「ちいちゃんのかげおくり」(3年生)
更新日:2024年10月1日
「ちいちゃんのかげおくり」は、戦争に行く前のお父さんに「かげおくり」を教えてもらったちいちゃんを通して、戦争の悲惨さや家族の絆を描いた作品(あまんきみこ作)です。
3年生も想像できる、そして、いつの時代も変わらない「空」を軸に物語が進んでいきます。
今日は、最後の場面のちいちゃんの気持ちについて考えました。
その際、ちいちゃんの心情を読み取る上で、手掛かりとなる語や文を見付け出すことを押さえました。
私が3年生くらいの頃、学校で「対馬丸―さようなら沖縄―」というアニメーション映画を観ましたが、こどもの頃に観たり学習したりした「戦争」や「平和の大切さ」は深く心に残ります。
大森第三小学校が開校100年を迎える2025年は、戦後80年の年でもありますが、戦争の悲惨さ以上に、平和の大切さや生命の尊さについて学ばせていきたいと考えています。
大田区立大森第三小学校長 桐田 裕貴