東京都の火山災害(4年生)
更新日:2023年9月6日
4年生の社会の時間では、今、「火山災害」について学習をしています。
大田区の子供たちは実感しづらいかと思いますが、東京都では、1986年に、本土からも見える(伊豆)大島の全島民が、火山の噴火に伴って避難をしたことがあります。
私が以前住んでいた鹿児島県では、桜島が日常的に噴煙を上げており、火山灰が降ることも振動で学校の窓ガラスが揺れることもしばしばありました。(県内でも地域によります。)
伊豆大島の火山は、歴史上、たびたび大噴火をしており、島そのものが一個の活火山です。
今日の学習では、そのことについて確認した後、「どのようにして避難を成功させたのか。」「どのような人たちが避難に関わったのか。」について考え、タブレット端末で共有しました。
学習を通して、災害時の行政や住民の取組について学ぶとともに、日本の様々な地域に住む人たちの暮らしについても知る機会になったことと思います。
大田区立大森第三小学校長 桐田 裕貴