今週は火曜日にエンジョイタイムがあります。
体を目いっぱい動かして体力をつけましょう。
矢口文化芸術劇場の本番に向けての練習も、各学年始まっていると思います。
引き続き、手洗いをし、感染予防に努めましょう。
生活習慣を乱さないようにして、体の抵抗力を高めましょう。
それでは朝のあいさつをしましょう。おはようございます。

【校長の話】
皆さんご存じの通り、先週の木曜日、金曜日、6年生が伊豆高原学年に移動教室に行ってきました。
矢口小学校のホームページに、その様子を全部載せておきましたので、ぜひ見てください。
6年生の皆さんは、今日の月曜日、みんな元気に登校できているでしょうか。月曜日に元気に登校するまでが移動教室ですとお話ししましたが、その通りになっているでしょうか。今日の健康観察は、慎重にしっかりやっておいてください。
さて、今日はひとつだけ、成功法則を紹介します。
「いつも上機嫌なこと」です。
機嫌が悪く、ぶすーっとした顔をしていたり、なんかグチグチ言っていたり、文句ばっかり言っていたり、こういう人は成功しません。
上機嫌に振舞おうとするだけで、自分でも予想しない良いことがたくさん起きてきます。これがひとつの成功法則です。
上機嫌であること、機嫌が良いこと、ニコニコしていること、声がはつらつとしていること、これが成功法則です。
今日はこのあと、教育実習生の先生を紹介します。

【計画委員会から】
計画委員からのお知らせがあります。
4年生以上のクラスで、矢口文化芸術劇場のスローガンのキーワードを出し合ってもらいました。
キーワードの中から、計画委員でスローガンを決定しました。
スローガンは次の通りです。
「130周年おめでとう みんなで一致団結 協力し ハッピーな文化芸術劇場にしよう」です。
みんなで力を合わせて、すてきな矢口文化芸術劇場にしましょう。

【今週の目標】友達のよさを見つけ、自分の力にしよう

6年生 伊豆高原学園移動教室 中継

15:15 海老名SAを出ました。

16:15頃に学校到着予定です。
移動教室中継は、これをもって終了します。


これから帰途につきます。シャボテン動物公園を12時50分に出発しました。


シャボテン公園だけに、サボテンはたくさんあります。


放し飼いのクジャク


目の前で見ることができるフクロウ


お昼の弁当


伊豆シャボテン動物公園で食べています

いよいよ大室山にリフトで登ろう!


さあ、頂上に着いた


大室山から大島を眺める


1周1kmの道を歩く


9:25 学園にさようなら 事情があり30分遅れでの出発です


閉校式 楽しかった人? はあい!


朝食です


朝会 ラジオ体操の様子


朝、5時55分の宿舎、1階男子はさっそく動き出す。2階女子はまだ部屋が暗いですね。


昨夜の宿舎、就寝準備中の画像


規則正しく、友達と協力しあい、


伊豆を楽しもう!


女子部屋の2階は静かです。 今日の中継はここまでです。

一方、男子部屋は格闘中、布団がたりないぞ!(向かいの押し入れにあるのにな))


最後は嵐のハピネスで、盛り上がりました。このくらいはよいですよね。


手拍子中心ですが、自然と声も出てしまいます、子どもですから。


2つめのゲームは、伊豆高原マルバツクイズ


だれもしゃべってはいけないという、コロナ禍ならではのゲームを展開中


ゲームの説明をするキャンドルファイヤー係のみんな


キャンドルファイヤー開始 校長は火の神役をしていたため、その写真は撮れませんでした


食事準備の打ち合わせ中


さあ、配膳です


夕食のカレーライス


全員、前向きでいただきます


4か所ある風呂をすべて使わせてもらえます。なんと幸せなことでしょう。


風呂からあがったら、オレンジジュースを飲みます


足湯でのんびり


明日、リフトで上る大室山も学園から見えるのです

城ヶ崎海岸ハイキング写真集

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ハイキング前 伊東案内人会の方々と顔合わせ


少し渋滞したため、学園に着いた途端にお弁当タイムです、


幸せの黄色いトイレに行く子どもたち


道の駅・伊東マリンパークで休憩


波がバスにかかりそう 子どもたち、喜んでいます


熱海ビーチラインに入りました


10時 小田原厚木道路 走行中


10時10分 駿河湾 西湘バイパス

6年生、行ってきます。


出発式


励ましの表示


バス内は飛沫防止パネル


バス内、とても静かです

9月を「矢口小学校エール月間」とします

全校朝会の話・移動教室について 他(10月11日)


2年前のとうぶ移動教室の様子


130周年共同作品のイメージ

【6年生のあいさつ】
今日はすがすがしい青空ですね。
今週の木曜日と金曜日の2日間、私たち6年生は伊豆高原学園へと移動教室に出かけます。
その間、5年生の皆さん、しっかり1から4年生のことをお願いします。
また、11月の矢口文化芸術劇場の準備も始まっていることと思います。
あわただしい1週間になると思いますが、落ち着いて生活しましょう。
それでは朝のあいさつをしましょう。おはようございます。

【校長の話】
今、6年生からも話が合ったように、週末に移動教室に行きますので、これに関係した話をします。
6年生は伊豆高原学園という大田区の施設に6年生は行きます。写真のように、宿泊棟に泊まります。また、ビジターセンターという建物は、体育館になっていて、いろいろな活動をすることができます。
そして、大室山という山にも登ります。木がひとつもない不思議な山です。上にはリフトに乗って登っていきます。その後、もしかしたらこの丸い火口の周りを歩くかもしれません。
コロナでなければ、6年生がとうぶ移動教室に行き、この伊豆高原に行くのは、本当は5年生だったのです。しかし、たくさんの人が同じ部屋に泊まれないという理由で、大田区の小学校は、6年生だけが、とうぶと伊豆に分かれて移動教室に行くことになっています。
ちなみにとうぶは、こういうところでした。(写真参照)
チャンスがあれば、家族で予約して行ってみるとよいと思います。
木・金曜日と私も行ってしまいますから、2日間、中村副校長先生を中心に、児童は5年生を中心に、まとまって行動していてください。
さて、移動教室や社会科見学でバスに乗る時の注意事項を話しておきます。
バス観光協会のコロナ対策ガイドラインを守らなくてはなりません。
(1)乗車前には手指消毒にご協力ください。
(2)バス内は5分間に1回、すべての空気を換気しています。
(3)マスクは必ずしてください。できれば不織布のマスクをしてください。
(4)バスの中では、できるだけ会話や飲食は控えていただき、大声の会話やカラオケはお控えください。
(5)ゴミはエチケット袋に入れて、必ずお持ち帰りください。
つまりバス内では静かに過ごさないといけないことになっています。
このようなことを守って、バスに乗るようにしてください。

【図工専科教員より】
開校130周年を記念して、全校児童で力を合わせて、一つの作品を作っていきます。一つ一つ折り紙を貼り合わせて、「やぐらん」の大きな絵を作り上げていきます。完成した時の絵のイメージはこんな感じです。(写真参照)
一つ一つの折り紙の大きさが小さくても、みんなで力を合わせれば、大きな大きな「やぐらん」ができるはずです。みんなで力を合わせて頑張りましょう。
くわしい折り紙の折り方は、先生方に教えてもらいながら、チャレンジしてほしいと思います。折り紙の形は、1年生から3年生が大きめのもの、4年生から6年生は小さめのものです。少し難しいのだけれど、頑張ってほしいと思います。

【今週の生活目標】友達と仲良くなれる言葉をつかおう

学校公開へのご参加ありがとうございました(10月9日)

10月6日(水曜)から8日(金曜)の3日間、学校公開へご参加いただきありがとうございました。
矢口小学校は、学校だけでなく、保護者や地域の皆様方も、日ごろからの感染防止対策がいきとどいており、「少しでも体調が良くない場合は学校に来ない(ウイルスを校内に入れない)」ということに、今回もご協力いただきましたことで、緊急事態宣言解除後早期の公開が可能だったと感じております。
3日間ののべ参観者数は746名。児童数に対して145%の参観者率でした。これは、土曜参観を行った場合の1日の参観者数とほぼ同じです。1日に700名を超える方々が校内に入りますと、これは3密になりますから避けないとなりません。平日の3日間に分散したことで、1日平均の参観者数が249名となり、これを単純に学級数で割ると15名、さらに1日5時間授業で割ると1時間に3名が学級内で参観しているという数字上の計算になります。
このくらいならば、問題なく学校公開していけると考えるわけです。

来月は、矢口文化芸術劇場を参観していただく予定です。9月の学校だよりには、学年を二分割すると書かせていただきましたが、分割してしまうと、当日に半分の子どもたちを担任が管理しなくてはならず、当日の舞台指導をする担任が足りなくなるというマイナス面が生じる。このことから、各学年とも全員で舞台に取り組み、場面分割という人数配分で実施することになりそうです。つまり、金曜日も土曜日も同じ子どもたちで、同じ舞台を行うということです。
保護者の皆様は、お子様の学年のみ参観可能とさせていただき、完全入れ替え制・指定席制(乱数表による個人席指定のため、ご家族が分かれる席になる)を予定しています。

今後ともさらなるご理解、ご協力をどうぞよろしくお願いいたします。

1年生 生活科見学(10月5日)

1年生は生活科見学で、多摩川台公園に来ています。
電車の中のお約束の、おしゃべりしないことをきちんと守って、態度良く公園まで来ました。
公園では、ドングリ拾いやクラス遊びを楽しみました。
天気は快晴。元気に1日過ごしています。(11時30分 現地から情報発信)

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全校朝会の話「PTA会長・教師の日のメッセージについて」「校長・姿勢について」(10月5日)

【PTA会長の話】
皆さん、毎日、コロナウイルスの予防をしている中で、学校でたくさんのことを勉強したり、遊んだりしていると思います。
そんな中で、みんなのことを温かく見守ってくれているのは誰でしょうか。それは先生です。
先生方にありがとうということを伝える「教師の日」といって、世界中の子どもたちが先生方に「ありがとう」と伝えます。
今回、PTAでは、児童の皆さんのメッセージを集めて、先生方にお渡しをすることになりました。今日は代表して校長先生に、このメッセージをお渡しします。

【校長訓話】
次に私から「姿勢」大事さについて話をします。
皆さんの教室で椅子に座っている姿勢はどうなっているでしょうか。人によってはすくっと美しい凛々しい姿勢で座っている人もいれば、ぐにゃぐにゃしている姿勢の人もいます。
これから、椅子に座るときに意識してほしいことを言います。それは、「腰を入れて座る」ということです。
これをすると何が起こるかというと、良いことが起こるのです。血の流れが良くなることと、呼吸が良くなると言われています姿勢が悪くてぐにゃっとなっていると、血が止まるのです。そして、呼吸も浅くなるのです。姿勢を良くすると血の流れが良くなり、呼吸も深くなります。そうすると、あなたの脳にたくさんの血が届くようになります。脳は血によって運ばれたエネルギーと酸素を使って、物事を考えていきます。たくさんエネルギーがあった方が、当然、脳の動きも良くなります。ですから、姿勢を良くすると、脳の「ワーキングメモリー」がアップするのです。ワーキングメモリーがアップすると、記憶力がよくなります。つまりたくさんのことを覚えられるようになります。そうなると当然、頭が良くなるのです。

姿勢をよくしようと心に決めるだけで、皆さんは頭が良くなります。みんな頭が良くなりたいでしょ。
先週、5年生の授業を見ました。矢口小の5年生はとても姿勢がよいのですよ。見せますよ。
(5年生の写真を紹介)
5年生がこれだけできていましし、もちろん6年生も姿勢が良いです。ですから、勉強の成績も伸びています。
1年生から4年生までの下級生の皆さん、矢口小の5,6年生を見習って、姿勢を良くして、全員が頭も良くなろうと心に決めましょう。
ただし、注意しなくてはならないのは、1日中姿勢を正していると、緊張しすぎて腰が悪くなることもあるので、休みも入れながら姿勢を正すことが大事だと付け加えておきます。
今週は学校公開もあります。皆さんの姿勢の良いところを、お父さん、お母さんにも見てもらってください。

【今週の生活目標】目を見てあいさつをしよう。


姿勢よく話を聞く5年生


腰を立てて椅子に座る5年生


5年生はみんな、背骨が伸びていますね


椅子に寄りかからないことが姿勢を正すコツです


字を書く時にも美しい姿勢で


話し合いでもキリっとした姿勢をすることが大切です

2年ぶりの町会合同親子運動会(10月3日)


開会式


玉入れ


ゆうパックリレー


パン食い競走 ではなく パンつかみ競走

心配された台風も2日前に通りすぎ、10月3日は快晴無風、最適気温の中、2年ぶりの町会合同親子運動会が、本校校庭で行われました。

コロナ禍でなければ、4町会(安方北、安方南、多摩川二丁目、今泉自治会)の対抗戦となる熱い運動会ですが、安全最優先を考え、人数制限をした上で紅白対抗戦という形式のほのぼの運動会となりました。種目は、ソーシャルディスタンス玉入れ、ボール運びリレー、ゆうパックリレー、パン食い(バンつかみ)競走と、シンプルに計画され、無理のない親子運動会となりました。

地域行事がほぼ中止となる中で、せめて町会運動会だけでも開催し、親子の思い出作りをしてあげたいという、町会ならびに青少年対策蒲田西地区委員会の皆様方、そして運営を手伝ってくださったPTAボランティアの皆様方に、学校としても感謝申し上げます。

【エール月間19】 5年生「演劇ワークショップ」(9月30日)


演劇ワークショップ、よろしくお願いします


コーディネーション系運動をする5年生

台風前日ですが、午前中は秋の風がとてもさわやかな今日でした。
5年生では、公益財団法人・大田区文化振興協会主催の「演劇ワークショップ」を体育館で体験しました。これは大田区文化振興協会の事業で、「多様な文化活動への支援」という基本施策の中の「文化芸術・伝統文化の継承・支援」という推進施策になっている「大田区内学校への出張講座」の一環として行っていただいた体験学習です。プロの舞台俳優さんたちがたくさん来てくださり、2時間の楽しいワークショップを5年生が味わいました。

校長職務の関係で、前半だけ私は参観させていただきました。その内容です。

(1)ウォーミングアップ
・全身を手のひらでたたいて、血行を良くする。

(2)コーディネーション系運動
・左右指ずらしカウント運動
・胸グー、腕パー交互運動
・右腕2拍子、左腕3拍子運動
・腕2拍子、足3拍子運動
コーディネーション系運動は、本校でも取り入れていきたいものなので、5年生が学校のみんなに広げてくれると嬉しいです。

(3)歩き方体験(お題歩行)
・スローモーション歩行
・うれしいのだが、ふざけた歩行
・すごく怒っていて、だらしない歩行
これらの歩行体験は、文化芸術劇場での演技に役立ちそうです。

(4)体の動かし方体験
・床に縮んでから、パッと平行に立つ動き
 腕も床に平行、目線も床に平行にする意識が大事
・指定された感情(うれしい、怒り、悲しい、楽しい など)に合わせてポーズしてピタッと停止
 止まっても感情が落ちないようにすることが大事

(5)発声の仕方体験
・遠くの人に声を届かせるのか、近くに人に声を聞かせるのか、具体的に届ける意識が大事。

この後、俳優さんたちが演ずる劇を鑑賞することができたようです。
担任からは、「劇もすごく良かったです。」と報告を受けました。

写真をいくつか載せますので、どんなワークショップだったか想像してください。
今日は5年生に子どもたちに、プロの演技を伝えてくださった、公益財団法人・大田区文化振興協会派遣の、俳優さんたちに感謝のエールを送ります。【エール月間19】


スローモーション歩行のお手本を見せてくれる俳優の皆さん


一緒にスローモーション歩行をする5年生


うれしいのだが、ふざけた歩行をする5年生


すごく怒っていて、だらしない歩行をする5年生


とうとう担任の先生まで登場、迫真の演技に大拍手


床に平行に立つ練習、簡単そうですが難しい

【エール月間18】 模範を示す6年生(9月29日)


6年生は自分たちの意思で「あいさつ運動」をはじめました

現在、本校の朝のあいさつは、6年生の有志が誘い合って、自発的に正門に立ち、下級生を迎えています。
委員会活動や当番活動でやらされているのではなく、自分たちの意思で、学校を良くしようと毎朝あいさつに立っているのです。
この活動を5年生のころから始めて、そろそろ1年間たちます。
本校のあいさつが日に日によくなってきたのは、こうした6年生の子どもたちの努力あってこそなのです。

学校の主役は子どもたちです。子どもたちが自ら行動する影響力は、時に教員が指導するよりも、はるかに大きいことがあります。
我々大人(保護者も教員も同じです)の役割は、子どもたちが行動を起こせるように、どのようなきっかけを与えてあげるか、そして、内発的なモチベーションによってチャレンジを始める子どもたちの行動を、できるだけ高く評価し、価値づけてあげられるかなのです。

朝のあいさつをしている6年生の姿は、「全校児童の模範の姿」を示してくれています。
これから期待したいのは、この6年生の姿を見て、自分の考えや行動を向上させていく下級生が現れることです。
子どもから子どもへと引き継がれていく魂が「伝統」という心の宝になります。

【エール月間17】 2年生の教員の工夫(9月28日)

今日、2年生は学校の近くの多摩川河川敷に来て生活科の学習を行っています。
社会情勢の影響で、なかなか出かけることが難しい9月でしたが、それでも子どもたちに楽しい体験を積ませてあげたいという、2年生の教員の思いで、学校の近くの自然を生かし、工夫して活動を進めました。
短い時間の間に、4つのフィールドワークを考えてくれたのです。

ひとつ目は「自然ビンゴ」河川敷にある生き物や植物、その他様々なものを子どもたちが見つけ、ビンゴカードに丸を書いていくという活動です。

続いて二つ目の活動は「自然の模様を見つけよう」というフィールドワークです。河川敷に落ちている数々の葉っぱの中から、自分の好みの葉っぱを見つけ、その上に紙をのせ、色鉛筆でこすって葉っぱの模様をかいていく活動です。

3番目は「しぜんは友だち石のアート」というフィールドワークです。これまた落ちている石の中から自分の好きな形の石を選び、そこにマジックペンで顔を書いたり、模様をつけたりしていきます。

4番目最後の活動は、子どもたちにとってはとても楽しい「虫取り遊び」です。秋も徐々に深まってきて、夏に比べたら虫の数も減ってきてはいますが、さすが多摩川河川敷です。探せばいくらでも虫がいます。学校から持参した虫取り網を持って楽しそうに子どもたちは活動をしていました。

4つの活動の一つ一つの間に、教員は振り返りの活動を入れて、丁寧に学習活動に仕上げていました。多摩川での活動を楽しみきった子どもたちはもちろん、安全に、楽しく、そしてたくさんの種類の活動を考えてくれた2年生の教員たちにも校長からのエールを送りたいと思います。


多摩川でたくさんのフィールドワークをする2年生


石を拾って芸術作品にしよう!


虫を探す子どもたち


バッタをつかまえました

【エール月間16】 風水害避難について真剣に考える6年生(9月27日)

今朝の全校朝会で台風が来た場合の避難について、次のように話しました。
(レベル3 高齢者避難)動くのに時間がかかる方は全員避難する。
(レベル4 避難指示)とにかく全員避難する。
(レベル5 緊急安全確保)避難行動をすると命の危険がある。命を守る行動をとる。
「皆さんのほとんどは、矢口小学校・安方中学校・多摩川小学校の2階以上に避難することになります。それもまた状況次第です。マンションの高い階に住んでいる人は、もしかすると動かない方が安全かもしれません。台風を前にして、皆さんの家族はどのように避難するのか、親に確認をしておいてください。」

この話を受けて、6年生男子のH.Nさんが校長室に話しに来ました。

Hさん「校長先生、ぼくのうちは11階立ての建物なので、避難する場合、どうなのかと考えてみました。」
校長「11階建てだと自宅にいた方がよいかもしれないね。」
Hさん「11階建ての4階に住んでいるのですが、たぶん自宅で大丈夫だと思うのです。」
校長「そうだね、4階の高さなら多摩川が氾濫しても、水は届かないだろうね。しかし、水がひくまで3日間くらいかかる可能性があるから、飲食料品だけは家族の3日分はそろえておいた方がいいと思うよ。」
Hさん「そうですね。マンションの周りが水びたしになったら困るから、親と相談してみます。」
校長「それがいいと思うよ。台風16号対策、しておいて損はないでしょう。」

このように台風災害時の避難について、真剣に考えた6年H.Nさんにエールを送ります。

この記事をお読みの皆さんのご家庭でも、子どもたちといっしょに自然災害になったら、我が家はどうなるのかシミュレーションしておいてください。矢口小学校が、万が一の避難所となったとしても、地域住民のすべてを受け入れることは不可能です。台風の危険が迫るたびに、自分の命は自分で守るための準備を強化されることをおすすめします。

全校朝会・台風の話(9月27日)

今朝の全校朝会では、ますはじめに、鎌倉俳句&ハイクのコンクールで入選した5年生のN.Sさんを表彰しました。 【エール月間15】

次に池上警察署交通課の方に来ていただき、自転車の安全について指導していただきました。
長かった緊急事態宣言が解除になると、町の中の車の量が一気に増えることも予想され、解除前のタイミングで交通事故にあわない心がまえをすることが大事です。
もっとも厳重に指導をしてくださったことが、「一時停止」を必ず守るということです。とにかく交差点で飛び出してはいけません。自転車に乗る自分自身を守るだけでなく、歩行者を怪我させないためにも、一時停止が大切です。
さらに、ヘルメットを着けることも決まりなので、守ってほしいという指導でした。

校長からは、今週末に来そうな台風に関する話をしました。
台風の強さは、天気予報では「hPa(ヘクトパスカル)」で示されることがあります。今日のようなおだやかな日のhPaはだいたい1013hPaです。これが台風になると数字が下がっていきます。数字が大きいほど台風が強いように思えそうですが、hPaの場合は反対で、数字が小さくなるほど強い台風になります。
62年前に約4700人もの死者を出した「伊勢湾台風」だと896hPaという900を切るような強さでした。2年前の令和台風とも言われる台風19号では915hPaでした。この台風では、多摩川があふれそうになっていました。今回の台風16号は、10月1日(金曜)に東京に近づきそうですが、その頃には935hPaくらいだと予報されています。

台風の強さは次のようになります。
弱い台風   990hPa~ それ以上
並みの台風 960~989hPa
強い台風  930~959hPa
猛烈な台風  ~929hPa
台風16号は「強い台風」になります。

避難勧告も変わりました。
(レベル3 高齢者避難)動くのに時間がかかる方は全員避難する。
(レベル4 避難指示)とにかく全員避難する。
(レベル5 緊急安全確保)避難行動をすると命の危険がある。命を守る行動をとる。
皆さんのほとんどは、矢口小学校・安方中学校・多摩川小学校の2階以上に避難することになります。
それもまた状況次第です。マンションの高い階に住んでいる人は、もしかすると動かない方が安全かもしれません。
台風を前にして、皆さんの家族はどのように避難するのか、親に確認をしておいてください。

【エール月間14】学校代表の人権啓発作品(9月24日)

本校を代表する人権啓発作品が決まりました。
どれも素晴らしいものです。

【人権標語】
ちがい一つで さべつをしては いけないよ (4年 T.Yさん)
心は一度きずつくと 体が覚え ひきずっていく (4年 I.Kさん)


人権ポスター(5年 S.Mさん)


人権ポスター(5年 K.Yさん)


人権習字(6年 H.Yさん)


人権習字(6年 O.Kさん)

【エール月間13】 以前よりあいさつするようになりましたね、素晴らしいですね(9月24日)

今朝、交通安全運動で交差点に立ってくださっている保護者の方からお褒めの言葉をいただきました。
「2年前にも交通安全で立ったのですが、その頃よりも、子どもたちみんながあいさつするようになりましたね。素晴らしいですね。」
ということです。
ちょうど今日は、朝のあいさつをする子がどのくらいいるか、児童に予告することなく、私がカウンターを持って数えていました。その結果です。

【あいさつをした児童の割合】
5月14日(金曜)76.7%(394人)
9月24日(金曜)83.3%(428人)

確かにこの4か月の間にも増えています。2年前のデータはありませんが、印象としては1.5倍増くらいにはなっているのではないかと思います。
ますます礼儀正しい矢口の子どもたちに賞賛のエールを送ります。

【エール月間9,10,11,12】 4年生「水道キャラバン」など体験学習 他(9月22日)


4年生「水道キャラバン」の様子


作業に集中状態の5年生の様子

今週4年生は、体験型学習を続けております。
昨日は出張プラネタリウムを学校に来ていただき、体育館にドーム型の巨大バルーンの中を設置して、天体学習をしました。ちょうど昨日は、中秋の名月でしたから、タイミングがとても良かったです。4年生の子どもたちは、夜に月を観察したでしょうか。

今日は水道局の方々に来ていただき、「水道キャラバン」という学習をしました。写真のように理科室にスクリーンを設置し、バーチャル画面で上水道・下水道の「水の旅」を体験しました。興味をもって、静かに学んでいる4年生の子どもたちに「エール(9)」を送ります。
4年生は、この学習をふまえて、11月中に「多摩川グループウォーキング遠足」にチャレンジします。多摩川の流れを土手沿いにさかのぼりながら、丸子橋付近にある「調布取水堰」も見てきてほしいです。ここは2年前の台風19号の時に、多摩川の水位がどこまであがったか、目印もついていますから、水関係の学習のひとつとしては適切なコースだと思っています。

体験学習といえば、明後日の金曜日には、5年生がいよいよ「稲刈り」をします。1年生は多摩川土手に「虫取り」に行きます。各学年とも、心に残る楽しみな学習が続きます。これらの学習はオンラインでは残念ですが実現不可能です。

(有名な秋の俳句や短歌)
秋の暮れ道にしゃがんで子がひとり 高浜虚子
名月をとってくれろと泣く子かな 小林一茶
秋の田の 仮庵の庵の 苫をあらみ わが衣手は 露にぬれつつ 天智天皇

ちなみに校長の私、今日の2時間目に、2年1組で「詩を(たの)しもう」という特別授業をしてみました。
谷川俊太郎さんの「ことばあそび」の中から、「かってくった」という詩を使って、言語感覚と想像力を伸ばすこと、さらには学ぶことが楽しいという気持ちを高めることをねらっての授業をしました。
途中、私が授業進行をミスした場面があったのですが、若手担任教員には、校長でもそういうことがあるのかという安心感を与えたようで、さらに、ミスから授業をプラスに転じていく過程を見せたことで、取り戻す工夫を見せることができたようです。

  いたかったら いたかった
  いたくったが いたくはなかった
  くさかったら くさかった
  くさくったが くさくはなかった・・・・・(以下、略)

という詩を教材にしました。同じリズムをくり返すところが子どもたちの想像力をかき立てます。
「最初の二文字だけがちがう。」
「本当だ、あとはみんな同じだね。」
ということに子どもたちが気付き、最後には、別の言葉を当てはめて、詩を創作する子も生まれました。
  にくかったら にくかった
  にくくったら にくくはなかった
  きもかったら きもかった
  きもくったら きもくはなかった
これが子どもたちから出てきた言葉です。言葉をたくさん書き、たくさん考え、イメージをふくらませた2年1組の子どもたちに「エール(10)」を送ります。

3時間目は5年生の図工を参観しました。
5年生は今、彫刻刀を使って、版画の学習に取り組んでいます。教材は「風神雷神木版画」という例年5年生が挑戦している教材です。
図工科や家庭科という作業が多く、自由度の高い授業は、どの学年であっても、どうしても私語が増えてしまう傾向になってしまうものです。そこで図工では「もくもくタイム」という黙って集中作業をする時間を必ず確保しています。でも、もくもくタイムでなくても、黙って集中できていたら、なおさら素晴らしいですね。写真はそういう班の作業の様子を撮影しました。
この班は、4人が自分の作業に集中して、周りの声に耳を貸しませんでした。そんな班の4人に「エール(11)」を送ります。

さて昨日、4年生の保護者の方が、わざわざ校長室まで来てくださり、
「校長先生、いつも書いてくださっている記事を楽しみに読んでいます。ありがとうございます。」
と励ましてくださいました。以前、人は褒められたら伸びるタイプがほとんどで、私自身も同じですと書いたことがありましたが、きっとその記事を読んでくださったのでしょう。エール月間としてお褒めの言葉を校長室まで届けてくださった保護者様に、私からも「エール(12)」を送ります。

【エール月間8】 本校の音楽指導は日本のトップレベルだな(9月17日)

【体育朝会・大田っ子体操】
今朝は体育朝会オンラインを行いました。
全校に一斉放映で、大田っ子体操を流しました。
1年生の教室では、自分の席で画面を見ながら、大田っ子体操をしていました。
大田区内の体育的な行事の時には、この大田っ子体操をすることが多いのです。
自宅でも動画サイトで見ることができますので、体操してみてください。

さて、今日は3年生の音楽指導の参観に入りました。
コロナ禍の影響をもっとも受けている教科が音楽と言えます。学校によっては、打楽器以外はほとんど指導をしていないこともあると聞いています。それを軽々と乗り越えていく授業が今日の授業でした。
タブレットPCを活用して、3種類の楽器によって4拍子のリズムをつくることがねらいです。
学習に使用する教材は、「Chrome Music Lab」というサイトです。
授業のよさを紹介します。

(1)学習のスタート
・無駄な言葉がなく、よどみなく効率的に授業が始まる。
・学習姿勢が徹底されている。
・1人の子どもも油断させない空気感がある。しかし、厳しい言葉を使っているわけではない。ほどよい緊張感と安心感がある。

(2)45分間指導の中のスモールステップ
・まずは自由に使わせてリズム遊びをし、子どもの興味を高める。
・3種類の楽器の中から、1種類のリズムは変えないように指定し、2種類で創作させる。
・さらにもう1種類の楽器を打つ回数を制限し、音をしぼり込む。
・教科書教材のリズムとよく合うような各自のリズムを創作させる。
・創作したリズムを全員がテンポよく発表して、聴き合う。

(3)指導過程の中で、絶妙なタイミングで入る様々な指導
・「リンク」「シンクロ」「ボタンの種類(再生・一時停止・早送り・後戻しなど)」といったICT用語の指導
・勝手にリズムつくりをしたらおもちゃと同じ、勉強道具として「きれいなリズム」をつくることが大事だということを腑に落とす指導
・音楽は音を出すことだけでなく、無音との組み合わせが大事だという指導(子どもにとっての新たな音楽観)
・リズムデータの保存方法の指導

(4)感染症対策の徹底
・次の学級のために、机をきれいにしてから受け渡すという、健康衛生管理の時間の確保

こうした指導がなされる中で、子どもたちは45分間、誰一人、一度も手を抜くことなく、リズム学習を楽しんでいました。
サイト上に教材があるので、「家でもやってみようかな。」という声も聞かれました。このように、子どもたちが授業の余韻を感じながら、心に「もっとやりたい」という次の学習へのモチベーションが残っている授業こそ、プロ教師の授業といえます。


大田っ子体操をする1年生


電子黒板とタブレットPCが協働する学習指導


タブレットPCでリズムを創作する


学習が終わったら、次の学級のために机をきれいにする(健康管理教育)

【エール月間7】 5年授業「友達のよいところ探しをしよう!」(9月16日)


ほめほめ大作戦

校長や副校長の責務のひとつに、教員の授業を参観し、アドバイスをするということがあります。
今日は3年生の理科と、5年生の学級活動を参観しました。

理科の授業には、大田区教育委員会の教育施策のひとつに「科学教育の充実」があり、元校長先生が理科指導専門員として学期に1回、指導に来てくださっています。学力調査を分析すると、本校は理科分野の弱さが感じられる面もありますので、理科指導専門員の先生にご指導いただくことで、よりよい理科の授業を提供できるよう努力していきます。

5年生の授業は題名のとおりで、学習のねらいとしては、「ほめたり、認め合ったりすることの価値を考えることで、今後の活動への意欲につなげる」ことになります。
担任は、全校朝会で私が呼びかけた「矢口小エール月間」のことを授業の導入にして、KJ法で、ほめ方やほめられた体験、その時の気持などを子どもたちから引き出していきました。
授業の中で出てきた子どもたちの声を紹介します。
「人の能力をほめていることがある。足が速いとか、ピアノが上手、字がきれいなど。」
「人権ポスターに選ばれたり、漢字検定に合格したりという場面でも、ほめられることがある。」
「小さい頃は、一人でお風呂に入ることができただけでも、親は喜んでくれた。」
「スポーツチームで副キャプテンに選ばれたことも、認められたことだと感じる。」
「その服、すてきだねというのもほめ言葉だと思う。」
この授業を受けて、9月中の「ほめほめ大作戦!」なる活動につなげていくようです。
担任が、矢口小エール月間の取組として挑戦してくれた授業を認め、ここに紹介しました。

【エール月間6 保護者の皆様へ】 矢口魂心丸乗船体験 3年生(9月14日)


3年生の乗船体験

まず、9月エール月間として紹介したいのが、矢口魂心丸乗船体験のボランティアとして参加してくださった保護者の皆様です。
教員が子どもたちを教室から連れてきて、プールサイドでは集団行動するための指示をしなくてはならないため、船をひいてくださるのは保護者ボランティアの皆様にお願いをしております。
学校としては開校130周年への最高のご協力をいただいているくらいの感謝の気持ちです。
学校を代表して、心より御礼申し上げます。

さて、今日は3,4年生の乗船体験でした。
3年生の言葉を紹介します。
【乗船前】
・楽しみです。
・ドキドキします。
・緊張しています。
・船が壊れないか心配です。
・ワクワクしています。
・少し怖いです。

【乗船後】
・楽しかったです。
・また乗りたいと思いました。
・けっこう揺れたなと思いました。
・少しだけ怖かったです。

矢口小学校の先輩たちが造って、学校の宝物として残してくれた「矢口魂心丸」に、希望する全校児童が乗船しました。
あとは2年生を残すのみになりました。
日に日に気温が下がってきましたので、明日の2年生も無事に実施したいと祈っています。

【エール月間4】 はたらく消防の写生会 優秀賞・入選 19名


はたらく消防の写生会 表彰状

1週間前の全校朝会でも紹介していた「はたらく消防の写生会」で、優秀賞と入選に選ばれた1,2,3年生の19名の子どもたちを、今日の全校朝会で表彰し、オンラインで各教室画面にお顔を紹介しました。
たくさんの人が表彰されるのはうれしいことです。

ある本に書かれていた成功法則のひとつに、「応募する」というミッションがあります。
この消防の写生会にも、応募したからこそ、19名というたくさんの子どもたちが表彰されたのです。
応募していなかったら何も起こりませんから。

先週は、俳句コンクールに応募した5年生が入選しましたし、これからも「応募する」ことの大切さは、伝えていきます。
ある学年の教員にも、学年の取組を論文にまとめて、「応募論文」に出そうと伝えています。

【エール月間3】 漢字の「憂鬱」を書ける4年生(9月9日)

憂鬱

昨日(9月8日)の中休みのことです。4年生男子のS.Rさんが校長室を訪れ、こう言いました。
「校長先生、先生に教わった漢字の覚え方で、憂鬱が書けるようになりましたよ。」
それならば書いて見せてもらいましょうと、ミニホワイトボードを渡して、S.Rさんが書いたのが、写真の通りです。ちゃんと書けていますね。世の中の4年生で、「憂鬱」を書ける4年生がいったい何%いるでしょう。1%もいないのではないでしょうか。S.Rさん、すごいです。

私は7月12日の全校朝会で、「難しい漢字の覚え方」という話をして、じっさいに黒板に書きながら指導しました。(新規ウインドウで開きます。リンク記事
約2か月たっても、こうしてわざわざ校長室に来て、「憂鬱」を書けると報告に来てくれるほど、この子にとっては納得のいく学習の仕方だったのでしょう。大人でも書けない「憂鬱」を、長期記憶に残しているS.Rさんの様子は、漢字の覚え方という「仕方指導」が効果的だった証拠になります。

夏休み中に、若手の教員を指導する機会がありました。その際に、「仕方指導」がとても大事だということを教えました。
教育界は、アクティブラーニングやプログラミング、オンラインと、新しい取組には注目が集まるが、学習指導要領にはもっと大切なことが含まれている。それは「基礎基本の定着」です。漢字も読めない、計算も遅い、文章も書けない、もっと言えば、美しいマナーで食事もできない、物も片付けられない、あいさつもできない、そんな土台となるような基礎基本が身に付いていない状態で、アクティブラーニングなど絶対にできない。子どもたちだけでなく、教員や親といった大人も含めて、圧倒的な知識量の中でアクティブラーニングをしたら、素晴らしい活動にはなる。
要するに大切なことは、「仕方指導」なのです。
漢字の覚え方、計算の仕方、暗唱の仕方、あいさつの仕方、脳の使い方、資料や情報の見方、トイレの使い方、箸の持ち方、包丁の使い方、道路の歩き方、実験道具や工作道具の使い方、リコーダーの吹き方、安全な運動の仕方、考えていけば、物事はすべて「(    )の仕方」を身に付けてから取り組まないと、生きる力は伸びていかない。子どもたちをゆるぎない基礎基本の土台の上に立たせてあげれば、自ら学ぶ意欲が高まり、やってみようというモチベーションにつながるのです。
私たち大人が、まっさきにやらねばならぬことは、「仕方指導(リテラシー教育)」に他なりません。

こんな難しいことまで思い起こさせてくれたのは、4年生男子のS.Rさんが漢字「憂鬱」を書けるようになったことを、校長室まで報告に来てくれたからこそでした。

【エール月間2】 5年生「鎌倉俳句&ハイク」コンクールに入選(9月8日)

ウーパールーパー大人気!(9月7日)

9月6日(月曜)に、校長室前にウーパールーパーの水槽を置きました。
これもまた「エール月間」として、私から子どもたちへのプレゼントのつもりです。
お家ではなかなか飼えない生き物を、学校で身近に見ることができる。
アニマルセラピーとして子どもたちの心に癒しになり、免疫力を高めてくれる役目も、このウーパールーパーには期待しています。

子どもたちには何も伝えずに、そっとしておきましたが、6日(月曜)のうちに、たちまち全校に噂が広まったようで、校長室前には「ウーパールーパーがいるんだって!」と見に来る子どもたちが、交代交代でながめています。
今日も見に来る子どもは絶えず、廊下から校長室内に聞こえてくる単語の第1位は「ウーパールーパー」「かわいい」です。
昨日、児童が帰宅した後の放課後に公開している「夏休み作品展」を見に来られた、保護者の方と弟・妹の皆さんも、ウーパールーパーを見つけて、
「えっ?ウーパールーパーがいる!」「あら、かわいいね」「ほら、見てみなさい、これがウーパールーパーっていうんだよ」
というような会話も、校長室内に聞こえてきました。
ウーパールーパーって、130周年キャラクターの「やぐらん」になんとなく似ていませんか。

ただいま、このウーパールーパーの名前を募集中です。
残念ながら、オスかメスかは、私には分かりません。


ウーパールーパー 正面から


ウーパールーパー 横から

全校朝会の話「みんなでエール月間をやりましょう」(9月6日)

私たちの矢口小学校は東京都内の公立学校です。ですから、東京都教育委員会の先生方が考えた取組をしていくことが大事なのです。
じつは、東京都のすべての学校は、「エールウイーク」という取組を、9月中の1週間に行うことになりました。これは、先生たちが、子どもたちみんなのよいところや、努力していることを見つけて応援のエールを送るという取組です。でもね、矢口小学校は1年中、これをやっているのです。学校のホームページに私が「子どもの心の宝探し」というコーナーを作っています。ここで、子どもである皆さんの頑張りだけでなく、学校で働く大人のことも、ときには矢口渡という地域のことも、紹介しています。
そして、どの先生も、みんなのよいところをたくさん知っています。東京都のやろうとしていることを、矢口小学校はもうやっているのですから、次は東京NO1を目指して「エール月間」をやります。

先生たちだけが、みんなの心の宝探しをするのではなくて、子どもであるみんなも一緒にやろうよ。
お友達同士で、よいところや、よい働き、がんばりを見つけて、「すごいね」「がんばっているね」と伝え合いましょうよ。「Aさんのよいところはこういうところだと思っているよ」と伝えるのもいいですよね。そうすれば、みんなが自信を高めて、130周年スローガンにある「みんなで協力 笑顔であいさつ」もどんどんできるようになって、間違いなく東京NO1小学校になれますね。
そしてね、時には、先生たちのことも自慢してほしいな。「先生がね、いつも笑わせてくれるんだ」とか「先生が褒めてくれたんだ」「先生がこんなことを教えてくれたんだ」なんていう話をして、先生のことをお家で褒めてくれると、先生もやる気がモリモリ出るよ。
校長の私だってね、たくさんのお母さんやお父さんから、「子どもの心の宝探しを楽しみにしています」と言われるものだから、ついついがんばっちゃうんだよね。
世の中のほとんどの人はね、褒められると伸びるタイプだと思うんだよね。叱られて伸びるタイプの人は少ないと思うよ。みんなもそう思いませんか。
そして、お友達にエールを送ったり、送られたりしてうれしかったことを、ぜひ私にも教えてください。学校を代表して、ぜんぶホームページで記事にしてあげますよ。
ね、楽しみだな。9月の1か月で、ノート10冊分くらいの、みんなの「エール月間」の出来事を書きたいな。みんなよろしくね。

さて、来週は1,2,3年生が取り組んだ「働く消防車写生会」の表彰で、19人のお友達に表彰状を渡します。
ほら、はやくもエール月間で褒めてあげられることが出てきたね。選ばれた19人のお友達は楽しみにしていましょうね。

【エール月間1】 「エール月間として、夏休み作品展の「写真映え作品」12点をお見せします。

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始業式の話「合い言葉はJust Try!」(9月1日)

おはようございます。みなさん、元気ですか。
長い夏休みが終わり、いよいよ今日から2学期です。楽しく学校での思い出を作っていきましょう。

はじめに宣伝です。開校130周年をお祝いする横断幕が正門に向かって右側の2階のベランダに飾ってあることに気付いていますか。気付いていない人は、登下校の時に、少し上を見上げて、どこにあるのか確認してください。

さて、私は毎学期、合い言葉を考えて、みなさんに伝えています。1学期は、開校130周年のスローガンの「130周年おめでとう みんなで協力 笑顔であいさつ 未来へつなげ! 矢口魂」でしたが、2学期は短い言葉にします。そして英語です。
「Just Try!(ジャストライ)」です。じつはあまり聞かない言葉です。Let’s Tryというのはよくある言葉です。よしやってみようとか、どんどんやってみようという強めの意味になります。ジャストライは、それよりも少しゆるめの感じになります。夏休みの間に、新型コロナウイルス感染症の様子が変わってきて、大田区内の小中学校でたくさんの感染者が出るようになりました。こういう時こそ、心のゆとりをもって、ゆっくりと進んでいくことが大事だと思うのです。
ジャストライの意味は、「とりあえずやってみよう」「やってみて直せばいい」「まあ、やってみようか」「やらないよりはやってみるか」「やってみなきゃはじまらない」「ダメもとでもいいじゃん」「今日ダメでも明日はOK」「すこしだけでもやってみよう」「ひとまずやってみよう」「無理しなくてもいいから、やってみよう」「時には一歩さがって考えるのも大事」という感じです。
たとえば、給食で苦手な食べ物がある人は、「とりあえず食べてみよう」「少しだけでも食べてみよう」とすることがジャストライになります。本を読むのが苦手な人は、「今日は読めなくても、明日は5ページ読んでみよう」「読まないよりは、読んだほうがいいだろう」と一歩前進することが2学期です。

そういう取組の中でも、「安全第一」「気づけば手洗い」ということは、あらためて習慣にしていきましょう。
2学期の合い言葉は「Just Try!(ジャストライ)」ですという話でした。

【児童代表の言葉(4年生)】
(4年1組 T.Fさん)
私が1学期がんばったと思うのは、運動会です。徒競走やソーラン節など、たくさんがんばったのですが、一番がんばったと思えるのは応援団です。朝から練習をして、月水金以外にも、家でも毎日練習をして徐々にうまくなり、本番1週間前には、とくにたくさん練習を重ねました。そして本番。ドキドキするよりも私は気持ちがとてもワクワクして、早く自分たちの番が来ないかと待ち遠しくて、いざ自分たちの番になると、ますますワクワクして、力任せに笛を吹きました。たくさん汗をかいてがんばりました。
2学期も力の限り、いろいろなことに挑戦したり、できることを増やしていきたいです。まずは生活リズムを整えたいです。そして3学期にもでいるようになったことを続けていきたいです。

(4年2組 A.Nさん)
私が1学期にがんばったことは算数です。算数は苦手でとくに計算に悩んでいました。でも、1学期にわり算のひっ算などをあきらめずにがんばったら、少しずつ分かるようになってきました。2学期もあきらめずにがんばっていきたいです。1学期は習った漢字の書き順や、ていねいに書くことができませんでした。だから2学期はていねいに練習し、書き順やふだんの生活にいかして使うことができるようにしたいです。
2学期はいろいろなことに挑戦して、できることを増やしていきたいです。そのためにお家の手伝いや当番の係活動を今までよりも、もっとがんばります。

(4年3組 K.Aさん)
私は3年生のころ漢字が大嫌いでした。でも、4年生になってから、漢字をていねいに書く練習をがんばりました。なぜなら先生が漢字にきびしくて、漢字ドリルを毎日直されたからです。でも、いつもお手本をよく見て、とめ・はね・はらいに気をつけて書いていくと、漢字にきびしい先生にも直されなくなり、パーフェクトが取れるようになってきました。友達にも「すごい上手」と言われ、うれしくなり、もっとていねいに書きたくなりました。さらに、漢字や文字をきれいに書けるようになると、気分がとてもよくなることに気付きました。私は、漢字にきびしい先生に毎日直され続けても、あきらめずに何度も直し続ける大切さを知りました。
2学期も漢字をていねいに書き続けて、あきらめずに「やればできる」の気持ちで、苦手なことにも挑戦して、得意なことを増やして完ぺきな2学期にしたいです。


横断幕はここに飾ってあります


全体像です


左側に魂太郎(120周年キャラクター)


右側にやぐらん(130周年キャラクター)

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電話:03-3759-9618
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