戦後80年を迎える年に(6年生)
更新日:2025年1月22日
戦争中に、人々がどのような生活をしていたのかを資料から読み取る学習をしました。
6年生の社会科では、「政治・歴史及び国際社会について理解し、資料を使って、適切に情報を調べてまとめている。」ということが、評価の観点のうちの一つです。
授業の導入では、戦時中に町の至る所に設置された「日本人ならぜいたくは出来ない筈だ!」という看板などの写真を見て、当時の生活を予想しました。
その後、資料集などを基に調べたことを、「衣類」「食べ物」「住居」「学校生活」に分けて発表しました。
特に、衣類の配給券を見たときに、
「1年間に、一人分がこれだけなのか。」
「地味過ぎる。」
「最低限、必要なものはこれとこれかな。」
など、当時の人たちの暮らしを想像している様子がうかがえました。
戦後80年を迎える2025年は、学校教育だけではなく、テレビやインターネットなどをとして、例年以上に、戦争のない暮らしの大切さを実感する年になることと思います。
大田区立大森第三小学校長 桐田 裕貴