小数÷小数、しかも、「あまり」あり。(5年生)
更新日:2023年6月2日
5年生は、今、小学校算数の中でも、特に、つまずきやすい「小数のわり算」の学習をしています。
本時の問題は、小数÷小数でしたが、10÷2のような整数同士のわり算と違い、イメージすることは難しいですね。
しかも、子供たちが挑戦したのは、「2.5mのリボンを一人に0.7mずつ配ると、何人に配れるか。」という「あまり」のあるわり算の問題です。
今回は、実際に2.5mのリボンを見ながら考えることで、あまりが4mになることはおかしいということを視覚的にも感じ取ることができていました。
そして、どうして、あまりが0.4mになるのか、子供たち同士でその理由について考えを出し合いました。
機械的に計算することが必要な場面もありますが、どうしてそうなるのかを思考したり表現したりすることでより深い学びが生まれます。
大田区立大森第三小学校長 桐田 裕貴