6年生 大仏を描きました
更新日:2022年11月23日
本日は6年生が、入五小では毎年恒例となった「大仏作成」の日でした。
社会科で学んだ大仏とは、人々が平和への願いを込め、何年もかけて一生懸命に作成したものです。今回、6年生が取り組んだのは、この大仏の原寸大をベースに、自分達で校庭に大仏を描くというものでした。初めは、お手本となる絵を見ながら、「あーでもない」「こーでもない」と、四苦八苦する様子を見て、「本当に完成するのか?」と、正直不安な気持ちもありました。
でも、時間が経つにつれ、子どもたちの表情からは笑顔が消え、全員が本当に真剣な表情で、1つ1つ手本と見比べながら細かな線を描いていきました。男女が共に声を掛け合い、担当する場所以外にも積極的に手伝う姿は、大変頼もしいものがありました。それぞれのパーツが出来上がり、大仏の全体像が見えてくると、さらに子どもたちのテンションは上がりました。下書きの線を消したり、線の薄いところを濃くしたりする作業も含めて、誰も手を抜くことなく取り組み、時間内に完成させることができました。
1組2組という学級の垣根を超え、6年生全員が協力し合う姿は、見ている私たちも胸が熱くなる瞬間がありました。完成した大仏も、なかなかの出来栄えで、屋上から見下ろした際には全員から感嘆の声が上がるほどでした。今年は90周年となる入新井第五小学校。全員で描いた大仏にも「90th」の表示を追加し、プレミアムな活動となりました。
最後は全員で並んで笑顔で記念撮影をしました。また1つ、卒業に向けた6年生としての素敵な思い出の1ページが綴られました。