あなたならどうする(3年生)
更新日:2025年6月24日
「日曜日の公園で」という教材を通して、相互理解や寛容について自分の心と向き合いました。
この教材の内容は「友達数人と公園に集まってゲームをすることになった『ぼく』は、やっとゲームを買ってもらえたこともあり喜んで参加した。しかし、20分程ゲームをしたところで、唯一、ゲームをもっておらず友達がゲームをする様子を見るだけだった『よしき』のの立場を考えて、みんなでおにごっこをすることを提案した『たくや』と意見が対立する。」というお話です。
対象の遊びがゲームではなくても、3年生のこどもたちが遭遇しそうな状況です。
実際、先生が読み聞かせたこのお話を聞きながら、
「分かる。」
「似たようなことあります。」
「あっ、なんか思い出してきた。」
「ぼくのことみたい」
といったことを口にしていました。
意見が一致しなくても、相手の立場や気持ちに気付き、大切にしようとする心情を育むことが、この時間の主なねらいですが、それと同時に相手の考えを尊重しながら自分の考えをうまく伝えることも大切です。
道徳の時間を柱に、学校生活全体を通して、相互理解や寛容について、考えさせる場面を大切にしていきます。
大田区立志茂田小学校長 桐田 裕貴
この教材のある場面について、話合いをしました。
話合い後、自分の考えを整理しました。
役割演技を通して、登場人物の気持ちに迫りました。
ノートにも学習の足跡を残しました。