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校長室の窓・子どもの心の宝探し(令和3年4~5月)

更新日:2021年5月24日

1学期の合い言葉は、開校130周年スローガンの「130周年おめでとう みんなで協力 笑顔であいさつ 未来へつなげ! 矢口魂」です

このページでは、校長が学校のことをお伝えします。
新型コロナウイルス感染症対応で、なかなか学校を公開できないため、できる限りたくさん記事にしていきます。
また、今年度の矢口小の重点教育である、お互いを「受け止める」ことを充実させるためにも、御家庭でのお子様との話題作りにお役立てください。

矢口の子どもの素直さは天下一品(5月24日)

先週月曜日の全校朝会で、登校時のあいさつの実態を数値データで示しました。

・立ち止まってあいさつできた児童 41名(約8%)
・あいさつなし 120名(約23%)

1週間後、もう一度データを取ってみました。

・立ち止まってあいさつできた児童 185名(約36%)
・あいさつなし 44名(約8.5%)

なんと立ち止まってあいさつするようになった子が4.5倍に増えたのです。
しかも単なる数字だけではありません。
ひざに手を置いて美しくあいさつする子や、スクールキャラクター・やぐらんの言う通りに、笑顔であいさつする子が次々に現れたのです。
さらに、こうした美しいあいさつをしている子を目の前で見て影響を受け、自分のあいさつに生かしている子もたくさんいました。
数値的にも実態的にも、格段の成長をとげた矢口っ子たち。
この素直さは天下一品、日本一なのではないでしょうか。
それを指導する教員チームも適切な言葉かけをしておりますし、もちろん各ご家庭でも、あいさつの大切さについて、子どもたちとともに考えてくださっているからこその数値だと感じます。

これからくる転入生の不安を思いやる5年生(5月20日)


思いやりのあるメッセージ集

5年生の教室に授業観察にまいりますと、空席の机上に寄せ書きのようなものが置いてありました。
「これは何を書いてあるのかな。」
と私がつぶやきますと、隣の席の子が、
「転入生が来るので、みんなで歓迎のメッセージを書いたのです。」
と説明してくれました。
この思いやりあふれる子どもたちの行動。素晴らしいではないですか。
転入してくる子の不安な気持ちを推し量っての行動です。
きっと転入生も、転校先が矢口小でよかったと感じてくれることでしょう。

子どもの心の宝を、今日も見つけることができました。
矢口の子どもたち、最高に良い子ですね。

「矢口小あいさつ日本一」へ前進(5月18日)


やぐらん

昨日の全校朝会の話を各担任が教室でも指導したのでしょうし、それを子どもたちが真面目に受け止めてくれたようで、今日の登校時のあいさつは、見違えるほど良くなりました。
カウンターでの統計は取っていなかったため、正確な数字は分かりませんが、私の実感としては、「立ち止まって礼儀正しくあいさつした子」が4倍増の150~200名はいたのではないかと思います。
また、昨年度は1度もあいさつをしなかった子が、今日は私の前まで来て、立ち止まってあいさつしてくれたのです。その嬉しさに、目頭が熱くなり、涙をこらえることが大変でした。
本校の子どもたちの素直さは、まさに宝物ですね。
あいさつ一つで、これほどまで人の気持ちを動かすことができるのです。
やはり、130周年キャラクターの「やぐらん」が言うように、未来までつないでいきたい学校の伝統、矢口魂の表れが「矢口小のあいさつ」です。
「校長が褒めていた、喜んでいた」と保護者の皆様も、ぜひお家で子どもたちを褒めてあげてください。

やぐらんの言う「矢口小あいさつ日本一」にするために(5月17日)

先週から、本校児童が朝の登校時のあいさつをどの程度できるのか、数値的データをとってみました。
本校のあいさつの理想の型は、「立ち止まって、自分から、相手の目を見て、笑顔でさわやかな声を出し、おじぎをする」というものです。
5月14日(金曜)
立ち止まってあいさつできた児童 41名(約8%)
なんらかの挨拶あり 394名(約77%)
挨拶なし 120名(約23%)
5月17日(月曜)
自分から先にあいさつできた児童 298名(約58%)
この数値をどう考えるかが、矢口小の子どもたち、そして私たち大人の課題と目標になります。
開校130周年初期の数値がこうなりましたので、7月、9月、そして11月とこの数値が伸びていけば、日本一のあいさつに一歩一歩と近づくことになります。

さて、さっそく2年1組ではあいさつのことを授業で取りあげました。
(1)朝の登校の様子を撮影した動画を見て、気づいたことを発表する。
(2)あいさつをしない子の気持ちを考える。
(3)授業のめあては「あいさつの力をたしかめよう」
(4)4種類のあいさつシミュレーション(役割演技)を通して疑似体験をして、あいさつの様子によって気持ちがどう変わるか考える。
(5)あいさつにはどんな力があるかを考える。
(6)今週1週間の自分自身のあいさつ目標を立てる。
このような流れの学習を行いました。
【児童の意見】
(あいさつをしないと)
・いい気分ではない。 
・かなしい気分がする。 
・せっかくあいさつしたのにしてくれないと「なぜ?」と思う。
(おじぎだけのあいさつだと)
・「おはようございます」を言わないと、いやな気持がした。
・なんで言わないのと思ってしまう。
(小さな声で下を向いたままのあいさつだと)
・聞こえたか不安になった。
・気持ちがしょんぼりする。
・目を見てあいさつしてほしいと思った。
・なんで下向いているの、とほほほ、と思った。
(目を見て笑顔であいさつすると)
・楽しい気持ちになった。
・いい気持ちがした。
・すっきりする。
・笑顔を見るとうれしくなる。
そこで2年1組では、あいさつの力は「にこにこ笑顔で、うれしく、いい気持ち、元気いっぱい、楽しい力がある」とまとまりました。
明日からの2年1組の実践が楽しみです。


あいさつの力をみんなで考えよう


こういう力がありそうだね

田植えだ!田植え!こんなに楽しい体験学習が学校でできるなんて!(5月7日)【授業紹介7】

今日は5年生の田植え作業でした。
毎年、稲苗を用意してくださっている「田園調布 緑ロータリークラブ」の方々が6名も参観してくださる中、5年生児童は担任とともに「矢口水田」に入り、中には泥で足元のバランスを崩して、バタッと沼地にはまりながらも頑張って植えました。
本当は「5年生のページ」で記録として紹介してもらいたいのですが、今日に限っては担任には写真を撮るような余裕はまったく無し。
かく言う私も、田んぼの中の子どもたちに、苗のかたまりをちぎっては投げ、ちぎっては投げと、苗の供給担当をしていましたので、記事を書いている余裕も無し。
そこで写真を10枚ほど紹介しておきます。
今日はそれでごかんべんください。


緑ロータリークラブの方から励ましの言葉


さあ! 田植えを始めよう!


ヒモの印のところに植えるんだ


泥の中に入ることも良い体験


田植えをしていない時は、田んぼの補修


まだまだ水は冷たいです


腰を折って、熱心に植える


慎重に! 慎重に!


1年生が見学に来ました


うわあ、5年生はすごいねと感心する1年生

早ね・早おき・朝ごはん運動(5月6日)【受け止め合う話題1】

ゴールデンウィークが明けまして、子どもたちは少々、体内リズムを崩している様子がうかがえます。怪我をしてしまった子も増えているようです。
5日間の連休でした。昨年度の3か月間のお休みにくらべれば、たったの5日間ですから、きっとすぐにリズムを取り戻してくれるでしょう。
ひとつ、年度の途中で申し訳ありませんでしたが、学校の登校時間を教員の勤務時間に合わせて変更させていただきました。
また、登校時の玄関での3密を避けたいこともあり、早く学校に来ないで、8時15分からそのまま教室に行ってもらうためでもあります。
どうかご理解・ご協力いただけますようお願い申し上げます。

さて、個人面談週間の特別時程が続く関係で、全校朝会がなくなり、私から子どもたちへ話をするチャンスがしばらくありません。
そこで、このサイト記事に、伝えたいことを書かせていただきます。
5月は大田区立小中学校全校で、「早ね・早おき・朝ごはん運動」を行っています。
5月号の保健便りの裏面をご覧ください。
「体のリズムをリセットしよう!」という題名で、この運動に関係のある記事を載せてあります。
そして、来週の5月10日(月曜)から1週間は、「生活リズムチェックカード」を使って、親子で生活リズムを見直してみる取組を予定しています。
どうぞこの機会に、保護者の皆様方には子どもへの「指示」ではなく、「共育(親子共に育つ)」の心づもりで、同じ方向を向いて、生活リズムを考えてみる受け止め方をしていただけるとありがたいです。
月末には開校130周年記念大運動会を予定していますので、憩いの場であるお家では、次の日への心身のエネルギーが蓄えられるようにご配慮ください。

働く消防写生会1,2,3年生(4月28日)【授業紹介6】

天候も良く、とても暖かな今日、1,2,3年生が校庭で「働く消防写生会」を行いました。
来ていただいたのは、もちろん地元の東京消防庁・矢口消防署の皆さんです。
消防車両はポンプ車2台。
昨年度はコロナ禍による臨時休校が4~5月にありましたので、消防写生会はできなかったので、2年ぶりの写生会となりました。
低学年の子どもたちは、外に出て、画板を使って絵を描く経験がほとんどありませんから、その分、一人一人の個性が写生する姿に表れていると感じました。
ある子は誰も来ない消防車の真後ろに陣取って、目の前にある大きな消防車を豪快に描いていました。時には自慢げに、周りの教員に笑顔を振りまいてもいました。
ある子は画板に画用紙をつける方法が分からず、困った目線をじっと教員に向けていることもありました。
ある子はタイヤから大きく描きだして、紙からはみ出るくらいに思い切り描いていました。
3年生になると経験値も増えていますので、写生する姿も落ち着いたものです。静かに黙々と描いている子がほとんどでした。

消防署の方からは、「いつも仕事で使っている私たちの消防車を、皆さんがよく見て、絵を描いてくれることは、とてもうれしいことです。一生懸命描いてくださいね。」と温かな励ましの言葉もいただきました。
客観的に見ていると、まるで遠足に来ているような子どもたちの姿に思え、きっと長く消えない記憶として、この消防写生会を楽しめているんだろうと思いました。

一方、4,5,6年生は教室で、今日1日かけて、「大田区学習効果測定」いわゆる学力調査を受けています。
今年度から6年生には「英語」の調査も入りました。
脳がかなり疲れて帰宅すると思いますので、今日は家であまり細かい指示はしないで、のんびり休ませていただけるとよろしいかと思います。


最初に消防署の方のお話


さあ! 描き始めよう!


消防署の方がモデルになって


ぼくの特等席だよ!

5年生の「田んぼ体験学習」が進化しました(4月23日)【授業紹介5】


安全に耕運機を使えるようになりました


使い方が分かれば能率もアップ

これまで5年生の「田んぼ体験学習」では、耕運機を児童に使わせることまでしませんでした。
もしかしたら、以前は使わせていたのかもしれませんが、少なくとも私が校長になってからは、児童が耕運機をさわることはありませんでした。誰がやっていたのかというと、男性教員の仕事となっていたのです。
4月23日(金曜)の午前中、私は自分自身で耕運機を使って田んぼを耕してみました。こうした機械を使う活動は、使ってみないと分からないことがあるからです。朝から2時間かけて黙々と耕運機を運転していた途中で、先日、グリーンボランティアのSさんから言われたことを思い出しました。

「耕運機を支える金属棒があるんですよ。」

昨年度も臨時休校中に、副校長を筆頭に、教員が耕運機での田起こしをしましたが、その時には「金属棒」を使っていませんでした。暴れる耕運機を相手に、悪戦苦闘しながら耕しました。
今回、その金属棒を耕運機の下部に取り付けて運転してみると、これが大変大きな役目を果たしていることが分かりました。金属棒を土の中にもぐらせて運転すると、暴れてしまう耕運機がピタリと止まって安定するのです。上手に運転すれば片手でも耕せるくらい軽い状態。これならば、5年生の子どもたちが運転しても、それほど危険ではないと判断しました。(耕運機の使用をご存じの方には、そんなことも知らなかったのかと叱られそうですが。)

そこで急きょ、授業変更できるクラスに来てもらい、子どもたちの手で耕運機をかける体験学習を行うことになりました。
写真のように、女性の教員でもらくらく。子どもたちが運転しても大丈夫でした。
このように、本校の学習が一歩進化しました。

SD並び・体育朝会(4月23日)【児童の様子5】


広い校庭でのSD並び

運動会に向けての学習が始まっています。
今日の朝は体育朝会。
校庭で並ぶ時には、最初から間隔をあけて並ぶ、「SD並び(ソーシャルディスタンス並び)」を指導しています。
そうすると写真のように、校庭全面に広がっていきますから、運動会は残念ながら観客席を設けることができなくなります。
そこで今年度は、金曜日に児童のみの紅白対抗運動会を開催し、土曜日は体育学習発表会形式の分散型で、保護者の皆様方に参観していただくという苦肉の策を講じました。
ご理解いただきたいのは、本校教員たちは、かなりの時間をかけて、今年度も運動会をどうするか話し合ってきました。
最も大事にしたいことは何か。それは子どもたちの心身の成長や上下の学年で一緒に取り組む刺激や思い出を最優先に考えるのが学校教育であろう。
その次に、保護者の皆様にも心に残る子育ての思い出を保障すべきだ。
こうした考えは昨年度から変わらぬ姿勢であります。
昨年度は、無観客にした代わりに、77本もの動画を公開しましたが、本当は子どもの姿をご自身の目でみていただきたい。それを解決するために、今年度は2日間開催という形式を取らせていただきます。
金曜日に運動会で心の燃えるような1日を過ごした翌日に、もう一度、体育発表をするということは、子どもたちだけでなく、教員らの気持ちにも困難な感覚がありますが、チーム矢口で頑張ってみようと共通理解しました。
保護者の皆様も、どうかご理解いただけると本校の教員たちも救われます。
心よりお願いいたします。
両日の晴天は、校長の責任ということで、今日から1か月間、天に一念を送り続けます。

5年生・お米プロジェクト2021作業開始(4月20日)【授業紹介3】


田んぼ作業開始


耕運機も体験する

矢口自然農園。
豊かな学校内自然環境は、矢口渡地域の皆さんの和(なごみ)にもなっています。
それは人だけでなく、鳥や昆虫などの生き物たちにも憩いの場所となっているのです。
これからも長い間、守っていかなくてはならない学校の宝物。
もしかすると、東京の宝物といってもよいかもしれません。

この矢口自然農園が作られたのが2010年度(平成22年度)です。
新プールが建設されたことに伴って、旧プールの場所が空き地になり、ここに当時の八木校長先生が中心になって、地域の方々のご協力もいただき、矢口自然農園が造成されたのです。
2021年度(令和3年度)の今年、12回目の「お米プロジェクト学習」が始まっています。
本校5年生の最大の特色ある教育活動です。
昨年度は新型コロナウイルス感染症防止のための臨時休校が5月末まで続きましたので、田んぼ学習の最大のピンチでありました。
しかし、矢口のお米作りの灯を消してはならないという、教員の思い、現6年生たちの頑張りもあって、何とか伝統をつなぐことができました。
その努力の上に、今年度の「お米学習プロジェクト」は成り立っていることを、現5年生は忘れてはいけません。
そして、このお米作りの灯を、持続可能な教育活動(ESD)にするためにも、一歩レベルのあがった取組にしていきたいところです。

今年度の学習については、学年主任と様々に相談をしておりますが、「体験学習」に踏みとどまることなく、「探究型体験学習」にしてほしいことを指示しております。
総合的な学習の時間の目標は、

(1)探究的な学習の過程において,課題の解決に必要な知識及び技能を身に付け,課題に関わる概念を形成し,探究的な学習のよさを理解するようにする。
(2)実社会や実生活の中から問いを見いだし,自分で課題を立て,情報を集め,整理・分析して,まとめ・表現することができるようにする。
(3)探究的な学習に主体的・協働的に取り組むとともに,互いのよさを生かしながら,積極的に社会に参画しようとする態度を養う。

となっています。

これを「お米プロジェクト学習」にあてはめると、

(1)お米を育てる中で、課題や問題を見つける。または、生じた問題を解決すべき課題とする。
(2)解決に必要な知識・技能を身に付ける。
(3)何のためにお米作りをするのかをはっきりさせ、探究的学習の魅力を十分に感じ取る。
(4)地域や社会の状況も知り、自分なりの課題を立て、情報収集→解釈→熟考→評価→まとめ→発信のサイクルをくり返す。
(5)仲間と共に活動し、協力することの意義を感じ取り、さらには地域社会からの協力を得、子どもだけでは実現できないお米作りの難しさに挑戦する。
(6)自分たちの学んできたことを客観的にまとめ、次の学年に「学習財産」を引き継いでいく。

このような学習過程になるでしょう。

今年、例年の活動から一歩高めたことのひとつに、「種の発芽から観察する」ということを加えました。
もっと高めていく予定もありますが、それは当サイト上で折々にお伝えしていきます。

矢口こども安全ボランティア「スマイルネット」の紹介(4月19日)【地域の取組1】


生放映で紹介


これがスマイルネットバッチ

今日の放送朝会で、矢口こども安全ボランティア「スマイルネット」の紹介を行いました。
これは本校の学校支援地域本部である「やぐち応援隊」とは別に、地域の学校である安方中学校や矢口小学校に通う子どもたちの登下校を始めとした地域での安全を守るために組織されているものです。
登校時のコンビニの角で見守ってくださったり、夕方、犬を散歩させながら、地域で子どもたちが安全に暮らしているかどうかを確認してくださったりしています。目印としては、写真のような黄色いバッチや黄色い腕章を付けていればスマイルネットの見守り活動をしてくださっている方々です。
矢口小学校の子どもも大人も、地域でスマイルネットの方々が見守りをされているところに出会いましたら、感謝の気持ちをこめて、挨拶やお礼をしてください。
このような活動は、大田区内の他の地域ではあまりないものですから、この矢口渡地域がどれほど恵まれているかということを理解していただけるとありがたいです。

2年生の個人めあて(4月15日)【児童の様子4】

2年生の3学級を回りました。
教室には、子どもたちが考えた、2年生のめあてが掲示されています。
自分はこうなりたいという思いが伝わってきます。
いくつか紹介します。
【学習のめあて】
・さんすうのテストで100てんとるために、しっかりみなおしをする。
・かん字ドリルをきれいにかきます。
・たいいくでまだできないわざをれんしゅうするぞ。
・ずこうでかわいいさくひんをつくるために、いろいろなくふうをする。
・こくごの文しょうもんだいをがんばりたい。
・すてきなのをつくるためにくふうする。
・1000までのかずをおぼえる。
・かけざんをがんばる。
・字をていねいにかく。
【生活のめあて】
・1年生にやさしくする。
・せいりせいとんをする。
・おちてるゴミをひろう。
・みんなでたのしくやりたい。
・とうばんのしごとをわすれずにやる。
・ひる休み、中休み、いっぱいあそぶ。
・いつもげんきにあいさつする。
・みんなとなかよくする。
・きゅうしょくをきれいにたべる。
・そうじをがんばる。


どの学級も1年生に学校案内する計画中


2年3組からの眺めが気持ちよいのです

第23代校長(平成2~4年) 木下邦太朗先生の思い(4月14日)【学校の伝統1】


在職当時の木下校長先生


創立100周年記念碑

昨日、薫泉4月号をご覧になった本校第23代校長の木下邦太朗先生から、わざわざ励ましのお電話をいただきました。現役の校長としては、とてもありがたいことです。

木下校長先生は、開校100周年を迎えていた時代(1991年度・平成3年度)の校長先生です。
今年度の薫泉4月号に、あえて私が書きました、「薫泉学校から周年を数える考え」つまり、8年後に薫泉学校創立150周年という計算に変えるということについての応援のお言葉をいただいたのです。
そもそもこの話題が持ちあがったのは、開校100周年の時だということです。薫泉学校の創立である1878年と、矢口尋常小学校の開校である1991年に、13年間のずれがある。各年代の周年記念誌には、薫泉学校が始まりだと明確に記録してきたのに、開校50周年の時(1941年 昭和16年)にこれが狂ったらしい。他校では前身の学校創立から周年を数えていることがほとんどなのに、矢口小学校はそうではないのがおかしい。100周年の時に、このような話し合いまでなされたということなのです。
この頃のPTA会長である第24代・藏方庸光さんや同窓会長だった都築保二さん(第19代PTA会長)、そして地域の方々も含め、どこかのタイミングで薫泉学校から周年を数える体制に変えようという同意が得られているということです。それだけでなく、100周年当時の大田区長であった西野義雄区長も同意されたということです。

さらに歴史的な話題をあげますと、学校だより「薫泉」という題名も、100周年の年(1991年)の4月号からこの題名に変え、それが現在まで続いているということです。
最後に、正門に外から向かって右側にある「創立100周年記念碑(タイムカプセル)」についても教えていただきました。タイムカプセルを開ける予定は、記念碑の裏面に示されている(写真参照)ということです。その文面をそのままここに書いておきます。

(碑文)
矢口小学校創立100周年を記念し、ここに記念碑を建立し、学校・PTA・地域・同窓会の思いをタイムカプセルに託し収納する。
開封は 21世紀幕開けの10年後・20年後 本校の前身 薫泉学校の創立より150周年に当たる37年後に行うこととする。
平成3年11月16日
第23代校長 木下邦太朗
寄贈 矢口小学校創立100周年を祝う会

木下邦太朗校長先生には、これからも長くお元気でいていただき、150周年の記念式典には参列していただかねばなりません。それを現役校長として深くご祈念させていただきます。

児童の130周年委員会、活動スタート(4月13日)【児童の様子3】


130周年委員会発足

開校130周年を迎えた今年度、高学年の委員会活動に「130周年委員会」を今年限定で発足させました。
今日はその委員長や副委員長決めをしました。
具体的にどのような活動をしていくのか、前例がありませんから、委員のみんなで考え出していくしかないという、極めてレベルの高い委員会活動になります。
子どもたちから出たキーワードは、「楽しく」「みんなで」「地域と学校」「歴史」「盛り上げる」など、学校全体だけでなく、地域全体を巻き込んでいけるかどうかの取組となります。
130周年スローガンの「130周年おめでとう みんなで協力 笑顔であいさつ 未来につなげ!矢口魂!」を実現していくための委員会活動です。
さあ、どのような学校の歴史を作ってくれるでしょうか。私も心から、頑張ってほしいと期待しています。

家庭科新人教員 頑張る(4月13日)【授業紹介2】


5年1組の家庭科授業風景


授業の予定を提示

今日の1時間目は、5年生が初めて学習をしていく家庭科の授業に入りました。
家庭科専科教員は、今年度、新規採用で着任した教員なので、日々、「校長先生、たくさん授業を見ていただき、ご指導ください。」と頼まれています。
そこでさっそく授業観察に入ったというわけです。

今日の授業のよい点をあげます。
(1)授業の開始時には、初めての家庭科でもあるし、初めて習う先生でもあり、児童は少し興奮してしまうものです。今回は、「静かにしましょう」という指示をすることはせず、児童が静かになるまで黙って待っているという無言の指導をすることができていました。これは、年度当初に私が教員に指導した「普通の教師は言わなければならないことを指示する。良い教師は分かりやすいように解説する。優れた教師は自らやってみせる。そして、本当に偉大な教師というのは子供の心に火をつける。」というウイリアム・ウォードの言葉を、教育実践に活かした姿でした。つまり、説明せずに、自らやってみせたということです。
(2)男女とも「さんづけ」で名前を呼ぶことができている。ジェンダーフリーの観点からも、こうした姿勢は今の教員には必要なのです。すでにそれが身に付いていることは素晴らしい。
(3)写真のように、授業の予定をミニホワイトボードで提示することで、児童は見通しをもって学習することができる。
(4)「見えにくい人はいませんか。」と視力への配慮もできている。
(5)パワーポイントの教材準備にかなりの力を注いでいる。
(6)授業の中の取り上げた方がよい児童のつぶやきを拾うことができている。
(7)声の質がよく、もし児童がよそ見をしていたとしても、言葉が耳に入ってくる響き方をしている。

短時間の授業観察でもこのような指導がされていました。
5,6年生の保護者の皆様、よろしくお願いいたします。

3年生国語・詩の授業「どきん」 1年生は給食シミュレーション(4月9日)【授業紹介1】


3年3組国語「どきん」

新学年の授業が始まり、今日で3日目となりました。
学級の組織作りも、ほぼ完了し、どの学級も本格的な学習に入ってきました。
今日、校長は3年3組の国語の授業に入りました。
担任は今年度、他区から転入した教員なので、校長としてもどのような指導をするのかを早めにつかんでおきたいものです。
保護者の皆さんも気になりますよね。
安心してください。とても楽しい授業が行われていましたよ。
3年生の国語のスタートは、谷川俊太郎さんの詩「どきん」です。
まずはじめに安心したことが、担任の声の響きがとても良いことです。
これは指導をする上で、非常に大きな力となるのです。
私自身も、どういう声を出して、どう聞かせるかというボイストレーニングを重ねてきたほどです。
まったく同じ指導をしても、声の質によって、人の受け止め方は変わってしまうものです。
今回の担任の指導は、声の速さ、大小、強弱、豊かな表現力で、子どもたちを魅了しいました。

一方、4年生は学年体育を校庭で行っていました。
クラス対抗のリレー学習です。
写真は、3年3組の廊下から撮影したものですが、子どもたちも担任も、全員が楽しく学んでいる様子がビンビン伝わってきたため、思わずシャッターを切りました。

さらに、1年生の教室では、来週の月曜日から始まる給食に向けて、みんなで準備をするシミュレーションをしていました。
給食の準備は、いきなり食材の入ったもので行ってしまったら、間違いなく何かが起きるに違いありません。
安全に準備をするためには、事前の練習は必須です。
1年生の子どもたちも、担任教員の指示を神妙な表情で受け止めながら、慎重に準備練習をしていました。
それでもおそらく来週の給食では、落としてしまったり、こぼしてしまったりという失敗があるのが当たり前。
でも、失敗から学ぶのが学校です。
複数の教員が1年生の応援に入り、見守る体制を組む予定です。


学年でのリレーを行う4年生


1年生は来週から始まる給食の準備練習

児童の組織作り(4月8日)【児童の様子2】


給食スタート

今日から給食も始まりました。
1回目は写真のように、みんな大好き、カレーライスです。

4月、学校のはじまり期を「学級づくり」とよく言います。
学級集団は烏合の衆になってはいませんから、各学級で児童の役割分担を次々に決めていきます。
「日直の順番」「給食やそうじ当番」「学級内の班や班長」「学級委員長」「係分担」「委員会委員長」「なかよし班長」「クラブ長」など、決めなくてはならない児童の役割分担は、学年があがるごとに多くなります。これらの仕事を児童が主体的に行ってくれることで、学校や学級という組織は成り立ちます。
また、大人の会社の経営ビジョンと同じように、学級組織には進むべき未来イメージ、そして目標が必要です。多くの学級では、担任がファシリテーションし、児童の話し合いで決めていきます。
今週の3日間は、こうした組織作りが続いていますので、2年生以上のお子さんがいるご家庭では、「学校で何の係になったの?」「どんな係でも、みんなの役に立てるように頑張ろうね。」という話題で受け止めてくださると、きっとお子さんの励みになるでしょう。

それから、2年3組の皆さん、今日は担任がお休みだったので、1時間目の国語は特別に校長が授業させてもらいました。
谷川俊太郎さんの詩「うとてとこ」を教材にして、脳に汗をかくような、たくさんのことを考えました。
授業の最後には、「君たちは今日の授業で、言語感覚という言葉の力と、想像力という物事を思い浮かべる力が、グンと伸びましたよ。」と褒めました。
とても楽しかったようで、子どもたちは職員室に帰る私に、教室の窓からいつまでもいつまでも手を振ってくれました。

やる気の新学期! 新鮮な気持ちでみんなスタート!(4月7日)【児童の様子1】

1年生は、いよいよ小学校生活をスタートしました。
これからの6年間で、小学生は大きく成長していきます。
まずは1日も早く、学校生活に慣れてもらうことが大事です。
保護者の皆様のご支援をどうぞよろしくお願いいたします。

休み時間に校長室の窓から校庭を見ると、4年生が新担任の所から離れない様子でした。
ぜひ良い関係を築き上げて、大きく成長する1年間にしてほしいと願います。

今日から学校のすべてが、新学年、新学級に入りました。
どの学級も、4月のこの時期は、1年で最もやる気に満ちています。
その中でも6年生は、黙々と下級生のための仕事である「教科書運び」をしてくれました。
下級生は、このことを当たり前のことと思ってはいけません。
そもそも、自分の教科書ですから、自分で取りに行くのが本来あるべき態度なのです。
しかし、矢口小の6年生には「下級生のお手本となる」という伝統が引き継がれています。
ですから、6年生にとっては、この仕事が当たり前になっています。
子どもも大人も、6年生の奉仕的行動に、感謝の気持ちをもってほしいです。
「6年生、ありがとう。ご苦労様。」


1年生、先生に名前を呼ばれたら「はい!」と元気な返事


休み時間に新しい担任の先生を囲む4年生


学校中に思い教科書を配る6年生


力持ちの6年生でも1人では運べない

入学式の校長の話(4月6日)【校長訓話1】

1年生の皆さん、入学おめでとうございます。
入学式は小学校で最初の授業ですから、今から皆さんにも少し声を出してもらいますね。
矢口小学校の子どもは、あいさつが日本一じょうずでなくてはならないのですよ。
そこで、これからお世話になる先生方にもあいさつしましょうか。
真ん中から、左側の子は左に顔を向けて、右側の子は右に顔を向けて、「よろしくお願いします。」といっておじぎをしてみましょう。
先生方の方を向いて。では、いきますよ。「よろしくお願いします。」
(1年生「よろしくお願いします。」とあいさつ)

ここにいる102人の皆さんは今日から、矢口小学校の1年生のお友達となりました。
「1年生になったら、友達100人できるかな」という歌がありますが、それよりも多いお友達が入学しました。
たくさんいるお友達と、どうぞ仲良く、安心して矢口小学校に通ってください。
矢口小学校の先生たちも、そして2年生から6年生までのお兄さんやお姉さんたちも、皆さんの入学を楽しみに待っていました。
なにかあったらやさしい6年生に相談してくださいね。

矢口小学校の大切なお約束があります。それは「よ・い・こ」です。
「よ」は、よくかんがえる子
「い」は、いつもげんきな子
「こ」は、こころやさしい子
この3つのことを、今日から毎日やってみましょう。

保護者の皆様、本日はお子様の御入学、おめでとうございます。
今年度、矢口小学校は開校130周年を迎えています。
PTAの130周年スローガンも「みんなで創ろう!矢口の未来!」と決まっております。
世情は相変わらずのコロナ禍ではありますが、ご家族の日々の健康管理を入念に行うことにご協力いただき、130周年の歴史をお祝いする様々な取組が予定通り行われるよう、ご協力をお願いいたします。

それでは、1年生の皆さん、矢口小学校の「よ・い・このお約束」を、何も見なくても言えるように、しっかり覚えて、楽しい小学校生活にしていきましょう。
これで、お祝いの挨拶とさせていただきます。

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矢口小学校

住所:〒146-0095 大田区多摩川一丁目18番22号
電話:03-3759-9618
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