5年生 社会科の学習
更新日:2023年2月21日
社会科「情報産業とわたしたちのくらし」の学習では、テレビや新聞など、情報を発信する側の工夫や努力、わたしたちの生活の中で情報が果たす役割などについて学習しています。
第1時の授業では、新聞のテレビ欄をもとに、よく見るテレビ番組について友達と話しました。「このバラエティ面白くて毎週見ているよ。」「自分はアニメをよく見ているよ。」「朝は必ずニュースを見てから学校に来ているよ。」「うちも同じテレビ局のニュース見ているよ!」など、普段自分たちが見たり聞いたりしているテレビの情報について活発に話している様子でした。新聞を見ながら楽しく話し合っていくうちに、子どもたちはあることに気付きます。それは、『テレビの番組で一番放送されているのは、ニュースである』ということです。聞いてみると、学級のほとんどが毎日必ずニュースを見ているという結果でした。
そこで、”ニュース番組”に焦点を当て、ニュース番組がどのように放送されているのかを考え、グループで疑問・それについての予想を出し合いました。「放送する情報はどのように集めているのだろう。」「1つの番組をつくるのに、何時間くらいかかるのかな。」「外国からの情報は、どうやって届くのだろうか。」「現場の人からの情報も頼りになるはず。」など、ここでもたくさんの意見が出されました。
ここからは、子どもたちから出た疑問をもとに、実際にニュースをつくっている放送局の仕事や、ニュースが視聴者に与える影響などについて学習を進めていく予定です。今の時代は、スマートフォンなどの普及に伴い、情報を得る手段がたくさんあります。あふれている情報の中から、必要な情報を正しく選んで活用する大切さや、メディアリテラシーについても具体的に考えさせていきたいと思います。