道徳~本当の自由~(5年生)
更新日:2024年1月17日
道徳の時間に、「うばわれた自由」という教材を通して、本当の自由、そして、それに伴う責任について考えました。
事前に行った「自由」についてのアンケート結果を通して、学級のみんなが考える「自由」を知ることで、「自由」について考える心構えをつくりました。
この教材のあらすじは、「ある国の王子が、森での狩りについて国の決まりを守らず、それを指摘した森の番人を牢屋に入れてしまう。数年後、王になった王子は、勝手な振る舞いの結果、裏切りに遭い、牢屋に入れられてしまう。牢屋であのときの森の番人に出会い、牢屋から出されることになった森の番人に言われた言葉から本当の自由について考えることになる。」といった内容です。
5年生の様子から、自分の意見を発表したり書いたりする中で、「自由」と「責任」について考えを広げたり深めたりしていることが伝わりました。
この時間の学習が、日常生活の具体的な場面で、「善悪」や「自由と責任」ついて、判断したり考えて行動したりしなければならないときに、ふと心の中で足を止めることにつながるのではないかと思います。
1時間ずっと授業の様子を観察しましたが、5年生の授業態度が素晴らしかったです。
大田区立大森第三小学校長 桐田 裕貴