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校長室の窓・子どもの心の宝探し(令和4年2~3月)

更新日:2022年3月25日

このページでは、校長が学校のことをお伝えします。
新型コロナウイルス感染症対応で、なかなか学校を公開できないため、できる限りたくさん記事にしていきます。
また、今年度の矢口小の重点教育である、お互いを「受け止める」ことを充実させるためにも、御家庭でのお子様との話題作りにお役立てください。

3学期の合い言葉は「なぜなぜ思考でいこう!」です

学ぶ力を高めるためには、どんなことにも「なぜだろう?」と疑問をもつことが大切です。
あたりまえに感じることでも、「本当にそうなのか?」と疑問を投げかけると、ちがった角度から物事を見るようになり、だれも気がつかなかったことを発見することがあります。
この「なぜなぜ思考」が身につけば、登下校で歩いている時でさえ、見えたものや聞こえたもの、におい、触れたものに対して、「あれはなんだろう?」と考えることが始るでしょう。
こうして1日中、いつでも学んでいることになりますから、当然、頭が良くなります。
どんなことでもよいので、とにかく何か考えているという時間を、できるだけ増やしていきましょう。
3学期は、子どもも大人も、みんなで「なぜなぜ思考」でいきましょう!

卒業式の式辞(3月24日)

6年生から5年生へのバトン(3月22日)

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卒業式リハーサルの様子

コロナ禍の影響で、ここ3年間の卒業式は、在校生の代表である5年生が出席できない状況が続いています。
6年生の立派な姿、晴れの舞台を5年生にも見せたい。そんな教員の思いから、ならばリハーサルに5年生を参加させて、保護者席で参観させればよいという案が生まれました。
3月22日(火曜)の午後、卒業生入場前のスライド映写から始まり、入場、証書授与、式辞、卒業の言葉、退場までの、本番と同じ流れを5年生が見ている前で行うことで、6年生から5年生への学校の伝統精神のバトンが渡されたような空気感でした。
きっと5年生も、いよいよ最高学年になるんだという決意が固まったことでしょう。

試行錯誤する七輪体験学習(3年生)


七輪体験する3年生

輝く太陽の下、3年1組が七輪体験学習を行いました。
マッチをすったことのない子どもたちも多く、このような体験学習はとても貴重なものです。
七輪のしくみや、空気の流れの必要性など、事前の知識は得ているのですが、実際に火をつけていくとなると話は別です。
どのグループも、はじめはなかなか火がつきません。
そこで、どうしたらうまくいくか、試行錯誤していくことになります。
この試行錯誤する学習過程が一番楽しいはずなのです。
そして一番、脳が活性化されている状態になるため、子どもたちの表情は生き生きと輝くのです。


上手に燃えている


木曜日に作った海苔を焼いてみよう

全校朝会の話「会釈というあいさつもある」(3月7日)

【6年生のあいさつ】
3月7日、月曜日、今日は清々しい青空ですね。
私たちが、この矢口小学校で過ごせるのも、あと14日間となりました。
毎日の授業はもちろん、休み時間や給食、清掃活動や登下校など、友達や先生方と過ごす日々が名残惜しいものに感じています。
どうか皆さんも、今のクラスでの生活を、存分に満喫してください。
それでは朝のあいさつをしましょう。おはようございます。

【校長の話】
「おはようございます」はあいさつの言葉ですね。3月の第2週に入りました。もうすぐこの学年が終わります。今、6年生が言ってくれたように、残り14日ということです。
矢口小学校はあいさつがよくできると言われています。今日はあいさつの歌を聴くところから始めましょう。
(「外部サイトへリンク 新規ウインドウで開きます。あいさつは魔法の力(外部サイト)」をみんなで聴く)
この歌、いい歌ですよね。一人の勇気あるあいさつが、みんなを変える。学校を変える。地域を変えていく。あいさつは魔法の力がある。だれか一人が勇気を出して、気持ちのよいあいさつをしてみよう、その動いた一人の勇気によって、みんなが変わっていく。最初の一人、これを「ファーストペンギン」と言いますね。最初にだれかが飛び込めば、次々とあとの人が続いていく。そんなすてきな矢口の町にしていきたいなと思います。
さて今、言葉に出してのあいさつもあったのですけれど、日本のあいさつというのは、それだけではないのですね。「会釈」というのもあります。これは廊下で先生方や大人とすれちがった時に、声を出さずに頭を下げる。そうして心を伝えるという方法もあります。ぜひ、これもやってみましょう。会釈もできるようになれば、さらに高いレベルの子どもたちがいる学校と見てもらえることでしょう。
3月です。もうすぐ温かな春です。道路側のクスノキがたくさん並んでいるところには、赤と白の梅の花がすでに咲いています。学年のまとめとして、どうぞ「あいさつの花」も咲かせてください。

【今週の生活目標】自分や友達の成長を見付けよう

6年生 社会科見学 中継


皇居東御苑の見学と昼食


江戸東京博物館に入る


国会議事堂の中です


国会議事堂正面で記念撮影

全校朝会の話「人には見えるものと見えないものがあるという実験」(2月21日)

【6年生のあいさつ】
2月21日、月曜日。今日は清々しい青空ですね。
今日は4年生から6年生にとって、今年度最後のクラブ活動があります。
3年生は待ちに待ったクラブ見学の日です。楽しく活動している上級生の姿をどうぞ見ていってください。
また、25日、金曜日には、6年生を送る会が予定されています。1年生から5年生がどんな演目をみせてくれるのか楽しみです。
今週が終わると来週から、いよいよ3月に突入です。次の学年に向けてラストスパートです。
こまめな手洗いを行う、十分な睡眠をとる、朝昼晩、食事を残さず食べる、基本的な生活習慣を崩さぬよう気をつけて生活しましょう。

【校長の話】
いやいや~、2月3月とね、年度末が近づいてくると、忙しくて首が痛くなってしまいますね。
首が痛くて首が痛くて、突然首がド~っと、取れてしまう!
(校長、首が落ちてしまうマジックを見せる。)
そんなマジックをやってみました。皆さん、ビックリしましたか。もう1回やりましょうか。首が痛くて痛くて、オ~っと取れてしまうのです。
(もう1度、首が落ちるマジックをしてみせる。)
はい、くだらないことはここまでにしておいて、今日は「盲点」という実験をさせてもらいます。
皆さん、今からバスケットボールのパスをしていくビデオを見せます。皆さんにやってもらいたいのは、黒いチームと白いチームがいますから、よ~く集中して、白いチームの人たちが何回パスをしていたか、しっかり数えておいてください。画面をよ~く見て、ボールをよ~く見て、何回パスできたかどうか、数えるんですよ。
ではいきます。
(⇒ 外部サイトへリンク 新規ウインドウで開きます。流したビデオはこちらにもリンクしました(外部サイト)。)
(白いチームがパスした回数は15回  ビデオを見終わって)
さあ、何回パスしていたでしょうか。正解はね、15回パスしていましたね。
さて、ここでもう一つの質問をします。
今、白いチームと黒いチームがバスケットボールのパスをしていた中に、ゴリラが現れたのを見えた人はいますか。たくさんの人は、そのゴリラは見えていないと思います。では、もう1回、ビデオを流しますね。ゴリラが出てくるのを見つけてください。
(ビデオを映す)
はじめはゴリラが見えなかった人、たくさんいたはずですよ。でも一度、ゴリラがいると分かってしまうと、今度は見えなくすることができなくなるんです。
ゴリラが見えなかったしくみは、私から「白いチームのパスだけを、集中して数える」という指示を出したため、脳がそのことに集中してしまい、黒いゴリラがあんなにはっきりと出てきていたのに、みんなには見えなかったのです。これを「盲点」ともいいます。何を言いたいかというと、私たちは、けっこう見えていないことがあるよということなのです。例えば、理科の実験で、こういう実験の結果しか絶対に出ないはずだと思い込んでしまうと、その一つの結果しか見えなくなります。しかし、別の考え方はないだろうか、上から見たり、下から見たり、斜めから見てみたらどうだろうか、いろいろな見方をすることによって、さっきの、あれだけ大きなジェスチャーで通っていたゴリラが見えなかったのに、見えるようになるのです。不思議ですね、人間の脳というのはね。皆さんぜひ、いろいろなことを考えるときに、たった一つの方向からではなくて、たくさんの方向から、なぜなぜ思考をやってみてください。
さて、一番はじめに見せた、首を取ったマジックも、目の錯覚を利用しました。首は取れていませんが、(マジックを再度見せながら)ほらほら、この赤い服が動いただけなのです。これで首が取れるように見えただけなのです。
面白かったですか。今日は皆さんに不思議体験をしてもらいました。今週も元気に学校生活を送りましょう。

【今週の生活目標】時間を守って、外で元気よくあそぼう

気づいたことを行動に移せる3年生の例(217日)

3年生担任から、子どもの素晴らしい姿を報告してもらったので紹介します。

一人目はS.Mさん。111日の始業式の時に、私は次のように話をしました。
一つ提案があります。皆さんは、私が話すことを、『全校朝会メモ』という形で、大事だと思うことを書きながら話を聴くと、頭が良くなりますよ。今まで担任の時は、高学年ばかり教えていましてけれど、こういうふうにメモを取らせることで、みんな勉強ができるようになりましたからね。
これを心でしっかり受け止めてくれたようで、3学期はなにかというとメモを取ることに挑戦しているそうです。担任が忘れているようなことでも、
「先生、あの時、こんな話をしましたよね。」
とメモを見ながら話すそうです。ほらほら、もうすでに頭が良くなっているではありませんか。記憶力がアップしていますよ。
こんなにレベルの高い行動をしている3年生は、なかなかいませんよ。

二人目はK.Hさん。理科の「豆電球の実験」でのエピソードです。
担任が用意した様々な道具のうち、どんなものに導線をつけると豆電球が点くかという実験です。
ほとんどの子どもたちは、一つのものを試してみては、すぐに次のものに移って、豆電球が点くかどうか、次々と実験をしていく中です。K.Hさんは、空き缶一つに的をしぼり、試行錯誤をくり返していたそうです。友達からは、
「空き缶は塗料が塗ってあるから電気を通さないんだよ。」
とアドバイスされたようですが、それでもあきらめません。そのうちに、空き缶の内側に導線を入れるという、だれも気がつかなかった方法を試みました。空き缶の内側と空き缶の底に、いっしょうけんめい導線をつないで電池のスイッチを入れた瞬間、なんと豆電球が点いたのです。ところが周囲の子どもたちは、子どもであっても先入観にとらわれて、にわかに信じがたいことだったようで、
「そんなはずはない。」
「点くはずがない。」
と多くの反論が起こったようです。
百聞は一見に如かず。K.Hさんが、学級のみんなの前で、「空き缶内側と底で豆電球は点く」説を、実験してみせると、みごとに点灯しました。
多様な角度から物事を見ることの大切さを、K.Hさんは学級のみんなに、そして担任にさえも教えてくれたエピソードでした。

このような「子どもの心の宝探し」をたくさんできる学校を目指しています。

「私たちは外来種・アレチウリを駆除したい!」~4年2組児童有志の挑戦(2月16日)


校長室にプレゼンテーションに来た4年生

昼休み。4年2組の有志が校長室に来ました。
「私たちのプレゼンテーションを見ていただけませんか。」
というのです。タブレット端末で作ったプレゼンテーションです。
その内容は、「特定外来種である植物のアレチウリを4年生で駆除しよう」と呼びかけるものでした。

この4年生たちは1月にも校長室に相談に来て、次のように言ったのです。
「多摩川の土手に『アレチウリ』という外来種の草がたくさん生えています。この草をほっておくと、多摩川の土手はアレチウリだらけになってしまいます。私たちは、これは大きな問題だと思いました。4年生全員で、アレチウリを駆除しに行きたいのですが、ダメでしょうか。」
そこで校長の私はこう伝えました。
「君たちの考えていることは素晴らしいことです。でも、校長の許可を得る前に、しなくてはならないことがあります。4年生の担任の先生たちは、このことを知っていますか。4年生のみんなで駆除したいならば、まずは担任の先生たちを説得する必要があるし、学年の友達みんなも、アレチウリを駆除しようと思わなくてはならない。まずはそこにチャレンジしてみましょう。」

それから数週間した今日、この子たちが再び校長室に現れたのです。
「校長先生、アレチウリ駆除のためのプレゼンテーションを作りました。何か直した方がよいところがあれば、教えていただきたいと思って来ました。見ていただくお時間はありますか。」
そして熱心に作り上げたプレゼンテーションを見せてもらいました。
この文章の後に、写真をすべて載せますので、ご覧ください。

4年生有志の今回の行動は、おおいに褒めてあげたいものです。
今、最も求められているきわめて高いレベルの学習行動すべてが、この行動に含まれているからです。

(1)アレチウリが多摩川土手にたくさんあることに気付いた。
(2)調べてみると、とても問題のある外来種だということが分かった。
(3)このままでは私たちの住んでいる多摩川の環境が悪くなるから何とかしたいという思いをもった。
(4)「アレチウリを駆除する」という課題を立てた。
(5)思いを共有できる仲間を集めた。
(6)仲間で話し合った結果、校長先生に許可を得ようと行動した。
(7)校長への相談の結果、意外にハードルが高いことを知った。
(8)それでもあきらめることなく、担任や4年生児童を説得するための知識を得ようと、さらに学んだ。
(9)次に、説得するためのプレゼンを作ろうと、表現力を高めた。
(10)そして校長室に事前プレゼンに来て、アドバイスを得た。

このような「探究につぐ探究をくり返し、深めていく」という学習行動を、全校児童にしてほしいということが、私の毎日の願いです。

さあ、この課題はどのような展開になっていくでしょうか。今後の4年生の学習に期待しましょう。


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全校朝会の話「夢をかなえるゾウ」(2月14日)


「夢をかなえるゾウ(1巻)」を記憶したマインドマップ

「夢をかなえるゾウ」という本を紹介します。
絵を見てください。1年生の皆さん、また変なゾウでしょう。でも、夢をかなえてくれるゾウなのです。このゾウはインドの神様で、名前をガネーシャといいます。手が4本あります。変な神様ですね。
この本は、3巻あります。1巻はね、サラリーマンが夢を叶えていきます。2巻は、お笑い芸人、3巻は、女の人が夢を叶えていきます。3巻にはブラックガネーシャというのが出てきます。
この本を書いたのは、慶応大学出身の作家さんで、水野敬也さんです。主人公はもちろんガネーシャです。
1巻では、このガネーシャから出される25個の課題をクリアしていくと、皆さんの人生に成功していくという物語です。私たちも人生に成功したいですね。1巻をまとめたマインドマップをかいてみました。校長室の前に掲示しておきますね。
この25個の課題の中から、小学生でもできる課題を10個選んでみました。すぐにでもできますから、やってみてほしいんですね。皆さんの人生が成功の方に動いていきますよ。成功するならやってみるしかないです。今日からあなたもやってみましょうよ。
これから10個言いますから、「もうやっているよ」という人は、教室で手をあげましょう。担任の先生方、誰が手をあげているか見てあげてくださいね。
(1)靴をみがく(洗う)
(2)募金をする
(3)トイレそうじをする(自分の家のトイレでよいですよ)
(4)自分をほめる
(5)自分自身のことを人に聞いてみる(得意なところ、苦手なところ)
(6)自分は運が良いと口にする
(7)明日の準備をしっかりやる
(8)誰かをほめる
(9)身近な人を喜ばせる
(10)人のよいところをまねする
これら10個ならば、小学生でもできるだろうと思って紹介しました。
これらを習慣にすると、いろいろなことが成功の方向に進んでいくという本を紹介しました。
ぜひ読んでみてください。
次回は「人には見えるものと見えないものがある」という実験をします。楽しみにしていてください。

6年生・税に関する「絵はがきコンクール」入選者が4名(2月4日)

6年生が夏休みの課題として取り組んだ、税に関する『絵はがきコンクール』において、4名の子どもたちが入選しました。
来週月曜日の全校放送朝会で表彰します。

大田区教育委員長賞 6年1組 S.Aさん

法人会長賞 6年2組 N.Rさん

女性部会長賞 6年1組 O.Kさん

入選 6年1組 S.Tさん

最高学年として、ますます活躍する6年生に、大きな拍手を送ります。

ここ2週間、感染症が猛威を振るい、感染防止のための様々な対応に、連日、教職員全員で全力をあげて取り組んでいます。
まったく油断はできませんが、本校では、ここでいったんは、落ち着く傾向に入った様子が見られます。
各ご家庭でも、引き続き、入念な予防をお願いいたします。

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